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鬼火と陸

第2話 - 鬼火と...

2024年01月31日

#七瀬陸

#妖万華鏡

#入れ替わりパロ

ヒュプノス(自称📜)

陸の部屋にて

鬼火

すごい！何此処⁉

鬼火

俺の見た目もなんか変だし！

鬼火

でも、炎が使えないし、動きにくいし、不便だなー。

コンコン(ドアのノックオン)

一織

七瀬さん、いつまで寝てるんですか？

一織

七瀬さん...？入りますよ？

ガチャ

一織

...起きていたなら返事くらいしてくださいよ。

鬼火

わ！蒼⁉何でここに⁉

一織

何を言ってるんですか？

鬼火

此処って刀衆の詰所だっけ？

一織

(刀衆って確か私たちが演じた妖万華鏡の...。)

一織

あの、名前を聞いても？

鬼火

え？なんだよいきなり。

一織

いいですから、早く。

鬼火

鬼火だろ？俺の名前、忘れちゃったの？蒼。

三月

陸、飯食うか？

鬼火

あ！鎌鼬！

三月

鎌鼬...？俺が？

一織

兄さん、七瀬さんの様子がおかしいんです。

三月

体調が悪いとか？

一織

いえ。そういうわけではなく...。

一織

なぜか私たちのことを妖万華鏡の登場人物の名前で呼ぶんです。

三月

妖万華鏡の⁉

一織

はい。それと、この方は七瀬さんの姿ですが、中身は鬼火のようです。

三月

...マジで？

一織

はい。確か今日は全員オフでしたよね？

三月

お、おう。

一織

皆さんに事情を説明しましょう。

三月

分かった。じゃあ、俺大和さんとナギ起こしてくる。

一織

お願いします。私は逢坂さんに四葉さんを起こすよう頼んできます。

一織

それと、鬼火の様子を見ています。

三月

了解。そんじゃ。

一織

皆さん集まりましたね。では...。

かくかくしかじかで...

大和

マジか...

鬼火

え、どういうこと？鎌鼬じゃないの？

三月

残念ながらな。

鬼火

えー！じゃあ炎が使えないのも、動きにくいのも全部「陸」なの？

一織

そういうことです。

鬼火

え、じゃあ..九尾の狐にも会えないの...？

大和

まぁ...そーなるな。

ナギ

九条氏に事情を説明して来ていただけばよろしいのでは？

環

いいんじゃね？

壮五

ですが、忙しい中大丈夫でしょうか？

大和

ソウの言うことにも一理あるな。

大和

連絡するだけしてみるか。

三月

そうだな。そっち、任せてもいいか？大和さん。

大和

りょーかい。

大和

九条、忙しいところすまねえな。

天

いいよ、別に。オフだから。で、用件は？

大和

実は...

かくかくしかじか

天

なるほど。で、本物の陸は...。

大和

おそらく、妖万華鏡の世界だな...。

天

そう。今からそっち向かう。

大和

悪いな。

天

いいよ。陸のためだから。

ピンポーン(インターホン)

大和

はーい。

ガチャ

天

お邪魔するよ。

大和

ありがとな、わざわざ。

天

それより、鬼火はどこにいるの？

大和

多分、リビングにいると思うぜ。

天

わかった。

天

お邪魔します。

壮五

く、九条さん⁉

鬼火

九尾の狐だ！

天

君が鬼火。僕は九尾の狐ではないけど、君がそう呼びたいなら好きに呼んで。

鬼火

あ、そっか。九尾の狐じゃなかった。

鬼火

んー。九尾の狐じゃないのに九尾の狐って呼ぶのは嫌だから...。

天

そう？なら、天でも、九条でも好きに呼んでいいよ？

鬼火

じゃあ........天にぃ！

天

！

鬼火

あ、ダメだった？

天

いや、いいよ。

三月

なんか、割と仲良くなってんな。あの2人。

大和

そうだな。早くもとに戻れるといいけど。

鬼火と陸

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ヒュプノス(自称📜)

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