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受付終了_
安室さんとは別行動をしている
未来
服部
服部
未来
服部
未来
服部
服部
未来
キャァァァァァ
甲高い女性の叫び声
会場全体に広がる
皆声がする方を見る
ふとそこを見ると
『女の子が銃を持った男に打たれていた』
未来
『未来!未来!』
私と同じ名前を呼ぶ女性の声
それがお母さんに似ていて動けなかった
足が竦む
何もできない
服部
平次君の警察を待つ声
周りの叫び声
何もかもが『昔』と同じで狂いそうになる
未来
小さくそうつぶやいた
目から出る水滴で前が見えなくなる
服部
平次君の私を呼ぶ声も
周りの声も
全部雑音のように消化されないまま耳にたまる
息が持たない
私がッ、私が今行けば彼女は助かるッ
未来
小さく平次君の名前を呼ぶ
服部
未来
今行かないと、、!
服部
未来
服部
未来
服部
未来
未来
服部
未来
服部
ドンッドンッ
「いや''ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!みらぁ''ぁぁぁい''」
その叫び声が聞こえた瞬間
体が傾く
呼吸ができているか分からない
涙が溢れる
お母さんと同じ声、お母さんと同じ叫び声
何もできない
服部
未来
タッタッタッ
私に近寄る足音
安室
未来
安室
未来
安室
苦しい
未来
服部
安室
一筋の涙が流れた後
私の瞳は重くなった