今日は3月24日
今日は先輩と花見にきている。
雪
ん ~ っもちうま ~ っ!!?
赤葦
先輩さっきからご飯ばっかじゃない ?
雪
うっさい !! いーでしょ !!たべる ?
赤葦
ん、たべる
先輩は今年から大学生。 年の差が憎い。
雪
… 桜、綺麗だね。
赤葦
うん、
雪
つい最近まで雪積もってたのに完全に溶けちゃったね。
赤葦
そうだね …
雪
そんな悲しい顔する ? 笑
赤葦
雪が溶けたってなんか、
赤葦
先輩が消えたみたいで …
雪
私はその雪じゃないから !! 笑
雪
… ねぇ私赤葦のこと好きだよ
雪
だいすき、
赤葦
… !?
またいきなりでれてくるから動揺を隠せない
赤葦
俺も好きだよ
雪
… でも、
雪
… もし、もしもね!私が居なくなっても!
雪
私の事忘れないでいてくれる?
そう先輩が言った瞬間分かってしまった。
なおってなかったんだ。
赤葦
… やめてよ、そんなこと、
雪
… ごめ、
赤葦
当たり前だよ、忘れない。
雪
… ははっ 笑じゃあ信じてるね 笑
赤葦
うん 、 忘れないよ 。
俺の世界は貴方だけなので。
なんて言ったら困らせてしまいそうだから口にはださない
雪
… ねえ赤葦
赤葦
… どうしたの ?
雪
… 私、
雪
…… 怒らないでね 、
赤葦
怒らないよ … 笑
そういって貴方は余命宣告されたことを 俺に教えてくれた。
雪
… ごめ
赤葦
別に怒ってないよ ,
雪
… ほんと、?
赤葦
…… ただ
赤葦
もっと自分を大切にして欲しいけどね ,
雪
… だって赤葦と一緒にいたくて ...
赤葦
俺だってずっといたいよ
赤葦
だから先輩が死んじゃったら困る
赤葦
もっと自分を大切にしてよ ,
赤葦
お願いだから ,
雪
…… うん 、ごめんね
雪
私なんも ....
赤葦
先輩
雪
… ?
赤葦
2年後。俺が高校卒業したら
赤葦
俺と結婚してくれませんか 。
雪
…… え、?
雪
え、
雪
ま、っ
雪
…… 私でいいの ??
赤葦
先輩じゃないと嫌だよ ,
雪
…… ぅ … っ赤葦 …… っ
雪
大好き ……
雪
だいすきだよ …… っ
赤葦
知ってるよ 。
赤葦
… だから
赤葦
2年、待たせちゃうけど
赤葦
… それまで待っててよ
雪
うん .........
雪
待ってるよ 。 笑
その後先輩はずっと
体の水分全部無くなっちゃうんじゃないか、
と思うほど泣いていて
それが可愛くて守りたくて貴方をぎゅっと抱きしめる
「 俺が幸せにしてみせるから 」