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俊太がお仕置きを受けて一週間が経過
アマが''夕食''を食べようと''工場''に向かっている時のことだった
アマ
私は今、この美しい空の下で鼻歌交じりにスキップでもしたいくらいの上機嫌だ
なぜかというとぉ~?
ここ一週間のミーちゃんがもうめちゃくちゃに可愛らしいから!!
私の与えたお仕置きのお陰で、ようやく心を開いてくれたのかな~?
かなぁ~?
アマ
ここで、特別に私とミーちゃんの生活の一部を読者の皆さんに見せてあげよう!
チックタク、チックタク
アマ
アマはミーちゃんの首筋から右頬っぺたにかけて手で揉み揉みでいた
アマ
ミー(俊太)
ミー(俊太)
アマ
アマ
アマ
ミー(俊太)
シャワー開始!
ジャージャー(シャワー音)
シャワーをミーちゃんの背中にかける
ミー(俊太)
シャワーをかけている時に時々こちらを伺うかのように顔を向けるのがなんとも可愛い!
ミー(俊太)
ミー(俊太)
前足(両腕)を伸ばして床にでろーんとする姿もまた可愛い!
アマ
サワサゴシワサワゴシザラサワサワ (洗う音)
ミーちゃんの背中から全体にかけてシャンプーで洗う
ミー(俊太)
アマ
ミー(俊太)
ミーちゃんの体をシャワーで流し終え...
ミーちゃんをお湯で満たした桶の中に入浴させた
ミー(俊太)
''あー良き湯♡''そんなことを思っているかのような顔をしている
アマ
アマ
アマ
アマ
ミー(俊太)
アマ
ミー(俊太)
ミー(俊太)
お、ちゅーるに食い付いてきた
ちゅーるの入った袋をジーッと見ている
アマ
ミー(俊太)
''お風呂で食べるちゅーるは最高♡''といわんばかりの顔をしている
ミー(俊太)
一心不乱にちゅーるを食べ...やがて一袋食べ終えた
ミー(俊太)
アマ
ミー(俊太)
この後にミーちゃんの体を乾かし、ミーちゃんとの素敵な時間を過ごしましたとさ
アマ
アマ
アマ
アマ
しばらく歩いた後....外壁が白く塗装された大きな建物に到着した
建物の中に入って30分が経過
アマは''夕食''を済ませ、今は休憩所にいる
アマ
盗聴機器を取り出し、耳を近づける
そこから聞こえてきたのは...
アマ
バチッ!バチ!
爆ぜる音...
ゴォオオオ!!
そこからは轟音と燃え盛る炎がすぐに連想できた
助けてえ!!
誰か来てくれえええ!!
炎の中にかすかに聞こえる悲鳴
アマ
コッコッコッ(歩く音)
アマが座るすぐ近くの場所で3人組が喋りだした
サキュバスA
サキュバスC
サキュバスB
サキュバスC
サキュバスC
サキュバスC
アマ
ドッ!!
刹那、アマは飛び出した
タッタッ!!
アマ
アマ
アマ
いろんな憶測が頭の中を埋め尽くした
訳がわからない
アマ
アマ
死んじゃやだ!!
時は遡ること、アマが外出した直後の時...
ガチャッ
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俊太(ミー)
尻尾の毛皮だけを取り、針金を露出させ...
俊太(ミー)
それを細かい網目状のケースの間から出し、入り口を固定している金属製の棒を上へ上へとあげていく
俊太(ミー)
カチャン
俊太(ミー)
入り口を開け、部屋へと出る
俺はケースという閉鎖的空間から広い空間へと出た気持ちよさで大きな伸びをした
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俊太(ミー)
カーテンの前に行き...
俊太(ミー)
カーテンを取った
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俊太(ミー)
次に俺は部屋の角とかに溜まった塵やホコリを手に集め...
そいつをプラグに入れた
俊太(ミー)
俊太(ミー)
地球上で起こる火事には何かしらの原因があり
その中の原因の1つとしてトラッキング現象が挙げられる
この現象は、コンセントとプラグの間に塵やホコリが溜まったまま長時間差し込んだままにし、そこに湿気が加わると炎が生まれだすというものだ
俊太は今、その現象を引き起こすつもりなのだ
俊太(ミー)
とろぉぉり...
口から垂れた唾液がコンセントとプラグの接着部分についた
俊太(ミー)
待った
俊太(ミー)
待った、されど火は生まれず
カチッカチカチカチ
意味があるのかは分からないが、オモチャのオンオフスイッチをいじってみたり...
コンセントを抜いたり、差したりを繰り返した
そうしている内に...
ボォッ!
シューーー...
ボォッという破裂した音を兆しに煙が上がる
俊太(ミー)
俊太はカーテンを猫用ケースに入れ、自分も入った
そして、ケースの入り口を閉め(ロックは外したまま)、中から煙の場所をジッと見守っていた
発火した火は回りの酸素、可燃物を喰らい、やがて大きな炎へと成長を遂げていった
バチッ!バチ!
ゴォオオオ!!
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俊太(ミー)
炎の音に負けぬよう、声を荒げる
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俊太(ミー)
ア''ッヂイ''!!
手で鼻と口を覆う
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俺...
あいつ(アマ)が来る前に焼け死ぬんじゃねえのか?
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俊太(ミー)
俊太(ミー)
ガチャ!!
俊太(ミー)
アマ
普段は悪魔に思えていた奴が、今この瞬間だけは天使に見えた
ピッ!!
ガチャッ!!
俊太
アマは熱々のケースを持ち抱えながら、玄関の外へと飛び出る
始め...この玄関を突破するのは無理だと思っていた
だが、今になってこの扉を開けることなんて至極簡単なことだった
俺が開けられないなら...
開けさせればいい!!
サキュバス(野次馬)
サキュバス(野次馬)
アマ
ダメだ
ミーちゃんがバレたら..!
どうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうするどうする
俊太
俊太
俊太
さあ、どうする?
他のサキュバス達にバレたらヤバいんじゃないのか?!
サキュバス(野次馬)
サキュバス(野次馬)
アマ
アマ
アマは考えた
だが、あまりにも唐突すぎる場面に解決策が何も浮かばないのであった
俊太
カーテンで身を包み
ケースの入り口を開ける...!
トッ!
俊太
足が地面に着く!!
アマ
俊太
足に力を込め、全速力で駆けりだした
俊太
廊下を、回りの目線なんか無視し走る
タッタッ!!タッタッ!
俊太
俊太
俊太