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藤原さんと2人、商品説明と勉強会のために会議室に来た。
藤原さんが海外での販売実績や、商品の特徴、日本で販売する際の注意点など、細かく説明してくれる。
一通り説明が終わり、私は資料をまとめながら一息ついた。
雨宮結衣
藤原綺斗
雨宮結衣
営業の腕次第。
そう言われると、なんだか気合いが入る。
雨宮結衣
藤原綺斗
デスクチェアにもたれ
天井を仰ぎながら返事をする藤原さん。
雨宮結衣
藤原綺斗
雨宮結衣
私が少し怒り気味に言うと、
藤原綺斗
藤原さんは慌てて体を起こした。
雨宮結衣
藤原綺斗
頭をかきながら、気まずそうに言う。
藤原綺斗
雨宮結衣
昨日の光景が頭をよぎった。
女性と親しそうに歩いていた藤原さん。
どう見ても、ただの知り合いには見えなかった。
雨宮結衣
藤原綺斗
なんのこと?とでも言いたげな顔。
雨宮結衣
資料をまとめながら、何気なく尋ねる。
藤原綺斗
藤原さんは、たいして興味もなさそうに答えた。
藤原綺斗
雨宮結衣
思わず手が止まる。
悪びれる様子もなく、平然としている。
雨宮結衣
思わず聞き返してしまった。
藤原綺斗
藤原さんが少し笑う。
藤原綺斗
雨宮結衣
言葉が出てこない。
藤原綺斗
そう言いながらも、藤原さんの表情に罪悪感はない。
藤原綺斗
淡々とそう言って、ノートパソコンを閉じる。
藤原綺斗
そのまま立ち上がり、会議室を出て行った。
雨宮結衣
まぁ、あれだけ顔良くてこんな会社勤めてたらね…。
…そっか。
ー 綺斗 side ー
藤原綺斗
目覚めると、知らないベッド。
……やべ。
寝てた。
隣には、知らない女が眠っている。
俺はそっとベッドを降りると服を着て部屋を出た。
スマホを見ると
時計は、もうすぐ2時。
家に帰って仮眠をとり、シャワーを浴びてから出社した。
経理
藤原綺斗
エレベーターで一緒になった経理の子に声をかけられる。
経理
スマホをいじりながら
藤原綺斗
とだけ返す。
経理
にっこり笑って自分の階で降りていく彼女。
藤原綺斗
軽く手を振った。
……さすがに、社内の子はなー。
そんなことを考えながら、デスクにつきパソコンを立ち上げる。
メールを確認していると胸ポケットのスマホが震えた。
確認すると――
昨夜の子か。
『また、いつでも声かけてね』
しばらく画面を眺めてから、
俺はそっとブロックした。
コメント
3件
うわー、これは…。藤原さん、あっさり認めちゃったんですね。しかも「これが俺だから」って悪びれない感じが、逆にリアルでキャラが立ってるなと思いました。結衣さんの「そっか」で終わる余韻がすごく効いてて、あの短い言葉にいろんな気持ちが詰まってるのが伝わってきました。続きがすごく気になります。
#高校生
桃下結衣
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