大森元貴side
スタッフさん1
スタッフさん1
スタッフさん1
何かが切れる音がした
今まで張り詰めていた糸が切れて心から沸々とした怒りが湧き上がってくる
涼ちゃんがMrs.GREEN APPLEに入ったのはキーボードが上手いからじゃない
涼ちゃんの人柄がすごく好きだったから
ほんわかしていて優しい。
そんな雰囲気を持っていた。涼ちゃんは。
だから、絶対同じバンドに入れたい。
そう思って勧誘した
涼ちゃんは期待通り…いや、期待以上の優しい人だった
そして、真面目で、努力家だった。
涼ちゃんがMrs.GREEN APPLEに入りたての頃、スタッフさんにもファンの人にも
“あのキーボード要らなくないか?笑”
そう言われていて。
でも涼ちゃんはすごくすごく、きっと血反吐を吐くくらい練習して、
涼ちゃんしか出せないような繊細で綺麗な音を出せるようになった
真面目で努力家で、優しい、俺たちのことを一番に考えてくれる。そんな人。
その涼ちゃんを、
俺と若井の大事なメンバーを
『なんで生きているのか』
そう、スタッフは言った。
平然と自分が正しいと思ったまま、スタッフは声を荒げた
気づくと自分の拳は爪が刺さるほど固く握りしめていた
それを、スタッフに振り下ろそうとしていた
それを止めたのは他でもない若井だった。
wki.
omr.
落ち着けるわけがなかった
涼ちゃんはあんなこと言われるためにキーボードを弾いたんじゃない
罵倒されないといけないわけじゃない
そんな重大なミスを犯したか?
ただ、レコーディングでミスが多かっただけ
それをスタッフが大きくしているだけ。
若井の目を見る
俺はこの意見を曲げない
このスタッフを何度か殴らないと気がすまない
その時だった
スタッフの横に俯いて泣いていた涼ちゃんが急に立ち上がった
一瞬目の合った涼ちゃんはすごく悲しい目をしていた
それと同時に、絶望した顔をしていた
omr.
そう叫んだけれど、涼ちゃんは振り向いてくれなかった
バタンとドアが閉められる
俺はスタッフの方を向いた
omr.
俺はスタッフの胸ぐらを掴んだ
スタッフとの距離がぐっと縮まる
あれだけ悪口を大声で言っていたくせに俺と目があったスタッフはすぐに俺から目を逸らした
でも俺はスタッフを睨め付けた
五秒間、ずっと、ずっと睨みつけていた
でも、涼ちゃんを傷つけた人に触っているのが気持ち悪くなってすぐに手を離す
スタッフさん1
スタッフは服を整えながら足早にレコーディングルームを出て行った
wki.
wki.
若井が俺にそう言った
俺は返事はしなかった
怒っていたから
あのスタッフを粉になるまで殴っても気が済まないほど怒っているから
wki.
wki.
omr.
わかってくれない
なんでわかってくれないの
wki.
wki.
若井は俺に言った
返事は一つだった
omr.
wki.
こんにちは✨
1000いいねありがとうございます😭 感想も沢山きていて、読むのが楽しかったです✨
この作品もいいねと感想よろしくお願いします🤲
それではまた!
コメント
4件
元貴様!代わりにぶん殴ってやるので綺麗な手を汚さないで!!!!!
スタッフ最低すぎる‥…、 涼ちゃんどうか無事でありますように‥!!
スタッフ何してんのさ涼ちゃんに何かあったらほんとにどうするの?!