ユータ
自分の価値ってなんだろう?
モミ
なんでしょうか、藪から棒に
ユータ
自分の人生に価値ってあるのかなって
ユータ
ふと、考えない?
モミ
思春期に特有の思考ですね
モミ
人生の価値について考えて、途方に暮れる
ユータ
答えがあるのかな?
モミ
人それぞれでしょうね
ユータ
なんていうかちっぽけだなって思うことがあるんだよね
ユータ
例えば、地球の歴史とかと比べたら、人生は短いし
ユータ
たくさんこれだけ人間がいるんだから、1人位いてもいなくても変わらないというか
モミ
言わんとすることは理解できます
モミ
知識が増えて、知性も成熟した結果と言えましょう
モミ
自分を客観視できている証拠ですね
ユータ
まぁ、そうだね
ユータ
相対的にみるとそうなる
モミ
あくまで相対的な評価ということ
モミ
人生の価値とは、客観的なものではなく、主観的なものです
ユータ
そうなのかな
モミ
自身の持つ価値観を成熟させることが重要です
モミ
何を面白いと思い、何をつまらないと思うのか
モミ
要するに楽しんだ方が得ということ
モミ
それも1つの価値観に過ぎませんが
ユータ
人生楽しんだもん勝ち、ね
ユータ
例えばさ、将来、AIが自分の価値を判定したりするんじゃない?
モミ
そうかもしれませんね
ユータ
そうなったら、怖いなぁ
モミ
とどのつまり、自分の感覚と合っているかどうかです
モミ
相手と比較してしまうからダメなのです
ユータ
比較してしまうな
モミ
意味がありませんね
モミ
就職活動には役に立つかもしれません
ユータ
あぁ、自分はこれだけ価値があるぞって
モミ
そう、ですが、仕事だけでは人生の価値は決まりません
モミ
もっと、多面的であり、自由なものです
モミ
万人を評価するための価値に縛られてはいけません
ユータ
ふーん、なるほどね
ユータ
自分が何に価値を感じるか、ね
モミ
こればっかりは、自分に聞いてみるしかありません






