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コメント
8件
まさかの急展開…!!続きが気になりすぎる😭💗

最高です!続き待ってます!

そんなふうに言わないでよ風見😭号泣しちゃったよぉ😭深緒を責めないでぇ😭これからどうなっちゃうのぉ😭 今回は号泣しました🥹最高です🥲 続きもめっちゃ楽しみにしてます🙏
最近また、降谷の帰宅時間が遅い。それどころか帰ってこない日が続いていた。
仕事が忙しいのは今に始まったことじゃない。何日も帰ってこないことなんて前からあった。
少し前なら、こういう日も平気だった。 でも今は。
一緒に食事をするようになって。 たわいない会話をするようになって。 「おかえりなさい」を言うのが、当たり前になってしまった。
だから。静かな部屋が、少しだけ広く感じる。
この2週間。最初はあった『今日は帰れません』の連絡も、ここ最近は無かった。
深緒は小さく息を吐くと、ソファから立ち上がった。
松田深緒
ーーーーー
昼下がり。コナンはポアロを訪れていた。
梓
江戸川コナン
コナンは頬杖をつきながら、店内を見回す。安室の姿がない。
ここ最近、ほとんど顔を出していないらしい。
梓
江戸川コナン
コナンは少し考える。 “降谷さん”という通知。 男の同居人。 そして、あの電話。 全部が繋がりそうで、でも決定打がない。
江戸川コナン
梓が少し首を傾げる。
江戸川コナン
梓
コナンは慌てて笑う。
江戸川コナン
梓
梓は少し迷った顔をした。それから、小さく声を潜める。
梓
江戸川コナン
梓
紙へ住所を書きながら、小さく笑う。
梓
江戸川コナン
コナンは紙を受け取る。その目は、もう完全に探偵のものだった。
ーーーーー
エントランスのオートロックは、別の住人について行って入れた。
部屋の前。 チャイムを鳴らす。 ガチャ、と扉が開いた。
顔を出したのは、部屋着姿の深緒だった。
松田深緒
江戸川コナン
コナンは数秒固まる。 そして、ゆっくり部屋番号を見る。もう一度深緒を見る。
江戸川コナン
松田深緒
江戸川コナン
その瞬間。深緒が、「あっ」という顔をした。
松田深緒
それから普通に頷く。
松田深緒
江戸川コナン
あまりにも自然に認められた。逆に処理が追いつかない。
江戸川コナン
松田深緒
江戸川コナン
松田深緒
江戸川コナン
深緒はきょとんとしていたが、やがて少し笑った。
松田深緒
松田深緒
江戸川コナン
深緒は困ったように肩をすくめる。
松田深緒
リビングへ入った瞬間、コナンは静かに部屋を見回した。
男物のスーツ。無造作に置かれたネクタイ。二人分のマグカップ。 テーブルの端には、安室が読みそうな英字新聞。
ここで安室透が生活している。その事実が妙に生々しい。
松田深緒
江戸川コナン
深緒は慣れた手つきでマグカップを二つ並べる。
松田深緒
江戸川コナン
思わず聞き返す。深緒は普通に答えた。
松田深緒
コナンの頭痛が悪化する。
江戸川コナン
松田深緒
江戸川コナン
その時。
ピンポーン。
インターホンが鳴った。
松田深緒
深緒がモニターを見る。そこに映っていたのは、スーツ姿の男。
松田深緒
深緒が玄関へ向かう。 扉を開けた瞬間。空気が変わった。
風見
松田深緒
男は警察手帳を見せた。
風見
”公安“ その単語に、コナンの目が鋭くなる。
風見の視線が、一瞬だけ室内のコナンを捉えた。 だが、今はそれどころじゃない。そんな顔をした。
風見
深緒の表情が変わる。
松田深緒
風見
一瞬。音が消えた気がした。
松田深緒
風見
深緒の顔から血の気が引く。
松田深緒
松田深緒
松田深緒
風見
はっきり遮られた。風見の目は冷たい。
風見
江戸川コナン
コナンが息を呑む。 深緒は意味が分からないみたいに、風見を見つめていた。
風見は感情を押し殺した声で続ける。
風見
風見
深緒が息を呑む。
風見
風見
静かな声だった。でも。怒りが滲んでいた。
深緒は何も言えない。
風見
深緒の肩がぴくりと揺れた。
風見
言葉が、重く落ちる。
風見
指先が小さく震える。
風見
風見
風見
風見
呼吸が浅くなる。
風見
風見
風見
風見
その言葉が、胸へ深く突き刺さる。
風見
松田深緒
風見
深緒の顔から、みるみる血の気が引いていく。
コナンが思わず顔をしかめた。さすがに言い過ぎだ。 でも。風見は止まらない。
風見
風見
風見
一歩、風見が踏み込む。
江戸川コナン
風見
風見は真っ直ぐ深緒を見た。
江戸川コナン
コナンが顔をしかめる。ただ、反論の言葉は出てこなかった。
深緒の目が、焦点を失っていく。
風見
風見
静かな声。それが逆に残酷だった。
風見
風見
松田深緒
松田深緒
ようやく絞り出した声は、驚くぐらい細かった。 息が苦しい。うまく前を見れない。
コナンが風見を見る。 風見の目は真剣だった。 部下として。降谷零を守りたい人間の目だった。
風見
低い声。時計の針が動く音が、いつもより異様に大きく感じる。
風見
風見
静寂。
風見が、最後に静かに口を開いた。
風見
深緒の肩が小さく揺れる。
江戸川コナン
風見は深緒から視線を逸らさなかった。
感情を押し殺した声。
風見
そう言い残して、風見は去った。
深緒は何も言えなかった。ただ、唇を噛み締めたまま俯いていた。 コナンだけがそんな深緒を見ていた。
何も言い返せないほど、傷ついた顔を。
花梨
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