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人間は嫌いだ
私利私欲のためになんでもする
その犠牲を考えずに…
お父さん
もう冬だな
お母さん
永見からしたら5回目ね
永見
うん！
クソ クソ男
お、なんだ珍しいのがいるじゃねぇか
クソ クソ男
ﾊﾞﾝｯ
お父さん
う"ぅわ＂ぁう！
クソ クソ男
チッ避けられたか
お母さん
永見逃げなさい！
永見
え、
お父さん
行くんだ永見！
クソ クソ男
うるせーなﾊﾞﾝｯ
お父さん
う"ぁぅ
永見
お父さん！
クソ クソ男
キャンキャンうるせーなー
お母さん
はやくっ
永見
うぁぁぁぁ
永見
ﾀｯﾀｯﾀｯ
お父さん
それで、いい、
お母さん
生きてね
クソ クソ男
くっそ一匹逃げられたっ！
クソ クソ男
ﾊﾞﾝｯ
お母さん
う"ぁ
雪も相まって逃げることに成功した
永見
ごめんなさいお母さんっお父さんっ
幸いにもオオカミの群れを発見できた
永見
たすけてっ
狼達
どうしたんだっ！
永見
お母さん達が人間に！
狼達
ｯ可哀想に俺らの方にくるか？
永見
うんｯありがとうございます
そこからは知識をつけた
人について知り、ルールを知り
人に化けることができた
永見
ﾎﾟﾝｯ…え？
狼達
は？永見なのか？
永見
う、うんそうです
狼達
突然変異だ…
永見
僕が、人間に？
永見
ｵ"ｴｯ
永見
ｳｯﾌﾟ
最初は抵抗感が強かった
自分が"あの"人間になるなんて
でも段々慣れていった 少しラッキーと思えるようになった
永見
これで、人についてもっと知れる！
そして16回目の冬
狼達
どこへ行くんだ？
永見
人の街に行ってくる
狼達
そうかたまに帰ってこいよ
狼達
そして、人には気をつけろ
永見
うんわかったよ
永見
ﾄｯﾄｯﾄｯ
永見
人化
永見
ﾎﾟﾝｯ
永見
よし、いくか
永見
（大半は僕があったみたいなやつだ）
永見
（やっぱり人間は嫌いだ
永見
ｸﾞﾗｯえ？
永見
（まずい人化に力を使いすぎた）
永見
ｸﾞﾗｸﾞﾗ（まずい目眩が）
永見
（とりあえず人目がつかないところまでッ）
永見
ｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ
永見
ｸﾞﾗｸﾞﾗここなら、大丈夫、か？
永見
ﾊﾞﾀｯ
そこで僕の意識は途絶えた
？？？
え、ちょっ狼！？
？？？
でも、弱ってるしな〜
永見
ﾊｧﾊｧ
？？？
助けないとダメでしょ！
？？？
ｶﾞｼｯ
永見
う"っ
？？？
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ
？？？
ちょっと通らせてね〜
警備員
コンタミ様っ
警備員
狼…？
コンタミ
拾ったの〜
警備員
あ、もちろん通ってください
永見
う"ぅ
コンタミ
ありがと〜
コンタミ
ﾀｯﾀｯﾀｯ
警備員
これまた珍しいのを拾ってきたもんだ
警備員
コンタミ様は
主
今回はここまでです！
主
短くてすみません
主
ではバイビー
コンタミ
バイビー
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