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私のカレシ

第1話 - 私のカレシ

200

2018年10月31日

#恋愛

#ホラー

#ヤンデレ

#sora

❆颯蘭❆

私は今日、ずっと好きだった海君に告白した

あかり

あ、あの………

あかり

前からずっと好きでした！

あかり

も、もし、良ければつ、付き合ってください！

海

ん？別にいいよー

あかり

へ？ほんとに？

海

うんっ

海

これからよろしくね？
あ、か、り、ちゃ、ん？

付き合ってから何ヵ月かが経った

もう、私には海君なんてどうでも良かった

告白したのは自分だけどもうあの人との生活に飽きた

だから海君とは会わずに他の男子と喋っていた

男子

ねぇねぇあかりちゃん今日暇？

男子

暇ならカラオケでも行く？

あかり

うん！いく！

男子

でも、お前って海と付き合ってるんだろ？

男子

いいのか遊んで

あかり

いいの！とゆうか遊びたいの！

あかり

あの人にはもう飽きたから

男子

へー……なら、いっか！

男子

じゃあ、いこ！

あかり

うん！

海

…………………

カラオケから帰ってきたらLINEの通知が100件ほど来ていた

あかり

なに？
だれ？

そのLINEの内容はとても怖かった

海

ねぇ

海

なんで、俺じゃない男子と話してるの？

海

もう俺に飽きたとか？

海

そんなことはないよね？

海

あかりはそんな悪い子じゃないよね？

海

なんか大事な用事があったの？

海

カラオケとか行ってないよね？

海

なんで俺じゃだめなの？

あかり

悪いけどもう飽きた

あかり

別れよ

海

なんで？

海

なんで俺よりあんなやつを選ぶの？

海

何が足りないの？

海

俺よりあいつのどこがいいの？

あかり

海は顔もいいし勉強も運動もできるけどたまに性格が豹変する

あかり

そうゆうのマジで無理

海

そうなんだ

海

そうだ！
わかった！

海

あいつを殺せば俺を愛してくれる？

あかり

は？
なにいってるの？

あかり

本気？

海

本気じゃなきゃ言うわけないじゃん

海

いまからいくねー、

本気なのかな

本気だったらどうしよう

≪その頃あの男子の家で≫

ピンポーン

男子

ほーい

海

ねぇねぇお前はあかりの事が好き？

男子

え？何急に

海

だから、あかりの事は好きか？

男子

ま、まぁ

海

そっか……………

海

それは残念

海

ま、そんなことはどうでもいいや

海

バイバイ

海

ただいまー

あかり

ねぇ、ほんとに殺ったの？

海

うん

海

お腹に包丁をスッって指したらすぐに

あかり

え、嘘

海

ほんとだよ？

嘘だ

嘘って言ってよ

私があの男子の事を好きになったから？

私が海君を捨てたから？

いまじゃ間に合わない？

あかり

いいよ、もう一回やり直そ

あかり

これでいいの？

海

言い訳ないじゃん

海

あ、そうか俺が悪かった
ごめんね

海

俺の躾が悪かったね

海

一生俺のものにしなきゃ

海

じゃ、また明日ね

あかり

どうしよう

私もあの人みたいになるの？

いやだ

まだ生きたい

こんな風に終わるのは嫌だ

翌日

海

おはよ、あかりちゃん

あかり

お、おはよ

海君が耳元で囁いた

海

放課後学習室来て

私は何されるの？

怖い

放課後

海

おー、きたきた

海

いらっしゃい

あかり

なんなの？はやく終わらして

海

なんで俺以外の男子と喋った？

海

俺はあかりの事をこんなに愛してるのに！

海

どうしてお前は俺を見てくれないんだ？どうしてなんだよ!!
そうか…！お前が生きてるから他のものに目移りして俺を見てくれないのか…！
じゃあお前を殺してしまえばお前は俺をずっと見てくれるよな？そうだよな…？
なぁ...永遠にずっと俺のことを見続けてくれ……

あかり

い、いやだ…………

私は全力で教室に逃げた

海

ははっ…みぃ～つけた。
だから言っただろ？
逃げても無駄だって…さ。
お前がが何処へ逃げようとしても、
俺は絶対アンタを見つけ出して見せる。
さぁ～て、と。
お仕置き、しなくちゃな？

あかり

い、痛い！

海

イタいの?ごめんな...でもお前があんな奴と話すから…さ？あんなに注意したのに。…あっそうだ。やっぱりこの目も耳も全部とっちまうか...大丈夫…すぐ、終わるよ。
だからな？安心しろ。

あかり

そうゆうところが嫌いなの！
もう嫌だ！別れよ！

海

何で俺と別れたいんだ？俺の何処が嫌なんだ？あるなら、嫌な所直すからよ。だから、別れないでくれよ……お前がいないと、俺は……！
……どうしても俺の傍から離れたいっていうなら、……閉じ込めるからな？

あかり

もうやめて！

あかり

なおせないの、海君には！

あかり

本当にやめて！

海

なぁ...
何で怒ってるんだ？
え？「当たり前でしょ」って…監禁して何が悪いんだ？
まあ…もとはといえばお前が悪いんだけどな...
俺以外のやつとしゃべったりするから…
お前は俺のこと嫌いなの？
俺は…こんなにも、こんなにもッ！
お前のことを殺したいほど愛してるってのに...！！！！！！！

あかり

い、嫌…こ、来ないで…………

海

いいなぁ！お前の歪んだ顔！
俺はお前のその顔が大好きだぜ…？
愛してるよ…死んでも愛し続けるからよ！くははっ！

あかり

や、やめて…………

あかり

どうしちゃったの

あかり

こ、怖いよ………

海

なぁ...？どうしてお前はこっちを見て笑ってくれないんだ...？あいつと一緒に居た時はあんなに笑ってたのに…！俺だけを見ろよ！俺だけにその笑顔を！全てを見せろよ！！それが無理なら俺はお前を消してしまうかもしれない。でもそうするとお前の声が聞けなくなってしまう…。あぁどうしようか。…そうだ…。お前を縛っておけばいいんだ。これでお前は俺から逃げられなくなってずぅっと一緒にいられるよな？

あかり

嫌だ…………

あかり

海君の言うことは正しくない……

海

なぁ、どうして言うことを聞いてくれないんだ...？
...ああ、そうか。お前は...あかりの偽物だな？そうだよな？
あかりが俺の言うことを聞かないなんてあるはずがない。
...じゃあなあかりの偽物...ｻﾞｼｭｯ(包丁を腹に刺す）

海

今までありがとう

海

これからはずっと一緒にいてやるから

海

俺が死ぬまで愛すよ