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思い詰めて堕天使に左手視点

 

 叶雫がいつも通りでは無いことに気がついた 。 

 声が出ないのか小さめで表情が苦しそうだ 。 

 何か隠してるのか … ? 

 悟られないようにしてるのか 分からない 。 

 … 

 無理して笑っているように俺は少し感じた 

 叶雫に何があるのかは知らない … 

 もし 、 何か思い詰めていたりしたならば 早く相談に乗りたい 。 

 けど 、 叶雫が言ってくれるのかは分からない 。 

 … 

叶雫

 じゃあ 、 僕は適当に過ごしときますわ 

右手

 了解です 

左手

 … (( 喋り方も … 

 

 喋り方がいつものような感じではない 。 

 何か怖がっている … ? 

 確か叶雫はここに友達はいないって言っていたよな … 

 虐めとかだったらそいつら全員 ぶ××××× (こらBy叶雫) 

 どっちにしろ よく分からない 

 … 

 カタカタカタ 

 

 

左手

 … (( なんも情報ねーな … 

左手

 … (( あ ? なんだこれ … 

「 片思いって 辛いよね 。 」

 「 分かる … !! でも相手好きなのか分からないよね 。 」

「 それが分からないの … 。 怖い … 」

 「 大丈夫 ? いつちゃん大変だね … 」

左手

 … (( 誰だこいつ 。 

 カタカタカタ 

左手

 ッ … !? 

その時俺の目に照らされたのは 

左手

 … 叶雫ッ 

 叶雫が片思い ? 

 その相手は知らないけど 、 そいつに妬きそうだ … 。 

左手

 … (( 片思い … か 

 もし叶雫が離れたらば 、 俺はどうなるのか … 

左手

 … 叶雫が幸せならいいか 。 

 俺はその叶雫の投稿を見続けた 。 

 何か知れるものがあるかもしれないから 

 「 てか 、 いつちゃん 堕天使病辛くない … ? 」

「 辛いけどね … 大丈夫だよ 」

 「 … でも 、 なんかあったら言ってよ !? 」

「 わかった ~ 」

左手

 堕天使病 … ? 

左手

 確か … 片思いをし 不安とかになったらのか … 

左手

 期間は 7日間 … 

 いや待てよ … ? 叶雫に異変が起きたのって 

左手

 7日前ッ !! 

 急がねーと叶雫が危ないと思った俺は すぐに叶雫のところにいった 

左手

 叶雫ッ !! 

叶雫

 … ( 泣 

 黒の羽 、 白く透き通る目が黒くなってる叶雫の目 

 完全にかかっている 。 

叶雫

 なんで … 来たんですか … ( 泣 

左手

 (( なんで ? なんでか … 

 それは 

左手

 叶雫を 助けるために 

 正直 、 聞きたくないけど … 

 聞くしかない 。 叶雫が … 苦しんでしまうから 。 

左手

 … 言えよ 、 叶雫の好きなやつ 

 俺を 、 俺自身を苦しめているけど 、 これくらい容易い 

 だって 。 好きな奴の為だから 。 

叶雫

 … 左手さんですよ … ( 小声 

 … は ? 

 少し時間が 止まった気がした … 。 

叶雫

 … 推しなのに … 変ですよね 

 何も変じゃない 。 なにせすげー嬉しい 。 

左手

 そうか … 

 ぎゅっ

 俺は 無意識で叶雫を抱いていた 。 

 叶雫は戸惑っているようだけど 、 これが俺の本心だ 。 

左手

 俺も 、 叶雫のこと 好きだぞ ? ( 笑 

 叶雫は 少し黙って口を開いたら 唖然としていた 。 

左手

 w 驚いただろ ? 

叶雫

 まぁ … 

 叶雫と両思いなのが嬉しい 、 そして言いたいことが言える 。 

左手

 … 俺のさ 、 「彼女」 になってくれるか ? 

 叶雫は驚き頬を赤く染めながら 

叶雫

 … ま 、 まぁ … 推しとっていうのが変ですけど … 宜しくお願いしますッ … // 

 と言った 。 嬉しさや叶雫が幸せな笑みを見れて幸せの 感情に溢れた 。 

左手

 w かーわい ( 笑 

 

 

 

 付き合ったからには そこらの輩に … 叶雫を触れさせない 。 

 触れたならば 、 叶雫を襲ったら 。 生かしておけない 

 そう俺は誓った 

左手くんに甘えたい叶雫…!?

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