𓈒𓂂◌𓏸青 黄 集‪𓂃 𓈒𓏸

リア友からのリク

青黄 兄弟 オメガパロ

オメガあんま理解してない、 はーくよろ、 ↑↑↑おい、

僕は生まれた時から Ωというものらしい、

しっかりとは知らないけど、 小さい頃にお母さんに言われた、

でも、数ヶ月前に親が事故で亡くなって しまったので、

今はおにぃちゃんと 2人で暮らしている、

前まではずっとゲームばかりしていた おにぃちゃんも

今はすっかり、母親のように なっていた、

今頃になって漢字と格闘しても 意味は無いだろうし、

今年も国語は諦めるしか、 なかった、

数時間、 僕はずっと机に向かっていた

数学はおにぃちゃんが得意なので 教えてもらおうと、

最後まで残していた、

急に体が暑くなってきた、

体は暑いが熱っぽさはない、

なんだろ、ｯ、これ、…ｯ

なんか、ｯ、からだが、変なｯ、かんじするｯ、

その瞬間、兄の言葉が 頭をよぎった、

体が少しでもおかしいなって思ったら、 直ぐにお兄ちゃん呼んでね？、

頑張って声を出そうとするが、 力が入らない、

ｽﾙｯ、ﾊﾞﾀｯ

足の力が抜けて床に座り込んでしまった、

妙に頭がふわふわする、

僕はとっさに 近くにあったスマホで 兄に電話をかける、

ﾌﾟﾙﾙｯ

かけてすぐに、 彼の声が聞こえる、

ﾌﾟﾁと、電話が切れ、 ドタドタと階段や廊下を 走る音が聞こえる、

ｶﾞﾁｬｯ、

思いっきりドアが開く

僕は思わず おにぃちゃんの服を握る、

ﾁｭｯ

おにぃちゃんの唇が 僕の唇に触れる、

ﾁｭｯ、ｸﾁｭｯ

おにぃちゃんの舌が 僕の口の中に入ってきて、 僕の舌を絡み合わせる、

出そうとしてないのに 自然と声が漏れる、

ﾚﾛ、ﾚﾛｸﾁｭｯ

今まで経験した事のないような 感覚で、体がﾋﾞｸﾋﾞｸと跳ねる、

おにぃちゃんが離れると 口から透明な糸が張る

もう何も考えられないくらい、 頭がふわふわとする、

そう、僕の耳元で囁くと おにぃちゃんは僕の首元を 甘噛みした、

痛いような、優しいような 不思議な感覚だった、

そして僕は 彼に体を委ねた、