ある日 友人に頼まれて 俺は自分の持っているラノベを貸した
俺
友達
せんきゅ!
俺
お前 読み終わったら絶対返せよ?
友達
毎日 半分ずつ読むから大丈夫だよ!
俺
そんなに読むのね
文章を入力してください
俺は 高校を卒業し 大学に進学した
いろんな思い出を作り 大学を卒業
まぁまぁ年収の良い良い中小企業に就職し 恋人もでき 結婚した
月日は流れ
俺
俺の寿命もあと僅かか..
俺
妻は先に逝ってしまって 息子も孫も都会で元気に生活しているし..
俺
人生 長いようで短いな
俺
たくさん作った思い出も 今じゃほとんど忘れてしまった
俺
ただ一つだけ
俺
先に逝ってしまった高校の友人から 俺の大事にしてたラノベ返してもらってないんだよなぁ...
引用:二分法のパラドックス







