ジフンのお話
''イエップダ'' も ''good to me'' も ''うごしちあな'' だって
君のことを忘れられる日なんて なかった
君のために作った曲だよ
中学2年生の時
ジフン
あなた
ジフン
俺はいつだって〇〇が道路の 内側を歩けるように歩いていた
あなた
ジフン
あなた
ジフン
ジフン
あなた
横でふてくされてる〇〇は 物心もついていないころからの 幼馴染だ
彼女にしたいのなんて
ジフン
あなた
ジフン
あなた
あなた
ジフン
あなた
ジフン
〇〇に彼氏がいるって聞いたとき 悲しくはなったが
同時にホッとした
ジフン
あなた
ジフン
ジフン
あなた
この時俺は もうアイドルの練習生になることが 決まっていた
来年からはもうこいつと会えない
だから、どうせ諦めなければいけない恋だった だから諦めるきっかけが出来た
あなた
ウソク
ウソク
あなた
ウソク
ジフン
あなた
ウソク
''幼馴染と手なんて繋ぐんだ''
そういうアイツだけど 俺らはごく普通に繋いでいた
あなた
いつだって〇〇との手を離して 登校したことも歩いたこともない
ウソク
あなた
確かに他の奴らからの視線とか 『〇〇と付き合ってんの?』とか 聞かれたとき
薄々付き合ってもないのに手を 繋ぐことが普通ではないことに 気づいていたけど
〇〇が気づいてしまったら 〇〇が俺から 離れていく
あなた
ウソク
そういって手を繋ぎながら 歩く二人の後ろ姿をみていた
ジフン
言えるわけ無いか
ジフン家
ジフン母
ジフン母
ジフン
ジフン母
ジフン
あいつの悲しむ顔は
できるだけ見たくない
行きたくなくなってしまう
ジフン
ジフン
ジフン母
ジフン母
ジフン
ジフン母
ジフン
ジフン
ジフン母
ジフン
ジフン母
ジフン母
ジフン
もう、後戻りはできない
次の日
いつものように、〇〇の家の前で 〇〇を待っていた
ガタン
空いたドアの向こうにいたのは
目を腫らした〇〇だった
あなた
ジフン
あなた
ジフン
あなた
正直驚いた
こんなに大声を出す〇〇は 初めてだったから
ジフン
あなた
あなた
ジフン
あなた
あなた
ジフン
あなた
あなた
''大ッ嫌い''
そう言って泣く君を
俺はそっと抱きしめた
あなた
ジフン
ジフン
ジフン
あなた
ジフン
ジフン
ジフン
''俺は〇〇が大好きだったよ 小さな頃からずっと''
あなた
そう言って君は
また俺の横を歩いていて
ただ繋がれない右手を
じっと見つめていた
あのまま離れていった僕は
今になって君に出会えた
でもね、〇〇
僕達はもう''アイドル''と ''マネージャー''なんだ
コメント
2件
ありがとうううう😭
なるほど〜、幼馴染なのね 次も楽しみにしてます!