るんば
るんば
るんば
るんば
夢を見た
俺がまだ小さい頃の。
小さいって言っても
6年前くらいだ
あの日は
俺たちにとって "忘れられない日"
illma
どれだけ呼びかけても
一向に目を覚まさない
母親の姿。
Lan
静かに泣く長男
慰めながらも 泣いている
次男
suchi
四男と末っ子は 声を荒らげて泣いている
なのに
なのに
アイツは
泣かなかった
hima72
涙を流さなかった
あいつのせいで 母さんとはタヒんだのに
父さんが いなくなったのに
illma
いつもここで 目が覚める
アイツと 話さなくなって
どのくらい経つのだろう
illma
そんなことを考え
寒さに耐えながら 布団の中から出てくる
今日は大学も
仕事もない
OFFの日だ
末っ子の
こさめと遊んでやろうか
そう思いながら
服を着替える
俺は大体起きるのが早い
いつも静かな 寒い廊下を下る
ガタッ
いつもしない物音がした
illma
アイツだった
illma
びっくりした
この時間には 誰もいないと思っていた
illma
ほかの兄弟は 聞いた事のなさそうな
低いトーンの声
hima72
昨日の怪我の 手当をしようと思っていた
でも言葉が出ない
寒い廊下で
自分が震えているのがわかった
illma
そう言って 兄は去っていった
hima72
震えが治まり
昨日の事を思い出し,
手当てしている 傷が痛む
不真面目ではなく 優等生でもなく でも勉強はできる方の
普通の俺
ameno kosame
双子の弟は
いつもクラスの中心
俺とは違う
"別世界"の人間
そして俺は出来損ない
いつもクラスメイトの
冷たい目線を浴びて
放課後には
モブ
モブ
数々の暴力
数々の暴言
モブ
じゃあ殺してよ
モブ
じゃあ兄を説得してよ
そんな届きもしない
俺の気持ち
hima72
消毒をしていた
傷の痛さに
現実に引き戻される。
ピピピッピピピッ
いつもの音が鳴る
昨日は いつもより酷く
手当てしないといけなくなった
起きたくない…
そんな叶わない 思いを背負い
下に降りていく
ameno kosame
illma
楽しそうに話す末っ子
明日,俺たちは文化祭だ。
俺は前には出ないが
兄たちは 休みを取るだろう。
もちろん
弟を見るため。
ガチャ
考えていると
冷たい食器が
重なり合い
音がなった
ameno kosame
ameno kosame
hima72
hima72
ameno kosame
illma
ameno kosame
やっぱり話を終わらす
俺は裏方でよかった
前に出なくて 良かったと思ってる
良かったんだよ。
るんば
るんば
るんば
るんば
るんば
コメント
23件
なっちゃん… いるまだめだぞ! だいたいなっちゃんの嫌われって、 こさるん末っ子で愛されですよね!
続きがみたすぎてみたらしだんg((((
え!?!?なつくんが裏方… 俺がこっそり見ようとしたn…((殴 スイマセン…