こむ
こむ
ある日のことだった
5人組がいた リーダーらしき活気ある人が 4人に希望を与えるかのように 力強く話す 周りを照らすような笑顔で 楽しそうに そして、元気で満ち溢れていた
そして彼はこう言った
ここで5人が出会えたことが 奇跡だね!
と その言葉を周りの4人は 笑顔で聞いてはいるが 何か言いたそうにする。 だが、とても幸せそうな 溢れでたような笑顔を浮かべる
一人ひとりが周りを気遣うような 優しい表情をしている
5人の中心にいる人の名は
ドズル
その人は本当に太陽のようで 周りを明るく暖かく柔らかく 照らしている
周りにその人のことを問うと 次は自分たちの番だと 自分たちを、救ってくれたから 次は救ってあげる番だと 互いを思い合うような 優しい絆で繋がっていると 感じるようだ
その人は 孤独に蝕まれている者の頭を撫で 人の暖かさを教えた
その人は 生きる希望を見出せない者の 手を取り優しさを教えた
その人は 評価されずに苦しんでいた者を 抱きしめ今までの苦しみから 解き放った
その人は 才能やこだわりを持ちすぎ 良いように利用されている者に 背中を押し新しい世界を魅せた
その人は 周りからの信頼を天より高く積んだ
それは、 何のためなのだろうか?
タスケテ シンドイ ハヤク コッチヘ オイデ?
ドズル
ぼんじゅうる
おらふくん
おおらはMEN
おんりー
ドズル
ドズル
ぼんじゅうる
おらふくん
おおらはMEN
おんりー
ぼんじゅうる
ドズル
おんりー
おらふくん
おんりー
おおらはMEN
ドズル
おんりー
ぼんじゅうる
おらふくん
おおらはMEN
ドズル
おんりー
ドズル
ドズル
おんりー
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おらふくん
おおらはMEN
ぼんじゅうる
ドズル
おんりー
おんりー
今日のおんりーはなぜか上の空だ
考え込むような仕草が多く 何か悩みでもあるのかと 心配してしまう
おんりーは最近やっと 笑顔を見せてくれるように なったのにな
おんりー視点
これは、今日の朝のこと
まだドズルさん達はきてなくて クラスにいるのは ほぼ喋ったこともない人たち
ずっと殺されそうな視線を向けられて 過ごしてきた俺は クラスの奴らがドズルさんに 気味の悪い目を向けていたのに 気づいていた
なんなら、俺ら5人に 嫌悪が混ざった辛い視線を 向けていた
俺が聞いているのを 知ってか知らずかそいつらは 俺ら5人に不意打ちで 殴りかかる計画を立てていた
俺は、優しさを教えてくれた ドズルさん達に、 恩返しをするんだ 絶対に傷つけさせない
計画によると、今日の放課後 学校の門のところで 尾行をするらしい
尾行?そんなのさせない
今日は家にいてもらわないとな
下校
ドズル
ぼんじゅうる
おんりー
おらふくん
おんりー
おおらはMEN
おおらはMEN
おんりー
何か違和感があるけど おんりーが言うのだから 先に帰ろう
ドズル
ぼんじゅうる
おらふくん
おおらはMEN
おんりー
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
おんりー
クラスメイト
クラスメイト
おんりー
おんりー
おんりー
おんりー
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
ドンッ
バシッバンッ
10人がやられる
おんりー
おんりー
おんりー
クラスメイト
がんっ
おんりー
後ろから、不意打ち… ギリギリ意識保ってたのか… やばっ、クラクラする、 あと、ごにん、だけ… いける
おんりー
残りをやりきる
はぁっ、早く帰って、 手当しないと… ガンガンする…目眩も 当たりどころ、悪かったのか くそっ…
おんりー
おんりー
ドズル
ぼんじゅうる
おらふくん
おおらはMEN
ドズル
ぼんじゅうる
おんりー
ドズル
おおらはMEN
おらふくん
おんりー
ぼんじゅうる
おおらはMEN
おんりー
おんりー
おらふくん
ドズル
まぁ想定内、か
まずはおんりー、君から…
早く、はやく、ハヤクハヤク… コッチニキテ
ドズル
おんりー
おらふくん
おおらはMEN
ぼんじゅうる
おんりー
ドズル
おんりー
おんりー
少し狂信者なのがな…
何を言っても 肯定してくれるんだけどね、
ドズル
おんりー
おんりー
おんりー
ドズル
ぼんじゅうる
おらふくん
おおらはMEN
おんりー
おんりー
おんりー
、は、はは… …そこまで知っていて 離れていかないのか すごいなぁ…
他の人から、ってことは もうこっち側なのを 教えてくれたのかな…
おんりー
おんりー
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おらふくん
おおらはMEN
おんりー
おんりー
おんりー
ドズル
ああ、やっぱりおんりーは こっち側だ…
一瞬、心臓を握られたような 圧迫感があった ナレテイル、か おんりー
ボクモダヨ?
おんりー
ドズル
おんりー
ドズルさんドズルさんドズルさん! やっと、気づいてくれた…!!! これで、できる ずっと待ち望んでいたこと!
あぁ、ドズルさん 俺は、あなたがいないとだめなんだ 救ってくれた、あなたがいないと!
お願い 次は俺が救う番だよ 貴方が堕ちようとしてることくらい やっと、貴方の側にいけるよ
おんりー
おさえておかないと、ね
会社でのこと
ドズル
おんりー
おんりー
ドズル
あの事があってから 少し僕はおんりーを警戒中だ
おんりー
おんりー
ドズル
ドズル
おんりー
おんりー
おんりー
おんりー
ドズル
側に、か… 正直言うと怖い 裏切られないよね…? 大丈夫だと断言できないのが 辛い
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
おんりー
ドズル
おんりーは僕に狂気が 溢れ出るような信仰を してくれている なら、大丈夫だと、 認識してしまう自分がいた
ドズル
おんりー
ドズル
どうして僕がこうなったのか 話をしよう
僕は、ある有名で裕福な家に生まれた これだけを聞くと、とても良い事だと 君たちは言うのだろう
決してそんなことはなく 家に恥じぬ行動をしないよう 厳しくキツく育てられた
友と呼べる存在も 中学に入るまで 考えられない程であった
中学に入り、 やっとできたと思った友達は 僕のお金目当てで 奢ることなどを拒否したら いじめが始まった
親はいじめた側ではなく いじめられた、と言う家の恥になる ことをされた僕を怒鳴った
殴られた たくさん暴言を吐かれた 自分でなんとかしろと 言われた
親が 次同じようなことが起こったら あいつが何かに 巻き込まれたことにして 死んでもらうことにする まだ男はいるからな と言っているのを聞いた
確かに弟はいる。 だけれど、いじめられただけで こうなってしまうなんて こんな家族を地獄に落とすために 僕はSNSを使って親の悪事や 子供にしていることをまとめ、 炎上させた
親は他にも罪があったみたいで 捕まっていったよ 弟も 万引きとか暴力とかしていたみたいで 少年院に行った
周りの人達は 一人残った僕が親を捕まえさせたと 避けて、怖がった
僕は一人になった
なんで? 何も悪いことしていないのに
ナンデ?なんでナンデなんでなんで なんでナんデ
なんで?
僕だけこんな目に遭うのは
おかしいよね
一人ぼっちで理不尽に苦しめられる そんなの耐えられない
だったら、同じ理不尽に苦しめられる 仲間を増やしたらいいんだ
そしたら、
ダイジョウブ
タエラレル
そして僕はみんなを救って 仲間にした
アハッ 早く堕ちてきてね?
僕は昔のことを思い出しながら 次は誰を堕とそうか考えていた
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
おんりー
おんりー
ドズル
おんりー
おんりー
おんりー
ドズル
ドズル
おんりー
おんりー
ドズル
おんりー
おんりー
先生
おんりー
ガラガラガラ
おんりーが教室を出てから めんを堕とすならどうしようか 考えた
そろそろ体育祭だ…!
めんの過去も相まって 良いように堕ちてくれるだろう
…さっきのおんりーの反応が 引っかかる
今までだったら 問いかけにはすぐに答えてくれていた
なにか、隠してる…? 裏切る…は、ないか… なんだろう、
おんりーは何をしようと しているんだろう
おんりー視点
おんりー
おんりー
ネコおじ
おんりー
ネコおじ
おんりー
ネコおじ
おんりー
ネコおじ
ネコおじ
おんりー
おんりー
おんりー
おんりー
ネコおじ
俺はある小さな家庭に産まれた
その家族は最悪だった
なんど死んで欲しいと願ったか
なんど呪われろと願ったか
俺を、己の子供と認識せず 商売の道具として使った
ボロボロの服が普通で 髪なんかほぼ洗ったことはない 外に放り出された時 水で洗うくらいだった
お金が貯まらなかったら 髪を掴まれ引き摺られ 泣いたら叩かれ 縋ったら踏まれた
人の扱いとは思えぬ様に 周りは離れ、逃げていった 自分が動こうとせず 周りに任せ 自分は他人だからと 遠くから此方を嘲笑う
なんど羨ましく思っただろう
なんど恨めしく思っただろう
死にかけたのは 一度二度のことではない 何十、何百のことだ
金を騙し取られたと 怒るやつの対処は俺の役目で 恨まれるのは俺一人 そいつらに殺されかけることもあった なぜか、毎回ギリギリで 生きてしまう
気味の悪い視線は毎日向けられ 親からは殺意を向けられた いつ殴られるかビクビクするのが 嫌だと感じた時 痛みが感じなくなった わからなくなった
耐えてるのが馬鹿らしくなった
そこからは楽だった
心理学の本を買って たくさん、たくさん学んだ 人に殴られる前に行動した
俺は、親を操ることに成功した
こそっと やってほしいことを呟いたり 裏から操っていたら
対抗された
気づかれたらすぐに
殺された
今までの俺はそこで死んだ
今の俺は、 ドズルさんの忠実な信者だ
新しく、ドズルさんに助けられた "おんりー"だ
ドズルさんは 9番と呼ばれていた俺に 名前をつけてくれた 死にかけを、助けてくれた
居場所を、生きる意味を 作ってくれた
おんりー
おんりー
ネコおじ
ネコおじ
おんりー
嗚呼、こいつは敵だ
ネコおじ
おんりー
ネコおじ
ネコおじ
おんりー
おんりー
ネコおじ
おんりー
おんりー
ネコおじ
おんりー
おんりー
おんりー
おんりー
ネコおじ
おんりー
ネコおじ
あいつはネコおじ
俺を一度助けようとした 勇敢?なやつ そこから何回か話しただけだが ドズルさんのことを嘲笑ったのは 許さない
おんりー
おんりー
ドズル
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
ドズル
おんりー
ツギハ
アイツダ
先生
先生
先生
先生
先生
ドズル
おんりー
おんりー
おおらはMEN
おらふくん
クラスメイト
クラスメイト
先生
おおらはMEN
先生
おおらはMEN
おらふくん
おおらはMEN
おんりー
ぼんじゅうる
おおらはMEN
おおらはMEN
ドズル
めん視点
体育祭当日
おおらはMEN
おんりー
おおらはMEN
おんりー
おおらはMEN
おおらはMEN
おんりー
おおらはMEN
おんりー
おんりー
おおらはMEN
足には?周り? どういうことだ?
おおらはMEN
ドズル視点
ドズル
周りの理不尽を受けて 堕ちてきてくれたらいいけど
リレーでめんが走るタイミングで 横を走る違う団の 卑怯が好きなやつに メールで足を引っ掛けることを しれっと伝えた
それでこけて めんのせいって言う 罵倒などがあれば めんのトラウマ、 評価が呼び起こされて 堕ちるはずだろう
我ながら馬鹿なことを しているなと感じる
まぁ堕ちてくれるはずだし 別にいいけど
おおらはMEN
リレーが始まった
俺はアンカーだ
勝たないと俺らの団の勝ちはない 勝たないと…!
クラスメイト
おおらはMEN
他の団の人
他の団の人
すっ
っ、足に気をつけろって そう言うことかっ! ギリギリ気づけたからよかった… まだ、勝てるっ!!!
でも、引っ掛けるほど 恨みあったのか…?
おらふくん
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ドズル
おんりー
!おんりー、後で話聞くよ まずは、勝たねぇとな
おらふくん
クラスメイト
他の団の人
他の団の人
おおらはMEN
先生
おおらはMEN
おらふくん
ぼんじゅうる
ドズル
おんりー
おおらはMEN
クラスメイト
おおらはMEN
クラスメイト
クラスメイト
おらふくん
ぼんじゅうる
他の団の人
他の団の人
おおらはMEN
ぼんじゅうる
おらふくん
他の団の人
おおらはMEN
他の団の人
他の団の人
他の団の人
他の団の人
おおらはMEN
ぼんじゅうる
他の団の人
他の団の人
ビッグボス 君はめんに勝てる可能性は 万が一もないよ ないのに努力するのは、惨めだねえ 多少卑怯なことをしない限り めんには勝てない 君は卑怯なこともできない臆病者だよ
他の団の人
他の団の人
他の団の人
他の団の人
おおらはMEN
おらふくん
ぼんじゅうる
俺ら5人しかしらない ニックネーム それぞれペットや大切なものの 名前からとっている
ニックネーム、ビッグボスは
ドズルさんだ
ドズル
おおらはMEN
他の団の人
おおらはMEN
他の団の人
俺らの間には お通夜のような空気が流れていた
おおらはMEN
おおらはMEN
おらふくん
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
ドズル
ドズル
ドズル
おおらはMEN
ドズル
ドズル
ぼんじゅうる
ぼんじゅうる
おらふくん
おおらはMEN
ドズル
ドズル
ぼんじゅうる
ドズル
ドズルさんの話は、いつも 太陽のように明るかった ドズルさんとは 思えないほどだった
目の奥はどろどろしていて 恐怖を浮かべてしまう
説明していた内容は 理解はできるし とても共感する だけど、俺らはドズルさんの おかげで乗り越えたんだ だからもう堕ちないのに
おんりー
ドズル
ドズル
ドズル
おんりー
おんりー
おんりー
おんりー
おおらはMEN
おんりー
おんりー
おらふくん
ぼんじゅうる
ドズル
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
おんりー
ドズル
おんりー
ネコおじ
ネコおじ
おんりー
おんりーが怪しい人から 渡されたPCを再生すると 怪しい奴らにおんりーから 殴りかかっていく映像が流れた
ぼんじゅうる
おらふくん
おんりー
ぼんじゅうる
おおらはMEN
ドズル
ドズル
おんりー
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
ドズル
おんりー
おんりー
ドズル
ぼんじゅうる
おらふくん
おおらはMEN
おおらはMEN
ドズル
ドズル
ドズル
ドズル
ドズル
おんりー
おんりー
ドズル
ネコおじ
ネコおじ
ネコおじ
おおらはMEN
おらふくん
おんりー
おんりー
ぼんじゅうる
おんりー
おんりー
おらふくん
おんりー
ドズル
ぼんじゅうる
ネコおじ
ネコおじ
ネコおじ
ネコおじ
ネコおじ
ネコおじ
ネコおじ
ドズル
ぼんじゅうる
おんりー
おらふくん
おおらはMEN
ドズル
ドズル
ドズル
ネコおじ
こむ
こむ
こむ
こむ
こむ