それは突然の出会いでした
えんちょう。
ねぇ〜、隣いい?
あなた
え?あ、どうぞ?
大学の講義で偶然隣に座ったその人。切れ長で何処か気だるげな朱色の瞳と跳ねた金髪。心地よい低音の声。目を奪われたのを今でも覚えてる
えんちょう。
ん〜.....ん?あれ、終わっちゃったのか。ん、ごめん。あの、ノート見せて......
あなた
あ、はい。どうぞ!
えんちょう。
おぉ〜、ノート綺麗だねぇ。字も丁寧で見やすい
あなた
えへへ、ありがとう
えんちょう。
明日まで借りていい?
あなた
いいですよ!
『明日まで』 その言葉が響く。また明日会えるんだ。初めてあった筈なのに心がドキドキする
えんちょう。
あ、居た居た
あなた
あ、昨日の
えんちょう。
ん。これノートね。後.....作ったから貰って?お礼にどうぞ
あなた
え、わざわざ......ありがとう。嬉しい(ニコッ
えんちょう。
っ、良かった。あ、そう言えば名前聞いてない....
あなた
あ、えっと、私は
あなた
......です
えんちょう。
おけ。覚える。俺は猿子赤烙
あなた
ましこ....せ、せきや?
えんちょう。
そう。猿子赤烙。一部のやつからはえんちょう。って呼ばれてる
あなた
えんちょう。さん
えんちょう。
えんちょう。でいいよ。これからよろしくね
あなた
!よ、よろしくお願いします!
えんちょう。
後、敬語じゃなくていいよ?同い年だから、フレンドリーにいこ?
あなた
う、うん。わかった
えんちょう。
次の授業....同じじゃない?また隣に座っていい?
あなた
うん、いいよ!
えんちょう。
ふふっ、行こっか
翌日、健気にお礼を持ってノートを返しに来てくれたその人。名前は猿子赤烙って言うらしい。ノートには付箋でお礼まで書いてあって思わずほっこりしてしまう。彼とはこの後も付き合いが続きそうだ
その後も予想通り猿子君とはよく授業で一緒になって、いつの間に仲良くなっていた。ただ....
あなた
はぁ.....
咲良
どうしたの?ため息なんかついちゃって〜
あなた
さくらぁ〜!助けてよぉ〜
咲良
なになに 笑
あなた
いやね?気になる人がいてさ.....
咲良
え、まじ?あんたが?w
あなた
悪い?!一応女だよ!?
咲良
wwww
咲良
で、その人の名前は?その人とはどういう感じなの?
あなた
名前が猿子君。関係的には仲のいい友達
咲良
なるほど〜?
あなた
会う度にさぁ、胸が痛くなってさぁ?何か......悲しくなってくる.....
咲良
えぇ?何で悲しくなんの?
あなた
いや、なんて言うのかな。こんな気持ちなのは自分だけで猿子君はそんなこと思ってないんじゃないかって。そう思うと悲しくなってきて.....
咲良
ん〜、それはさ、その猿子君?の態度は?
あなた
優しいよ?痛いくらいに優しいよ?!本当に友達って感じだよ!?
咲良
そっかぁ
あなた
そっかぁって、本気で悩んでるのに....
咲良
じゃぁ......
咲良
当たって砕けろ!!
あなた
へ?
咲良
だ、か、ら!当たって砕けろって言ったの!直接本人に言うんだよ!
あなた
えぇ!?
咲良
大丈夫、あんた可愛いでしょ!性格もいいし、完璧だよ?!フッたらそいつは許さん!
あなた
え、え、え、ちょっ、落ち着いて?!
咲良
大丈夫。フラれたら慰めるよ。なんたって親友だからね!(ドヤ)
あなた
えぇ〜
咲良
ほら、もう帰りになるでしょ?早く行かないと先帰っちゃうかもよ?
あなた
でも
えんちょう。
あ、居た〜!ねぇー!
あなた
あ、猿子君.....
咲良
お、噂をすれば本人登場じゃん
咲良
ほら、行ってきな。そんで、言ってやれ!
あなた
.......うん、わかった。言ってみるよ
あなた
ありがとう!じゃぁ、お先に
咲良
ばいば〜い!報告してね〜!!
えんちょう。
ん。お邪魔しちゃった?
あなた
ん〜ん、大丈夫
えんちょう。
そっか。じゃぁ一緒に帰ろ
あなた
うん!
ten
一旦ここまで!
ten
1話完結ならず.....次で終わります
ten
今日は挨拶なしで!んじゃ、ばい!
ten
あ、追記追記
ten
ここではえんちょう。さんが別の名前です
ten
えんちょう。→猿子赤烙
ten
捏造だゾ!注意してな!!