愛斗と葉月は今、公園にいる。
葉月 「愛斗、どうしたの?萌先輩と何かあったの?」
愛斗 「実は、萌に告白されたんだ…」
葉月は衝撃を受けた。
あんなに協力してくれた先輩が自分と同じ人を好きだったなんて。
葉月 「ごめん、私、帰るね。」
愛斗 「なんで?」
葉月 「なんでって…愛斗はもう、萌先輩の彼氏なんだし。私といたら浮気になっちゃうよ笑」
葉月はそう言って誤魔化した。
葉月が立ち上がろうとした瞬間。
愛斗 「誰が萌と付き合ったなんて言ったんだよ。」
葉月 「…え?」
愛斗 「俺、断ったし。好きな人いるから。」
そんなこと言われたって。
私な訳ないよね、と、葉月は受け止めた。
葉月 「もう、いいよ」
愛斗 「どういうこと?」
葉月 「ねぇ、愛斗。気づいてた?」
愛斗 「なにを?」
葉月 「私、ずっとずっと愛斗が好きだった。心の底から大好きだった。なのに、愛斗はちっとも最後まで気づいてくれなかったね。」
愛斗 「ばーか。」
葉月 「ばーかって…酷!年下だからってその反応無くない!?」
愛斗 「いい加減気付けよ。俺の好きな人、葉月なんだけど。」
葉月 「え?」
愛斗 「ずっと葉月が好きだったんだよ。俺と付き合ってくれる?」
葉月 「…はい!」
愛斗 「よっしゃ!」
葉月は目から涙が溢れた。
愛斗 「ちょっ、お前、なんで泣いてんだよ!?俺が泣かしたみたいだからやめろよー」
葉月 「だって…」
愛斗 「まぁ、そういう所も含めて好きだけど…」
葉月 「ん?なんか言った?」
愛斗 「な、なんでもねぇーし!」
その時、愛斗は着ていたパーカーを葉月の頭に被せてきた。
葉月 「ちょ、愛斗、何?」
葉月がそう言うと、愛斗もパーカーの中に入ってきた。
そして、人知れず、2人の唇が重なり合った。
葉月が頬を真っ赤にしていると、愛斗がパーカーを葉月の頭の上から取った。
そして、
愛斗 「よろしくな!」
そう言い、パーカーを着始めた。
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#3はここまでです!
どうだったでしょうか?
実は、この初恋。はコレで終わりではありません!
#4も近いうち出します!
そちらも是非ご覧下さい(´ω`)
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