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妖怪パロ
国見の過去編
木葉秋紀
なんかさ、
国見英
はい？
木葉秋紀
つまんなくね？
二口堅治
『たしかに』
木葉秋紀
本当に何もしてこないし
国見英
えっ何かされたかったんですか
二口堅治
『どMなんすか？』
木葉秋紀
いやそうじゃなくて
木葉秋紀
なんか暇っつーか監禁されてる感じしないっつーか…
二口堅治
『何もされないならそれでいいじゃないですか』
木葉秋紀
まぁそうなんだけどさ、
国見英
じゃあ暇つぶしに俺の話でもしますか？
木葉秋紀
…妙に積極的だな
国見英
別にいいじゃないですか
二口堅治
『国見の話、聞いたことなかったわ』
国見英
話してないですし、
木葉秋紀
早く教えて〜
国見英
はいはい
国見英
俺、昔妖怪の里みたいなとこにいたんです
子供の頃の話
座敷わらし
くーにみー！！
国見英
なに、？
座敷わらし
狐くんのところ行こ！！
国見英
やだよ、あの人"神の使い"なんだから行っても警備に止められる
座敷わらし
狐くんに話はつけてるから！大丈夫！
国見英
いつそんな話したの…
座敷わらし
昨日の夜！警備さんいなかったから！
俺の村には神の使いと呼ばれる"九尾の狐"の妖怪がいた
その人は神社にいて、いつも巫女さんと警備さんに守られてる
座敷わらし
あっいた！狐くーん！！
？？
はーい！
国見英
"狐くん"って呼ぶのやめなよ、
座敷わらし
えーじゃあ名前教えて！！
？？
んーとね、俺の名前は__
その瞬間だった
ハンター達
見つけたぞ！！ここが妖怪の里だ！！
奥の方でハンター達の声が聞こえてきた
俺たちは巫女さん達に逃げろと言われ、逃げようとした
ハンター達
おっ、みーつけた
ハンター達
希少で価値の高い九尾の狐ちゃん❤︎
？？
な、なんで俺のこと知ってるの…？
ハンター達
ハンター達の中でも噂さてれるからさ
ハンター達
その九尾の狐を生きて連れてきたら昇格！死体だったとしても連れてきたら億万長者！
ハンター達
まさに君は夢の詰まった妖怪さ…❤︎
？？
ひｯ
巫女さんは階段を登ってきているハンター達を倒すのに必死だし、警備さんは全員倒されてしまっていた
座敷わらし
狐くんに手を出すなっ！！
ハンター達
なんだぁお前？お前には興味ねーの
座敷わらし
狐くんは僕たちの大切な友達なの！！
ハンター達
うっぜぇな…！（銃を構える
バンｯ‼︎と大きな音がなり、気づいたら座敷わらしの子の綺麗な着物は赤く染まっていた
国見英
え、？ねぇ！返事して！？ねぇってば！！
？？
死んでる、？
？？
とにかく急いで逃げよう！！
九尾の狐は俺と血まみれの子を抱えて走った
ハンター達
逃すか！ってあれ、？霧が…
ハンター達
くっそ見えねぇ！どこ行きやがった！！
巫女さんがギリギリで霧を出し、助けてくれた。巫女さんもその瞬間に俺たちの方へ駆け寄り、みんなで逃げた
国見英
んでその後落ち着いてから村の様子を見に行ったけど、ハンター達はもういなくて
国見英
妖怪達はみんな連れてかれてた。
国見英
さらに1週間後ぐらいには行き場を失った人間どもの住処になってた
二口堅治
『木葉さん以外にも九尾の狐っているんですね』
木葉秋紀
いや、多分その九尾、俺だわ…
国見英
えっ
木葉秋紀
前神社の方に行った時村に見覚えなかった？
国見英
少しだけ…
二口堅治
『2人は昔から会ってたんすね』
木葉秋紀
そうみたいだな
二口堅治
『ていうかその座敷わらしの子は結局ダメだったんですか？』
国見英
うん
木葉秋紀
え、てかこんだけ俺ら酷いことされてんだからハンター達は攻撃してよくね？
国見英
今更何を
木葉秋紀
てか俺らこれからどっか連れてかれたりすんのかな？
そう喋っていると、突然強く扉が開いた
菅原考支
おーい！！
二口堅治
『救助来ましたね』
菅原考支
無事だったか〜？
二口堅治
『逆に疑うほど何もしてこなかったです』
孤爪研磨
なんか命令されてたのかな、傷はつけるなって
木葉秋紀
そういや、警備とかどうしたの？
菅原考支
福永が尻尾で首を絞めて気絶させたり、俺と研磨が作った睡眠薬大量に入れた爆弾を投下したり？
二口堅治
『えっ福永怖』
福永招平
気絶だからモーマンタイ！
木葉秋紀
問題無しじゃねーよ問題大アリだわ
国見英
早く逃げないと警備達起きませんか？
孤爪研磨
そうだね、早く行こう
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