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無事にマンションの1階へと降りられ、今は地上にいる
サキュバス(歩行中)
歩行中のサキュバスらの目に映らぬように出来る限りサキュバスのいないところを探していた
俊太
ササッ
俊太
俊太
俊太
俊太
道路の向こう側に裏道を発見した
俊太
俊太
俊太
深く深呼吸をし、心を落ち着かせ..
サキュバス(歩行中)
俊太
サッ
俊太
ズリッ
ア''ッ?!!
俊太
普通ならこんな道路一本分の距離なんかなんてこともないのだが
過度な緊張感から、バランスを崩してしまった
俊太
タッ!!
サキュバス(歩行中)
反射で左足を体が倒れ込むよりも早く!!
右足より右の地面につけ、バランスを修正!!
俊太
俊太
コツコツコツコツ
誰かがこちらに近づいてくる音が聞こえてきた
俊太
音の正体を探りにきたサキュバス
音の正体を探りにきたサキュバス
音の正体を探りにきたサキュバス
そう納得したサキュバスは裏道を後にした
俊太
俊太
俊太
俊太
俊太
俊太
そう思いながら地面に座り込んだ...
夜の寒さをカーテン一枚で防ぐにはどうにもならない...
俊太
ウト...ウト...
瞼が...下がって...
俊太
俊太
俊太
俊太
俊太
俊太が眠りに落ちてから...しばらかして
???
1人のサキュバスが俊太を見つけた
???
俊太に近づき、屈んで様子を伺った
???
俊太
???
そう思った彼女は、俊太にチョイと指でつっついてみた
ツンツン...
なんだ...
誰かに触れられてる...ような
つっつかれてるのか?俺?
意識がはっきりとしてきた
俊太
???
俊太
俺の目の前には...
女の子(サキュバス)がいた
彼(俊太)は知っている
見た目は何の害もなさそうな可愛らしい女の子の様に見えるが...
実際には...
人類(俺達)の生命エネルギーを喰らう邪悪な化け物だということを...!!
俊太
お互いの距離、わずか30cmといったところか
恐怖が体を蝕み始める...
バレてしまった
逃げなければ...!
俊太
ダッ!!
???
俺はすぐさま、その場から逃げるようにして走った
後ろなんて振り返らない
遠くへと...ただ遠くへと...
彼女は、俺が走り出すとすぐに次の言葉を発した
???
''誰が待つかよ!''
...とこの時の俺はそう心にきめていた
だが、次の彼女から発せられた言葉でふと立ち止まったんだ
???
俊太
トッ...(足を止める)
俺はある言葉にひっかかり、立ち止まる
後ろを振り向き、彼女の方を見る
???
俊太
そう彼女に強く言い放つ
???
俊太
俊太
???
???
彼女は警察に手錠をはめられる直前の犯罪者かのように両手を上げて、彼に敵意など微塵もないということを示そうとし、その場から動かなかった