❤️🐶
お母さん
❤️🐶
❤️🐶
お母さん
❤️🐶
お母さん
❤️🐶
この家族に愛なんてものは無い 日々と重なるのは誰かの怒鳴り声と誰かの悲鳴。 あとはパチンッと響き渡る鈍い音。
今日もこうして、命を削る
罵られ、お互いを傷付け合う そんな中で眠りにつく。 日常茶飯事だった
❤️🐶
早朝、鋭い痛みに叩き起こされた俺は 涙目になりながら体を起こした
どうせまた誰かに叩かれたんだろう、と辺りを見渡してみるが
誰もいなかった。
俺が唖然としていると、ずきりと目元が痛んだ
❤️🐶
どうやら俺を起こした痛みとやらは、目元から来ているらしい
出来物でもできたのだろうか。 俺はベッドから降りて、階段を降りる
そして洗面台の鏡を見て....
❤️🐶
と声を漏らした。
❤️🐶
俺の目に、花が咲いていた
なんと言う花なのかは分からないが、鮮やかな赤と紫で彩られた血のような花だった
❤️🐶
❤️🐶
いやちょっと待て、お母さんにこの事を話す....?話してどうなる、どうにもならないだろ。
❤️🐶
と俺は呟いてから
家族にバレないよう、目元が少し埋もれるぐらいの大きめなマスクを付けて
自室にこもった。 鍵をかけて一息ついてから
❤️🐶
突然迫り来る眠気に負けて、 眠りについてしまった
ふと、目が覚めると外はもう薄暗くなっていた。
あぁ、そんなに寝てたんだなぁ....と自分のケータイを開くと
❤️🐶
日付が変わっていた。
寝たのは確か午前中だったはず... そんなに長く眠ってたのかと、自分に呆れていた時
この現象についてケータイで調べる、という事が脳内に響いた
何で今まで気づかなかったんだろ...と思いつつも
慣れた手つきで検索する
❤️🐶
すると、画面には目の周りだけでなく眼球にまで花が咲いていている人や...色鮮やかな花達の画像が表示された。
❤️🐶
あまりにも酷いその形容に 吐き気を覚えるが、それについてまとめているサイトを開く
❤️🐶
どうやらこの病気のことを、花咲き病と言うらしい。
症状は..【眠りが深くなる。次第に眠りが深くなり、最終的には永遠の眠りにつく】
❤️🐶
顔面蒼白の俺は、更に画面をスクロールして詳細を見る
流石に不治の病とかではないだろう。と治療法を探す
すると、治療法が書かれたページを見つけた。あぁ、良かった....とほっとしながら、文章を読むとそこには
【治療法】 本当の愛の温もりを知ること
と、太い文字で綴られていた。
それを見た俺はその場に崩れ落ちて
❤️🐶
と言葉を溢すのだった。
コメント
4件
ミタブクマする
神じゃん....ハート連打(*っ・з・)ノ
❤50にして、即フォローo(`・ω´・+o) ドヤァ…!