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わたしは昔から流されやすい性格で

高校とか大学とか

進む道は全部お父さんに決められていた

今日もお父さんに

会って欲しい人がいる

といわれ、

何の疑問も困惑も持たずただ言われるままについていった。

左手の薬指に指輪がはめられているのを

黙って見つめている。

お義父さん

ほーらわたしが言った通りじゃないか。美月ちゃんにはこの指輪が似合うと持ったんだ!

お父さん

本当ですね!会長!!

お義父さん

ん?何だその呼び方は。
寂しいだろ?いつものように気軽に読んでくれ。

お父さん

はい!ヒョン!!

お父さんが"ヒョン"と呼び わたしのことを"美月ちゃん"と呼ぶ恰幅の良い男性。

この方は大企業の会長さん 学生時代から、お父さんにとって本当のお兄さんのような存在なんだそうな

小さい頃に何度かあった記憶があるが 最近の印象ではもうテレビや雑誌で見る有名人だ。

お義父さん

お前はどう思う?

ジョンイン

・・・

お義父さん

そうやってずっと黙ってる気なのか?感想とか言ってみなさい。

ジョンイン

・・・

お義父さん

んー困ったやつだ。
すまんな美月ちゃん。
こいつはシャイな男でな。人見知りが激しいんだ。

会長さんの横でつまらなそうなようにする若い男性。

彼は会長さんの息子さん つまり財閥御曹司 彼も私にとっては遠い存在

ちなみにまだ一度も目があってないし声も聞いてない。

お義父さん

美月ちゃんはどうだい?気に入ってくれたかな?

美月

はい!とてもすてきです。
でも私には高価すぎてもったいないかと

お義父さん

いやいやそんなことない!よく似合ってるよ!

お父さん

いや〜ヒョンさすがだなぁ。
センス抜群です」!

お義父さん

そうだろ?あははっ

大きなダイヤが乗っている指輪 値段を考えると手が震えてしまう。

お父さん

良かったな!美月。
ダイヤの指輪なんて女の子の憧れだろ?

美月

うん。

どうして大企業の会長さんが 庶民である私に高価な指輪をプレゼントしてくれてるのか。

理由は一つ

お義父さん

婚約指輪は用意できたから次は
結婚指輪だ。それからドレスも有名なデザイナーのものにして、最大級の式場と豪華な料理も必要だな。

お父さん

そこまでしてくださるんですか?!!

お義父さん

当たり前だろう。
私の一人息子とお前の一人娘が結婚するんだ。誰より盛大にするさ。

お父さん

わ〜楽しみだなぁ

そう来月 私美月は 結婚するらしいのだ。

このレストランに入って来る直前 お父さんに ”これなら会う人は美月の結婚相手になる人なんだ" といわれて

このレストランに入って来る直前 お父さんに ”これなら会う人は美月の結婚相手になる人なんだ" といわれて

結婚って何の話?

どうして突然?

相手は誰なの?

たくさん疑問が浮かんだ

でも戸惑っていた私が言葉にできたのは

      「え?」

           の1言。

このレストランに入って来る直前 お父さんに ”これなら会う人は美月の結婚相手になる人なんだ" といわれて

そのまま半ば強引に個室まで連れて来られ大きくなったなぁ。

と親戚のようなことを言いながら笑った。

その後当事者である私達の意見は聞かず、

父親同士で話が進んでいってしまったのだ。

詳しい内容も知らないのに指輪を受け取ってしまって

もう口を挟める状況ではない

お義父さん

美月ちゃん

美月

あ、はい

お義父さん

来週の月曜日は何か予定あるかな?

美月

いえ、月曜日は何もありません。

もうすぐ卒業だから大学にもほとんど行ってない。 お父さんに就職活動はしなくていいと言われた理由がわかった気がする。

こうゆうことだったんだね 大企業の息子さんと結婚するから、働く必要もないってこと。 それなら早くいってくれればよかったのに。

お義父さん

よし!それじゃあ月曜日はドレスを見に行こう!妻に同行するように頼んでおく。

美月

、、え、、

お父さん

ありがとうございます!ヒョン!
当日はどこに行けばいいですか?

お義父さん

家まで迎えやるから
心配するな。

お父さん

本当ですか?!
いや〜何から何までお世話になりましてすみません。

美月

・・・

お父さんも会長さんも 誰も私の意思を確認しない

結婚の話ばっかりで 私の気持ちは置いてきぼり。

((ガタッ

美月

・・・

ジョンイン

話、終わりましたか?

椅子を揺らして立ち上がる

これが彼の声を初めて聞いた 瞬間だった。

お父さん

これからまたお仕事なんですか?
社長になられると忙しいですよね。

ジョンイン

まあ。はい、、

お義父さん

ジョンインお前は結婚について異論はないな?

ジョンイン

はい。ありません。

お義父さん

よし。じゃあ仕事にもどれ。わたしはこのまま帰るから会社のことは頼んだ。

ジョンイン

わかりました。お先に失礼します。

黒のコートを袖に通し、 歩き出す。

会長さんの息子で、現社長 キム・ジョンインさん

無口で 無愛想 ちょっと怖い人

それが彼の印象だった。

お父さん

美月怒ってるか?

美月

ううん。

帰りのタクシーでおとうさんが私の顔色を伺う。

お父さん

騙すようなことしてごめんな。

お父さん

ヒョンは昔から美月のことかわいがってくれてたんだ。実際にあったのは子供の頃だけど、それからも父さんは会長に会うたびに美月の話をしていた。

お父さん

そしたらある日突然、自分の息子の結婚相手にどうだって提案してくれたんだ。驚くだろ?自分の娘があの大企業の社長の婚約者に選ばれたんだぞ?
何が起きたのかと思ったよ。

美月

・・・

お父さん

息子のキム・ジョンインくんは今社長として、新しい仕事をしているらしい。大きくなったよなぁ。不思議な気分だ。

美月

・・・おとうさん

お父さん

あ、ごめん。話ずれたな。

お父さん

会長はジョンインがそろそろ身を固めるべきだと考えてるらしい。
それで"お前の娘なら安心だ"て美月を結婚相手に、選んでくれたんだ。こんな良い話、他にはないぞ。

そう言って嬉しそうに笑う。 運の良い話。。まぁ たしかにそうかもしれない。

一般家庭で育った私が 大企業の社長さんと結婚だなんて 誰もが驚く シンデレラストーリー だろう。

これは幸せなこと なんだね。

相手はお金持ちの社長さんで 会長さんはお父さんの友達だし、 優しそうな人 有り難いって思って 喜ぶべきなんだ。

美月

・・・

このレストランに入って来る直前 お父さんに ”これなら会う人は美月の結婚相手になる人なんだ" といわれて

もうすぐ卒業だから大学にもほとんど行ってない。 お父さんに就職活動はしなくていいと言われた理由がわかった気がする。

こうゆうことだったんだね 大企業の息子さんと結婚するから、働く必要もないってこと。 それなら早くいってくれればよかったのに。

お父さんも会長さんも 誰も私の意思を確認しない

結婚の話ばっかりで 私の気持ちは置いてきぼり。

((ガタッ

椅子を揺らして立ち上がる

これが彼の声を初めて聞いた 瞬間だった。

黒のコートを袖に通し、 歩き出す。

会長さんの息子で、現社長 キム・ジョンインさん

無口で 無愛想 ちょっと怖い人

それが彼の印象だった。

帰りのタクシーでおとうさんが私の顔色を伺う。

そう言って嬉しそうに笑う。 運の良い話。。まぁ たしかにそうかもしれない。

一般家庭で育った私が 大企業の社長さんと結婚だなんて 誰もが驚く シンデレラストーリー だろう。

これは幸せなこと なんだね。

相手はお金持ちの社長さんで 会長さんはお父さんの友達だし、 優しそうな人 有り難いって思って 喜ぶべきなんだ。

何度自分に言い聞かせても

やっぱり心がついて行かない。

結婚って何?

生まれてから今まで誰かを好きになったこともないのに、、

美月

私本当に結婚するの?

お父さん

そうだぞ。準備が順調に進めば来月には社長夫人だ。これで美月も幸せになれるな。

美月

幸せ???

お父さん

うちは裕福じゃないし、母さんは美月が小学生の頃から入院生活。毎日学校から帰るとバイトして、家事も勉強も手を抜かずに、今までたくさん苦労しただろう?

美月

そんなことないよわたしは別に。

お父さん

いいか?美月
よく聞いてくれ

美月

・・・・・・・

お父さん

父さんはもう苦労させたくない。
可愛い女の子なんだから、綺麗な服を着て、美味しいものを食べて楽しいことをたくさん経験するべきなんだ。これからは会長の家で大切にしてもらって、幸せに暮らしてほしい。それが父さんの願いだ。

私の手を握って 真剣な顔で優しい声で そんなこと言うから

美月

ありがとう、お父さん

"結婚なんて考えられない" とは 言えなかった。

後日 私は会長さんの奥様と、つまり義理の母親になる方と二人でドレスを見に行くことになった。

お父さん

ごめんな。本当は一緒に行きたかったんだけど、急な仕事が入ったから

美月

私は一人でも大丈夫だよ。
お仕事頑張ってね。

お父さん

ありがとう。素敵なドレスを選んでおいで!

美月

うん。わかった。
行ってらっしゃい。

このレストランに入って来る直前 お父さんに ”これなら会う人は美月の結婚相手になる人なんだ" といわれて

もうすぐ卒業だから大学にもほとんど行ってない。 お父さんに就職活動はしなくていいと言われた理由がわかった気がする。

こうゆうことだったんだね 大企業の息子さんと結婚するから、働く必要もないってこと。 それなら早くいってくれればよかったのに。

お父さんも会長さんも 誰も私の意思を確認しない

結婚の話ばっかりで 私の気持ちは置いてきぼり。

((ガタッ

椅子を揺らして立ち上がる

これが彼の声を初めて聞いた 瞬間だった。

黒のコートを袖に通し、 歩き出す。

会長さんの息子で、現社長 キム・ジョンインさん

無口で 無愛想 ちょっと怖い人

それが彼の印象だった。

帰りのタクシーでおとうさんが私の顔色を伺う。

そう言って嬉しそうに笑う。 運の良い話。。まぁ たしかにそうかもしれない。

一般家庭で育った私が 大企業の社長さんと結婚だなんて 誰もが驚く シンデレラストーリー だろう。

これは幸せなこと なんだね。

相手はお金持ちの社長さんで 会長さんはお父さんの友達だし、 優しそうな人 有り難いって思って 喜ぶべきなんだ。

私の手を握って 真剣な顔で優しい声で そんなこと言うから

"結婚なんて考えられない" とは 言えなかった。

後日 私は会長さんの奥様と、つまり義理の母親になる方と二人でドレスを見に行くことになった。

出勤するお父さんを笑顔で送り出したけど

本当はすごく、心細い

奥様とは今日が初対面だし、

お父さんが来ないとなれば他に知り合いはいない

美月

はぁ。そろそろ行かなきゃ

このレストランに入って来る直前 お父さんに ”これなら会う人は美月の結婚相手になる人なんだ" といわれて

もうすぐ卒業だから大学にもほとんど行ってない。 お父さんに就職活動はしなくていいと言われた理由がわかった気がする。

こうゆうことだったんだね 大企業の息子さんと結婚するから、働く必要もないってこと。 それなら早くいってくれればよかったのに。

お父さんも会長さんも 誰も私の意思を確認しない

結婚の話ばっかりで 私の気持ちは置いてきぼり。

((ガタッ

椅子を揺らして立ち上がる

これが彼の声を初めて聞いた 瞬間だった。

黒のコートを袖に通し、 歩き出す。

会長さんの息子で、現社長 キム・ジョンインさん

無口で 無愛想 ちょっと怖い人

それが彼の印象だった。

帰りのタクシーでおとうさんが私の顔色を伺う。

そう言って嬉しそうに笑う。 運の良い話。。まぁ たしかにそうかもしれない。

一般家庭で育った私が 大企業の社長さんと結婚だなんて 誰もが驚く シンデレラストーリー だろう。

これは幸せなこと なんだね。

相手はお金持ちの社長さんで 会長さんはお父さんの友達だし、 優しそうな人 有り難いって思って 喜ぶべきなんだ。

私の手を握って 真剣な顔で優しい声で そんなこと言うから

"結婚なんて考えられない" とは 言えなかった。

後日 私は会長さんの奥様と、つまり義理の母親になる方と二人でドレスを見に行くことになった。

支度を終え

約束の時間より少し前にわ家の前で車を待つ

やがて光沢のある黒い高級車が我が家の前に停められた。

運転手

キム・美月さんですか。

美月

はい。

運転手

では、こちらへどうぞ。
奥様は目的地でお待ちです。

美月

あ、はい。ありがとうございます。

このレストランに入って来る直前 お父さんに ”これなら会う人は美月の結婚相手になる人なんだ" といわれて

もうすぐ卒業だから大学にもほとんど行ってない。 お父さんに就職活動はしなくていいと言われた理由がわかった気がする。

こうゆうことだったんだね 大企業の息子さんと結婚するから、働く必要もないってこと。 それなら早くいってくれればよかったのに。

お父さんも会長さんも 誰も私の意思を確認しない

結婚の話ばっかりで 私の気持ちは置いてきぼり。

((ガタッ

椅子を揺らして立ち上がる

これが彼の声を初めて聞いた 瞬間だった。

黒のコートを袖に通し、 歩き出す。

会長さんの息子で、現社長 キム・ジョンインさん

無口で 無愛想 ちょっと怖い人

それが彼の印象だった。

帰りのタクシーでおとうさんが私の顔色を伺う。

そう言って嬉しそうに笑う。 運の良い話。。まぁ たしかにそうかもしれない。

一般家庭で育った私が 大企業の社長さんと結婚だなんて 誰もが驚く シンデレラストーリー だろう。

これは幸せなこと なんだね。

相手はお金持ちの社長さんで 会長さんはお父さんの友達だし、 優しそうな人 有り難いって思って 喜ぶべきなんだ。

私の手を握って 真剣な顔で優しい声で そんなこと言うから

"結婚なんて考えられない" とは 言えなかった。

後日 私は会長さんの奥様と、つまり義理の母親になる方と二人でドレスを見に行くことになった。

この車に奥様乗ってないんだ。

少しホッとした。

スーツ姿の男性がドアを開けてくれたので、軽く会釈をしてから車に乗り込む。

車なのにこんな乗り心地いいんだ。まるでフカフカのソファ既に落ち着かない。

奥様

あなたが美月さんね。はじめまして
ジョンインの母です。

美月

はじめまして。キム・
美月です。
今日はよろしくお願いします。

奥様

こちらこそよろしく。
じゃ、行きましょうか。

美月

はい。

このレストランに入って来る直前 お父さんに ”これなら会う人は美月の結婚相手になる人なんだ" といわれて

もうすぐ卒業だから大学にもほとんど行ってない。 お父さんに就職活動はしなくていいと言われた理由がわかった気がする。

こうゆうことだったんだね 大企業の息子さんと結婚するから、働く必要もないってこと。 それなら早くいってくれればよかったのに。

お父さんも会長さんも 誰も私の意思を確認しない

結婚の話ばっかりで 私の気持ちは置いてきぼり。

((ガタッ

椅子を揺らして立ち上がる

これが彼の声を初めて聞いた 瞬間だった。

黒のコートを袖に通し、 歩き出す。

会長さんの息子で、現社長 キム・ジョンインさん

無口で 無愛想 ちょっと怖い人

それが彼の印象だった。

帰りのタクシーでおとうさんが私の顔色を伺う。

そう言って嬉しそうに笑う。 運の良い話。。まぁ たしかにそうかもしれない。

一般家庭で育った私が 大企業の社長さんと結婚だなんて 誰もが驚く シンデレラストーリー だろう。

これは幸せなこと なんだね。

相手はお金持ちの社長さんで 会長さんはお父さんの友達だし、 優しそうな人 有り難いって思って 喜ぶべきなんだ。

私の手を握って 真剣な顔で優しい声で そんなこと言うから

"結婚なんて考えられない" とは 言えなかった。

後日 私は会長さんの奥様と、つまり義理の母親になる方と二人でドレスを見に行くことになった。

黒のワンピース、ヒールの高い靴、アクセサリー、時計身につけているものがすべて高級品で

綺麗にまとめられた短めの髪

上から下まで私を値踏みするように動く大きな目

何か言いたいだけにしてそのまま閉じられた口

何が、ってわけじゃない

何もかもが

圧倒的な迫力だった

奥様

シンプルで上品で、それでいて華やかそんな、デザインのものをいくつか、持ってきてちょうだい。

店員

はい。わかりました。

店員

只今お飲み物をお持ち致します。こちらでおかけになってお待ちください。お連れ様もこちらにどうぞ。

美月

あ、はい。

このレストランに入って来る直前 お父さんに ”これなら会う人は美月の結婚相手になる人なんだ" といわれて

もうすぐ卒業だから大学にもほとんど行ってない。 お父さんに就職活動はしなくていいと言われた理由がわかった気がする。

こうゆうことだったんだね 大企業の息子さんと結婚するから、働く必要もないってこと。 それなら早くいってくれればよかったのに。

お父さんも会長さんも 誰も私の意思を確認しない

結婚の話ばっかりで 私の気持ちは置いてきぼり。

((ガタッ

椅子を揺らして立ち上がる

これが彼の声を初めて聞いた 瞬間だった。

黒のコートを袖に通し、 歩き出す。

会長さんの息子で、現社長 キム・ジョンインさん

無口で 無愛想 ちょっと怖い人

それが彼の印象だった。

帰りのタクシーでおとうさんが私の顔色を伺う。

そう言って嬉しそうに笑う。 運の良い話。。まぁ たしかにそうかもしれない。

一般家庭で育った私が 大企業の社長さんと結婚だなんて 誰もが驚く シンデレラストーリー だろう。

これは幸せなこと なんだね。

相手はお金持ちの社長さんで 会長さんはお父さんの友達だし、 優しそうな人 有り難いって思って 喜ぶべきなんだ。

私の手を握って 真剣な顔で優しい声で そんなこと言うから

"結婚なんて考えられない" とは 言えなかった。

後日 私は会長さんの奥様と、つまり義理の母親になる方と二人でドレスを見に行くことになった。

圧倒的な迫力だった

お店に入った瞬間から何人ものスタッフが奥様のために忙しく動き回る

やっぱりすごい人なんだ。

美月

・・・

このレストランに入って来る直前 お父さんに ”これなら会う人は美月の結婚相手になる人なんだ" といわれて

もうすぐ卒業だから大学にもほとんど行ってない。 お父さんに就職活動はしなくていいと言われた理由がわかった気がする。

こうゆうことだったんだね 大企業の息子さんと結婚するから、働く必要もないってこと。 それなら早くいってくれればよかったのに。

お父さんも会長さんも 誰も私の意思を確認しない

結婚の話ばっかりで 私の気持ちは置いてきぼり。

((ガタッ

椅子を揺らして立ち上がる

これが彼の声を初めて聞いた 瞬間だった。

黒のコートを袖に通し、 歩き出す。

会長さんの息子で、現社長 キム・ジョンインさん

無口で 無愛想 ちょっと怖い人

それが彼の印象だった。

帰りのタクシーでおとうさんが私の顔色を伺う。

そう言って嬉しそうに笑う。 運の良い話。。まぁ たしかにそうかもしれない。

一般家庭で育った私が 大企業の社長さんと結婚だなんて 誰もが驚く シンデレラストーリー だろう。

これは幸せなこと なんだね。

相手はお金持ちの社長さんで 会長さんはお父さんの友達だし、 優しそうな人 有り難いって思って 喜ぶべきなんだ。

私の手を握って 真剣な顔で優しい声で そんなこと言うから

"結婚なんて考えられない" とは 言えなかった。

後日 私は会長さんの奥様と、つまり義理の母親になる方と二人でドレスを見に行くことになった。

圧倒的な迫力だった

ソファに座ると、隣にいる奥様から上品で な香水の香りがして

またすこし

緊張がました。

店員

数種類ご用意させて頂きました。ぜひお手にとってご覧ください。

そう言いながらスタッフが持ってきたのは文字通り純白で美しい たくさんのドレス

大人の女性に似合いそう 私なんか着こなせるだろうか

美月

・・・

店員

スレンダーラインやAライン、マーメイドラインなととても装飾が少ないシンプルなものですが、お客様のように背が高い女性にはお似合いになるかと思います。

私がドレスの前で固まっていたら、スタのお姉さんが 親切に説明してくれた。

そんなに種類あるんだ。 それすら知らなかった。

奥様

これこれが良さそうね。
美月さん
試着してみてくださる?

美月

あ、はい。わかりました。

そう言いながらスタッフが持ってきたのは文字通り純白で美しい たくさんのドレス

大人の女性に似合いそう 私なんか着こなせるだろうか

私がドレスの前で固まっていたら、スタのお姉さんが 親切に説明してくれた。

そんなに種類あるんだ。 それすら知らなかった。

奥さんはたくさんのドレスの中から3着選び、私に手渡す。

さっき私をじろじろ見てたのはどんなドレスが似合うか考えてくださってたのかも。

スタッフさんにドレスを運んでもらい

広い広いフィッティングルームへ

店員

何がありましたらお声掛けください。

美月

はい。

そう言いながらスタッフが持ってきたのは文字通り純白で美しい たくさんのドレス

大人の女性に似合いそう 私なんか着こなせるだろうか

私がドレスの前で固まっていたら、スタのお姉さんが 親切に説明してくれた。

そんなに種類あるんだ。 それすら知らなかった。

髪の毛をまとめて早速着替える。

奥様を待たせてるから急がなきゃと

そのことだけ意識が集中してたけど

純白のドレスといえば女の子の夢

私だってそういうこと憧れてないわけではない

テレビや雑誌で見て素敵だと思ったこともある。

それをまさか自分が

着ることになるなんて

美月

・・・・・

鏡に映る自分の姿を静かに眺める。

そっか、私結婚するんだ。

少しずつ実感が湧いてきた。、

美月

どうでしょうか。

奥様

・・・・・・・

沈黙が怖い

視線が痛い

奥様の口から出る言葉に全神経が集中している。

奥様

これくらいならいいかしらね。

3着目にきた マーメイドラインのドレスを見てこの 1言 満足まではいかないようだけど、とりあえず、不満でもないらしい

奥様

パク社長このドレスにするわ。

店員

ありがとうございます。
ドレス合わせてベールやアクセサリーはいかがでしょうか。

奥様

そうね。見ておこうかしら。

奥様は棒立ちになってる私を置いて

その場をはなれた。

どうやら私の意見を聞くつもりないみたい。

誰の結婚式がわからなくなりそう。 まぁ たとえ聞かれても答えに困るから これで丁度いいのかも。

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