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セブチで妄想4

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セブチで妄想4

1 - セブチで妄想4

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173

2019年10月23日

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ジフンのお話

''イエップダ'' も ''good to me'' も ''うごしちあな'' だって

君のことを忘れられる日なんて なかった

君のために作った曲だよ

中学2年生の時

ジフン

〇〇、学校行くぞ。

あなた

うん!オッケー!

ジフン

俺はいつだって〇〇が道路の 内側を歩けるように歩いていた

あなた

ジフンさー彼女つくんないのー?

ジフン

急になんだよ

あなた

別にー、なんとなく?

ジフン

そんなくだらないこと言ってないで

ジフン

前向いて歩けよ、どんくさいんだから

あなた

うるさーい
分かってますー

横でふてくされてる〇〇は 物心もついていないころからの 幼馴染だ

彼女にしたいのなんて

ジフン

お前しかいないのに

あなた

ん?なんか言った?

ジフン

別にー

あなた

ふーん

あなた

あ!ねぇ、私彼氏できたんだ!

ジフン

は?いつ?

あなた

先週くらいから

ジフン

あ、そう

〇〇に彼氏がいるって聞いたとき 悲しくはなったが

同時にホッとした

ジフン

で、彼氏って誰?

あなた

あ〜ウソク

ジフン

あ〜あの〇〇の隣の席の

ジフン

仲良かったもんな前から

あなた

そーだね笑

この時俺は もうアイドルの練習生になることが 決まっていた

来年からはもうこいつと会えない

だから、どうせ諦めなければいけない恋だった だから諦めるきっかけが出来た

あなた

あ!ウソクーー!!

ウソク

〇〇ー!おはよ!

ウソク

って、横のやつだれ?

あなた

あ!幼馴染のジフ…

ウソク

ねぇ、明日から一緒に登校とかしないで?俺の彼女

ジフン

分かってる

あなた

ウソク!そんな言い方…ジフンとは幼馴染なの!

ウソク

ふーん、幼馴染ねぇ、
じゃぁ〇〇は

''幼馴染と手なんて繋ぐんだ''

そういうアイツだけど 俺らはごく普通に繋いでいた

あなた

え?これって変なの?

いつだって〇〇との手を離して 登校したことも歩いたこともない

ウソク

変だろ、付き合ってもない男女が手繋いで登校なんて

あなた

そ、そうなんだ

確かに他の奴らからの視線とか 『〇〇と付き合ってんの?』とか 聞かれたとき

薄々付き合ってもないのに手を 繋ぐことが普通ではないことに 気づいていたけど

〇〇が気づいてしまったら 〇〇が俺から 離れていく

あなた

そっか…じゃあ気をつけるね

ウソク

そういって手を繋ぎながら 歩く二人の後ろ姿をみていた

ジフン

この手を離したくなかったなんて

言えるわけ無いか

ジフン家

ジフン母

あんた、もう2ヶ月後には〇〇ちゃんと会えなくなるのよ

ジフン母

今のうちにお別れしときなさい

ジフン

うん。分かってる

ジフン母

まさかとは思うけど、まだあの事言ってないの?

ジフン

うん

あいつの悲しむ顔は

できるだけ見たくない

行きたくなくなってしまう

ジフン

〇〇が泣いたりしたら

ジフン

俺行けなくなっちゃうだろ?

ジフン母

…フッ、あんたらしい

ジフン母

それで、〇〇ちゃんのこと、好きなんでしょ?

ジフン

そーだけど…

ジフン母

気持ち、伝えとかなくてもいいの?

ジフン

うん、今言ったところで、あいつは

ジフン

困るだけだよ

ジフン母

なんで?〇〇ちゃん喜ぶんじゃない?

ジフン

今のアイツには、彼氏がいるからな

ジフン母

そーなの!?

ジフン母

はぁ、だからもっと早く言っとけって…

ジフン

もーいいから、じゃ、課題してくる

もう、後戻りはできない

次の日

いつものように、〇〇の家の前で 〇〇を待っていた

ガタン

空いたドアの向こうにいたのは

目を腫らした〇〇だった

あなた

ジフン…!

ジフン

どうした!?何かあったのか?

あなた

な…で、なか…の

ジフン

あなた

なんで言ってくれなかったの!!!

正直驚いた

こんなに大声を出す〇〇は 初めてだったから

ジフン

え、もしかして

あなた

昨日オンマからきいたの!

あなた

なんで言ってくれなかったの!?

ジフン

それは…!

あなた

もうジフンと会えなくなるんでしょ!?

あなた

なんで…もうあと2ヶ月しかないのに…

ジフン

…ごめん

あなた

なんで…謝るの?

あなた

もういい…!ジフンなんて!

''大ッ嫌い''

そう言って泣く君を

俺はそっと抱きしめた

あなた

な…んで

ジフン

ごめん〇〇。でも俺は〇〇が泣いているのを見るのが辛かったんだ…

ジフン

だから言えなかった

ジフン

〇〇…大好き…

あなた

ジフン…でも私

ジフン

分かってる。ウソクだろ?いいんだ。

ジフン

待っていてくれなんて言わないよ

ジフン

でも〇〇、、これだけは忘れないで

''俺は〇〇が大好きだったよ 小さな頃からずっと''

あなた

…、うん。忘れない

そう言って君は

また俺の横を歩いていて

ただ繋がれない右手を

じっと見つめていた

あのまま離れていった僕は

今になって君に出会えた

でもね、〇〇

僕達はもう''アイドル''と ''マネージャー''なんだ

この作品はいかがでしたか?

173

コメント

2

ユーザー

ありがとうううう😭

ユーザー

なるほど〜、幼馴染なのね 次も楽しみにしてます!

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