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こんちはー
作者です
5話ですありがとうございます
こっから世界観の説明が難しくなってくんよねー
まあそーゆーことで
それでは〜
おやすみなさい
前回のあらすじ☆ ルイイのお気にの喫茶店の店主が殺されたよ! メルは見逃され急いで助けを呼びに行くよ!
メル
メル
私は急いで外に出たつもりだが、心臓の動きが邪魔でまともに歩くことも難しい
近く…近くに何か、
助けてくれるところに行かなければ…
メル
このまま、死んでしまうのではないかと
大きな不安。
まるですぐそこに、彼女がいるのではないかと勘違いしてしまいそうな、
私の中に、彼女に監視されているような、
そんな不安。
ギィ……
メル
いるか
メル
メル
いるか
メル
変な語彙の人だな
何か言葉の裏にまた違った言葉がありそうな…
メル
いるか
いるか
ここは「オルタナティブ・リサーチ社」
「社」とあるがどちらかといえばグループのようなものだ
このグループは善の者が集まる所で、
占い、バグ直し、問題解決、
いわば何でも屋ってとこだ。
他のグループに比べ個性的な人が多いとか。
メル
メル
いるか
いるか
メル
言葉をうまく伝えたい
でも、苦しくて
喋れない
…私は
都合のいい時だけ周りに助けを呼んで
都合のいい時だけ見て見ぬふりをして
私って、何なんだろう
なんで私は生きているのだろう
メル
いるか
いるか
メル
メル
メル
いるか
沈黙、
私の息遣いだけが鳴る
私だけがいる。
申し訳ない
自分だって、なんでこんなに苦しいのか分からない
頭、考えてることはやけに冷静
いるか
メル
メル
メル
彼女は飲み物を持ってくる為に立ち上がったが、私の様子を見ている
この状況が、あの時を彷彿とさせて
余計にプレッシャーが伸し掛かる
いるか
いるか
メル
いるか
そう言うと彼女は奥へ消えていった。
意図せず私の顔から汗が流れる
…ぽたっ…
太ももに汗が落ちる
そこから、じわぁっと
水が広がる
メル
水が伝った所が冷え始める
思えば全身が冷えている気がする
いるか
メル
言われるがまま、その液体を飲む
フルーツジュースのような味。
一口飲んでコップを離すと気付く
この飲み物、青みがかかっている…
メル
舌に粉っぽいものが残る
…苦い
いるか
メル
いるか
いるか
メル
失礼な人だ
…まあ
……事実なのだが…
メル
何、なんだか
急に、瞼が
いるか
いるか
いるか
そう言われると、
抵抗する理由がなくなった気がして
緩やかに、重く、
眠りについた。
いるか
いるか