康二side
俺が真っ直ぐな眼差しで 見つめるあの子。
俺の憧れ。
小学校時代
康二
いたっ!!
黎飛
大丈夫!?
康二
ぐずっ…
黎飛
保健室行こっか。
康二
コクッ
俺が小学2年生だった頃、 休み時間に派手に転けた。
それを助けてくれたのが黎飛だった。
そっからずっと懐いてて。
だけど、黎飛が中学に上がった時に
俺たちの関係は無くなった。
現在
康二
このようなことから我社は…
俺は至って普通の職場につき、 サラリーマンとなった。
康二
はぁー
内心今でも黎飛に会いたいなとか 思ったり。
ピタッ
康二
ビクッ冷たっ
??
えー?冷たかった?ごめんごめん(笑)
康二
へ…?
??
何そんな間抜けな声出してんのー
16年間。 憧れとして見ていた
''彼女''だった。
康二
黎飛。
''付き合ってください。''
''憧れ''