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紙飛行機
しんぺい神
俺が何も言わないから彼は考えている
しんぺい神
何か、否定しなければいけない答えが 出てきそうだ…
しんぺい神
違う!って俺が叫ぶと、 彼は残念そうにえ〜と言った
しんぺい神
しんぺい神
俺が口を開くのを待っている様だ
彼には言いにくかったが、 俺は問いを口に出した
グルッぺン
さっきまでの柔らかい空気が消し飛び もの凄く心配された
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
しんぺい神
焦ってるのか、少々早口だった
グルッぺン
彼は少し考えるようにしてから
こう言った
しんぺい神
しんぺい神
彼は困った様な笑みを浮かべた
そうだな、と俺が同意を示すと 馬鹿な質問はやめな?と 軽く言われてしまった
俺が馬鹿じゃないと言うと 馬鹿だよと笑って一蹴されてしまった
医療室の彼は特別仲間思いだから 俺に対しても言葉を選んで言っている
今の答えもきっと迷ってたんだと… 思うんだ
俺が仕事の邪魔して悪かった、 と医療室を出ようとすると
しんぺい神
しんぺい神
分かったと言って扉を閉めた後に
しっかり聞こえたその声に
迷いなんて無くて
しっかりと彼の意思が宿っていた
しんぺい神
神の場合
紙飛行機
紙飛行機
紙飛行機
紙飛行機