愛花
高校二年生
病院からの帰り道に強く願った
私は生まれつきの心臓の病気で これまでは薬の力で耐えてきた
けどそれはあと1年も持たないらしい
この世に公開を残したとしたら君だ
もう一度だけでいいから
君に会いたい
幼稚園の時
君
君
愛花
愛花
愛花&君
愛花
君
その後お母さんが来て愛花は病院に連れていかれました。
君が私の病気を知ったのは この時だったね。
小学校
愛花
君
愛花
年齢的に恥ずかしくなったのか私と君の間に距離ができてしまったね。
中学
君
君
愛花
君もちょっとは大人になったのか
人前でも話しられるように
前みたいに戻っていきました
しかし
愛花
クラスメート
クラスメート
クラスメート
君
君
君
クラスメート
君
愛花
ピーポーピーポー
病院にて
愛花
愛花
愛花
君
君
愛花
その後私が学校に行った時には もう君いませんでした
愛花
クラスメート
クラスメート
愛花
その後いっさい連絡が取れませんでした
現在
愛花ママ
愛花
愛花ママ
愛花
君がいなくなってからは 君以外の友達なんかいらなくて そんな存在作らなかった
君がいなくなったのは私のせいだけどね
この時は転校した学校に君がいるんじゃないかって期待でいっぱいだった
新しい学校
教室
愛花
愛花
そんな自己紹介をしながらクラスを見渡していたら
窓際の席で外を眺めている
懐かしい横顔に目が止まった
愛花
そんなはずはないと思いながらも休み時間に声をかけた
愛花
窓際の男の子
愛花
窓際の男の子
君
君
君は目玉が飛び出るんじゃないかってくらいびっくりしてたね
私もびっくりしたよ
愛花
愛花
愛花
愛花
君
君
愛花
愛花
君
君の腕の中は安心して眠くなるくらい心地よかった
それから私達はカフェに行ったり映画を見たりした
ある日デートをしていた
君
愛花
愛花
君
君
病院
君
君
愛花
愛花
君
愛花
1年の余命宣告をされてからもう 11ヶ月がたっていた
君
愛花
愛花
そのとき君と交わしたキスは最初で最後のキスでとても切ない味がした
そのあと直ぐに私は命を引き取った
私は君の笑顔がこの世で1番 大好きでした
どんなに辛いことがあっても君の笑顔を見れば忘れちゃうくらいに
余命のこと言わなくてごめんね
君と見たあの映画面白かったね
パフェも美味しかった
そして最後に君と交わしたキスは とても切なかった
どんな事があっても 君が大好きだったよ
もっと一緒にいたかった
奏斗と一緒に
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