こんちゃ
リクエスト頂きました! 1つ目青黄
書かせていただきます
どぞ
瑚緑
自然と口から出た 目の前の彼女を心配する言葉
瑠宇
多分…
そう言いよしかかっていた壁に 頭を預ける瑠宇
そんな瑠宇は 顔を少し赤らめており 目はいつもより少し トロンとしていた
今までそんな姿はなかったから 直ぐに気づいた
瑚緑
熱測ってみよーよ。
隣の寝室へと肩を貸し 手渡した体温計をゆっくり 脇に挟んでから数分
ピピ__
測り終わったことを知らせる 機械音がなり取り出した 体温計をこちらに渡してきた
それを見た瑚緑は 目の前にいる瑠宇を2度見した
映されていたのは 39度 かなりの高熱であった
瑚緑
全然大丈夫じゃないよね…??
戸惑いながら 先程言った瑠宇の一言に返せば ぅーん… と自分では分からないのか 言葉を詰まらせている
瑚緑
心の中で焦りながらも 普通を装い瑠宇を寝かしつける
瑠宇
不安なのか瞳に薄く膜を張った 瑠宇がこちらを見つめてくる
それを安心させるかのように 瑠宇の手を優しく包む
瑚緑
瑠宇ちゃん風邪ひいたのかもね
これ以上不安にさせないよう 柔らかく説明する
瑚緑
熱が出たら基本と言っていい事を 忘れていたことに気がつき 瑠宇の手をそっと離す
瑠宇
まるで幼い子供が母親から 離れるのを嫌がるかのように 瑚緑の服の裾を弱く引っ張る
瑚緑
瑚緑
すぐ戻ってくる と約束をし、 急いで冷蔵庫へと向かう
瑚緑
冷蔵庫の前で頭を抱え ひとり呟く
いつもなら有り得ない瑠宇の 言動に平常心を保つのに必死になる
瑚緑
冷蔵庫を軽く漁り、 一枚だけをとると 瑠宇の寝室へと足を進めた
ゲホッ
瑚緑
辛そうに咳き込み 顔を歪ませている瑠宇に 駆け寄る
瑠宇
布団を口元まで被り 泣き顔で言ってくるものだから 一瞬理性が切れそうになる
瑚緑
から貼ろ、?
そう言いそっと瑠宇の 前髪をかきあげる
瑚緑
瑠宇
突然の冷たさに 我慢するかのように目を瞑る 優しく頭を撫でてあげれば 擦り寄ってくる瑠宇
瑚緑
ちょっと寝てな
頭に響かないよう 優しくトントンしてあげれば 直ぐに意識を手放した
起きるまでと 瑠宇の傍から離れ買い出しを してきた瑚緑が 薬や飲み物を準備する
その音で起きたのか、 瑠宇が布団を肩にかけたまま 寝室から出てきた
瑠宇
弱々しく名前を呼ぶ声に 瑚緑が目を見開き瑠宇を 急いで支える
瑚緑
起きちゃったの?
瑠宇
こわかった
そう言う瑠宇は 鼻をすすり瞳にたくさんの 涙を溜めていた
瑚緑
心配をさせてしまったことへ 謝りながら瑠宇の涙を優しく拭う
瑚緑
一旦座ろっか
ゆっくりソファーへと誘導をする
瑠宇
身体を瑚緑に預け、 掠れた声で言う
瑚緑
ぁ瑠宇ちゃん薬あるよ
目の前に準備された薬を手に取り 1錠取り出す
瑠宇
嫌そうに眉を下げる瑠宇に 瑚緑がこれだけだよと 言い聞かせる
瑚緑
頑張ろ、?
瑠宇に先程の薬を手渡すと ゆっくり口へ運んでいく瑠宇
瑚緑
口に含んだ薬を 水で流し込む
瑠宇
瑚緑
飲んでくれたことの安堵もあり ぎゅっと優しく、だがしっかりと 瑠宇を抱きしめる
瑠宇
瑠宇も嬉しそうに ふにゃりと笑うと 瑚緑の胸の中でまた瞼を閉じた__
次の日にはすっかり良くなり 熱は下がったそうです
瑠宇
瑚緑
ならなんでもやってあげるよ
瑠宇
瑚緑ちゃん…!///
瑠宇
瑚緑
おわり
あれ、全然甘々じゃなくね ()
すいません🙇
でも結構頑張ったから 許してくれぇ、( ;ᯅ; )
それではー
伸びなかったら 消すか没行き