ふっか
ふっか
目が覚めると頭が痛い体が重い なんなら痛い ベッドから起き上がることすらできない 今日照ん家行くって約束してたのに... とりあえず熱、計らないと.. スマホも..あれどこだ、、 うあ゛ーーー
ふっか
ふっか
岩本宅
照
照
照
照
応答なし
照
応答なし
照
応答なし
出ない、まだ寝てる? でももう昼前だぞ、、 うーん、どうしよう。 特にこれってする事は決めてねえけど 心配..だな でもこれで家まで行くってちょっと重すぎ?? うーん...
照
しばらく部屋をぐるぐると周回し 悩んでいたが こうなったらいてもたってもいられない 車のキーを持ち足早にふっかの家に向かう
ピンポーン♪ ピンポーン♪
何度かインターホンを押すが 応答がない やっぱり寝てる...か? 合鍵は持っているので 鍵を開け部屋に上がる
ふっか
ギィィー
照
ふっか
照
照
照
ふっか
ふっか
照
ふっか
照
ふっか
ふっか
照
見るからに焦点が合わない目に 顔は真っ赤で汗ばんだ額に髪が張り付いてる なのに本人は寒そうに毛布にくるまっている どう見ても熱だ... 意識朦朧としているふっかを抱えて 車に乗せて病院へ向かった
病院受診後 薬を貰い 必要な物を買い揃え 俺の家の方に帰った
その方が勝手がわかるから看病もしやすい 病院で点滴をしてもらったおかげで 多少熱も下がり 落ち着いたのかぐっすり眠っている 起こさないようにベッドに寝かせて 布団をかける
家に行った時とは違って 静かに寝息を立てている様子を しばらくの間じいっと見つめ ほっ、と一息つく
照
照
ふっか
照
照
ふっか
ふっか
ふっか
ふっか
それからだいぶ時間が経ち 空は既に真っ暗になった頃に目が覚めた
薄暗い部屋 視界はまだぼやけていて よく見えないけど 明らかに自宅ではない 一瞬不安になり布団を手繰り寄せ 体を縮こませるが 見慣れた寝具と 包み込まれるような照の匂い
ふっか
ガチャ!
照
ふっか
ふっか
開かれた扉の後ろから光が差し込み 眩しくて目を細める 安心する匂いの主が傍に来て 腰に手を回して抱きついて 頭を擦り寄せる
照
照
照
ふっか
照
照
ふっか
ふっか
照
照
照
ふっか
照
照
ふっか
照
ふっか
照
まだ体も辛いだろうに 俺に迷惑かけたとか 俺が怒ってんじゃねえかとか ほんともうちょい自分の心配してくれ、 大丈夫、安心しろ。 と言うように 優しく背中をさする。
照
照
ふっか
照
ふっか
照
ふっか
照
ふっか
照
照
ふっか
照
照
ふっか
ギィィ、バタン
ふっか
え、照今なんて言った? 聞き間違い? まだ熱に浮かされてる? いやそりゃ俺も考えてなかった訳じゃないけど 今?今なの? 今言った?
照
ふっか
ふっか
照
ふっか
ふっか
照
ふっか
照
𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸
コメント
5件
ありがとうございます 続きをお願いします🙇♀️
この感じ好きです🥰続き書いてほしいです。
これって続きありますか? めちゃ気になるんですけど…