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1.私は関わりたかった。
ある日のことでした 歩く肉塊を見たのです 傀儡となりゆく2人が 縛られて折られて離れゆく。
友人と、とあるゲームセンターに行った時です。中学生ほどでしょうか、人生の明るそうな大きさをしていた二人組がとある機器の近くを歩いていました。二人で同じ事をして。協力して。自分は相手に合わせ、相手は自分に合わす。まるで融合してるように感じられました。私は、小さい時から、コミュニケーション能力に、異常がありました。ずっと、関わり方が理解できなかったのです。友達関係はおろか、親や先生に何かを伝えることも出来なかったのです。しかし、何と表現できるのかも考え付かなかったのですが、この際、浮かんだのです。みんな、他人と融合して、肉塊となり、ともに何かを行う。まさにこれがぴったりでした。つまり、僕から見たコミュニケーションの世界は、ことあるごとに、融合して、肉塊となり、親睦を得ているみんな、そしてそれに戸惑い、肉塊とならずに1人間として生きてきた僕。そういう事だったのです。
2.実践性
私は、ある日、協力の肉塊と関わりを得た。 そのまま入る私。 私は砕け、肉となった。みんなが動く時、 私はピッタリ合体するように、動かされた。当然、関節も外れ、頭も外れそうになり、 みんなを出たら、そこには穴の空いた 青い肉塊と、真っ赤な私。