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【48話】

・nmmn注意 ・ご本人様には関係なし ・「〇〇に似てる」等の コメントはお控えください

(こんな時間に公園なんて…)

(碧生さん、何の用だろ?)

Broooock

あ…来た来た!

え、あれ…楓さんも居る?

えっと、何の集まりでしょうか…?

きんとき

…あのさ。燈

はい…?

きんとき

俺って昔から、誰かの物を取るのとか…なんか苦手で

きんとき

…誰かを押しのけて、自分が楽しむってことが

きんとき

すごい苦手で…今使ってる人が楽しそうなら、それで良いやって思ってた

そ、そうなんですね…

(これは…何の話?)

きんとき

…皆が幸せそうにしてるなら

きんとき

それが俺の幸せ、そういう感じ。

きんとき

誰かに誘われた時も…俺を誘ってくれた人は

きんとき

俺と一緒に居たいから誘ってくれる訳でしょ?

きんとき

…なら、その人が楽しんでくれてるなら

きんとき

それで良いかなって。自分は周りのこと考えてる、良い人なのかもしれない…って

きんとき

ほんとに良い人が、自分のことをそう思う訳ないのにねw

きんとき

…我儘言わないように…我慢してただけだったのかも

knの視線が燈に注がれる

きんとき

…燈が教えてくれたんだよ。

わ、私が?

きんとき

うん…燈が、俺を強くしてくれた

きんとき

……だから

この時、私達を囲う夜空の下に

息を呑むほど綺麗な言葉が紡がれた

きんとき

大好きです。燈

きんとき

俺と…付き合って下さい。

ぁ…………

Broooock

………、て下さい

きんとき

待って、下さい……

その…分かんない、です

私まだ、全然…

きんとき

…急にごめん。びっくりさせちゃうよね

きんとき

けど…全部ほんとのこと。

………

…夏休みが終わるまで、待って欲しい

Broooock

その後に返事…ってこと?

はい…楓さんと碧生さん、2人の気持ちが分かった今

少し時間が欲しいなって、、、

きんとき

分かった。…それまで待ってるよ

返事までのカウントダウンは

残り2週間ほど

私はまだ…呼吸が上手く出来ずに居る

帰り道

私が碧生さんを家まで見送った後

…楓さん、ごめんなさい

Broooock

え…?

なんか…こんなことになっちゃって

Broooock

でも、ともりが謝ることじゃ…!

Broooock

……こんなこと、かぁ

Broooock

これを予想できなかった僕にも、責任はあるように感じるけどね?

それは違いますよ!

あ、いや…だって

結局、私が優柔不断なのがいけないんですから…

Broooock

…でも、僕達はまだ恋人じゃないじゃん

Broooock

それなら別段…不義理を働いてることも無いと思うけど?

それは………

……ダメですよ

Broooock

……

だって私、「楓さんに考える」って言ったのに…

考えた結果がこれなら、、、

そんなの全然、ちゃんとしてない…

楓さんに答えを出す前に…こんなの

2人まとめる形になっちゃった、、、

Broooock

…僕と碧生、どっちが好きなのか

Broooock

そういう話じゃないの?

分かんないよ……好きとか、私には…

…だって…私はそもそも

自分のことすら好きじゃないのに…

……ぁ…

(やば、私今…最低なこと言った……)

Broooock

僕はともりのこと好きだよ?

(…そっか。結局そうじゃん)

(私はやっぱ、他人に嫌わたくないだけ…)

Broooock

…ともりの家、着いちゃったね

Broooock

おやすみ。…また会いたいなぁ

はい…わざわざ、ありがとうございます

Brがその場を去る

今回はここまで

ありがとうございました!
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