あすかLv6
あすかLv6
になります。
あすかLv6
コネシマ
王妃
どうしたの?
コネシマはシャオロンの 話を聞いたあと、 すぐに王妃が療養する 部屋を訪れた。
コネシマ
話を聞いてきました。
王妃
コネシマ
王妃
貴方も知っているでしょうけど
最近、中央大陸にできた
小さな軍事国家の軍隊の
幹部だと言っていたわ。
コネシマ
王妃
貴方が聞きたいのは
私の事ね?
コネシマ
俺と一緒には
来てくれないのですか?
王妃
私は国と生きてきたのだもの。
コネシマ
王妃
前は、別大陸の小さな国に
いたの。
王妃
起こらないようにっていう
国の勝手な理由で保険として
あなたの父親に嫁いで来たの。
王妃
愛なんてものはなかったし、
大切な人達から引き剥がされて
王妃
本当にこの国が大嫌いだった。
王妃
国民達はとても盛大に祝福して
くれたわ。
王妃
王妃
なっちゃって。
王妃
導いていく立場なのに、
この国を私が恨んでて
どうするのってね。
王妃
それに気づかせてくれた
この国は愛してるの。
王妃
これから先滅びる運命に
あったとしてもよ。
王妃
支えられてきたのだから。
コネシマ
コネシマ
あるのですか?
コネシマ
コネシマ
王妃
ごめんなさいね
コーネル。
王妃
辛さを知っているわ。
王妃
痛いほどによく分かる。
コネシマ
王妃
貴方には未来がある。
王妃
王妃
もっと遠くへいける自由が。
王妃
王妃
いるわ。
コネシマ
コネシマ
コネシマ
下さい。
コネシマ
コネシマ
欲しい。
王妃
王妃
もう行きなさい。
マーヴェルとヒルダに
からかわれますよ?
コネシマ
コネシマ
コネシマは部屋を出た。 部屋を出た途端にとめどなく 溢れる涙を 服の袖で拭いながら、 コネシマは別館を後にした。
程なくして、 この国は北大陸との 対立により、戦争を起こした。 しかし、軍事力は拮抗し、 長い戦いに耐えきれなくなった、 この国は押され、 やがて首都は戦火に 包まれることとなった。 そんな時に再び彼は現われた。
コネシマは、自室に 待機するようにと軍隊に 言われており、部屋の中で 窓の外を眺めていた。 しかし、窓の外を見ていると 唐突に窓が影で覆われた。 それが人影だと分かると コネシマは目を凝らした。そして、 思いっきり窓が外側から 開かれて、初めて、その人影が 誰なのかを確認することが できた。
コネシマ
シャオロン
シャオロン
決めたか?
コネシマ
お母様はここで国に残るって。
シャオロン
はそう言うんやな。
コネシマ
シャオロン
コネシマ
シャオロン
お前は死んだことにするで。
城の裏口に俺の軍車を
おいてある。
シャオロン
大陸はずれの小さな村に
移住者として行く。
シャオロン
用意しといた。
あとは、お前でどうにかしろ。
コネシマ
シャオロン
俺はあそこの村にも世話に
なった。悪いやつは
1人もいなかった。
コネシマ
シャオロン
シャオロン
ちょっと部屋荒らしてや。
コネシマ
コネシマ
シャオロン
2人は、コネシマの部屋を 殺人現場へとでっちあげ その部屋をあとにした。 そして、シャオロンの準備した 軍車の前まできた。 コーネルは1度別館の方を見た。 母親の部屋の窓には 紙が立てかけられていた。 そしてその紙には、ペンで丁寧に 『possibility(可能性)』 と書かれていた。 コネシマはその場で一礼してから 軍車に乗り込んだ。
軍車の中でコネシマは シャオロンから 名前をコーネルから コネシマへと 変えてこれから暮らすこと。 そして、何年かしたら 必ず迎えに行くという事を 聞いた。 そのうちにコネシマは 自分のこれから生きていく、 村に辿りついた。
ショッピ
今日はここまで?
コネシマ
続きは明日のまた教えたるわ。
今日は午後に吟遊詩人が
来るみたいやから、
その人にも聞いてみたら
ええんちゃう?
ショッピ
お話しか知らないんちゃう?
コネシマ
でも、剣術を極めてる人は
沢山見てきたんとちゃう?
ショッピ
じゃあ俺午後行ってくる!
コネシマ
コネシマがこの地を 踏んで2年が経った。 コネシマの父親である国王が 統治するあの国は 北大陸の国の軍によって 焼き討ちにされた。 そして国の王族は 皆処刑されたという。 もちろん王妃も例外ではなかった だろう。
コネシマもそれを 知った時は酷く傷心したが 村の温かさや 自分に居場所がある幸せ 何より慕ってくれる 弟分である、 ショッピに出会い世話を すること。 全てが母親である王妃の おかげだということを、 胸に刻み、 ここまで来ることができた。
そして、この日の午後、 また、コネシマにとって 人生を変える出会いをする。
村人達
コネシマ
昼過ぎ、 村人の叫び声が聞こえ、 コネシマは窓の外を 覗いた。 そこでは、隣町で起きている 紛争に参加する軍隊の 軍服をきたものたちが 丸腰の村人に向かって 剣をふるっていた。
コネシマ
コネシマ
コネシマ
軍服の男達
軍服の男達
隣へ行くぞ。
軍服の男達
働かせるぞ。
コネシマ
コネシマ
止めな。
コネシマは自分の家に 置いてあった農業用スコップを 持ち、ショッピの家へ向かう そこではショッピが 軍人に銃を向けられていた。 コネシマは思いっきり 軍人にスコップで殴りかかった。
コネシマ
軍服の男達
コネシマは思いっきり 吹っ飛ばされる。 かろうじてコネシマは かがみこみ、泣きじゃくる ショッピの体を守るように 抱え込む。
コネシマ
何がしたいねん!!
軍服の男達
必要ないんだよ。
ショッピ
軍服の男達
男は2人に向けて銃を構え そして、、、 男の銃が放たれることは なかった。
変わりに男が倒れ込む。 コネシマは恐る恐る視界を 上げる。
そこには 夏だというのに豚の 被り物を被り、 赤いマフラーを巻いた 軍人の大柄な男が 立っていた。 しかし、先程の男達とは様子が 違う。
???
シャオロンに頼まれてここにきた。
コネシマ
助かったんか。
トントン
トントンは コネシマとショッピに 手を差し伸べる。 コネシマは何故かトントンに 嫌悪感を抱かずその手を 握った。 ショッピはその手にしがみつく。 するとトントンはショッピを 抱き上げ、 家の外へと向かった コネシマは大人しくついていく。
トントン
村人は皆あの国の捕虜にされる。
多分殺されることは
ないやろうから、
また、いずれ必ず助け出す。
コネシマ
コネシマ
家の外に出ると、 2年前に見たっきりの あの軍車が止まっていた。 そして、そこには懐かしい人影 がいた。
シャオロン
コネシマ
長かった。
トントン
連絡入れといてや。
シャオロン
シャオロン
コネシマ
言うねんけど、
俺の、新しくできた
大切な人や。
シャオロン
シャオロン
見えてなかったんに。
コネシマ
放置すれば変わるわな。
シャオロン
コネシマ
シャオロン
ようこそ
シャオロン
コネシマは笑顔で答えた。
コネシマ
あすかLv6
あすかLv6
文が多くなりました。
あすかLv6
コネシマにとって大切だったのは
自由であるってことだった
ってことです(キリっ)
あすかLv6
解説です。
あすかLv6
正直迷ってるんですけど
決まってません。
あすかLv6
番外編で書いて欲しい
お話のリクエストがあったら
コメントください。
あすかLv6
ものでお願いします!
あすかLv6
コメント
124件
サクラさんおやすみさいです
わー。私ババアだな。
ε-(´∀`*)ホッ ワタシショウガクセイ。 お母さんに怒られたんでおやすみっ!