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障害持ちの恋人さん【完】

第2話 - 障害持ちの恋人さん（1話）

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2024年07月08日

#BL

#ワイテルズ

#ワイテルズBL

🍇栞🍇

アラーム音が聞こえないのは

少し...いや、凄く不安になる

スマイル

...7時51分か。

スマイル

...遅刻じゃんか。

毎日のように遅刻している

先生は｢ゆっくりでいいよ。｣そう

言ってるけど、そうじゃない。

スマイル

遅れました。

先生

（おはよう）

スマイル

あ、はい。

耳が聞こえない。

周りの音が聞こえない状況だ。

生徒

ヒソヒソ

スマイル

...

こんな、苦痛な場にいる

逃げたいな、、

チャイム音が聞こえない

みんなが立った時に立つ。

それが、いじりにされたりする

Broooock

！

スマイル

あ、Broooock

Broooock

｢おはよう！｣

スマイル

また、ここ来たの？

Broooock

(頷く

スマイル

...そっか。

スマイル

てか、授業サボったろ？！

Broooock

｢当たり前じゃん！｣

スマイル

ちゃんと受けろよ。

Broooock

｢やだよー。音読の時とか変な目線くるしー｣

スマイル

...そっか。

Broooock

｢ていうか、スマイルは、なんでここきたの？｣

スマイル

...

Broooock

｢スマイル、頭いいじゃん？僕よりも。｣

Broooock

｢だから、気になっちゃってさ！」

スマイル

...なんか、ここがよかった。

Broooock

｢そっか。｣

僕の為に来てくれたら...って

考えちゃうのを辞めたいなぁ。

Broooockが居たからとか。

言えるわけないじゃん。

スマイル

次の時間なに、？

Broooock

｢社会だよ。｣

Broooock

｢音読しないといけないし、最悪。｣

スマイル

...そっかw

Broooock

｢スマイルは？｣

スマイル

音楽。

Broooock

｢あー、｣

Broooock

｢お互い最悪だねw｣

スマイル

もう、早く...逃げたいな。

Broooock

｢逃げる？｣

スマイル

え？

Broooock

｢いや、普通に...この世界にいたら、僕ら差別されるよ。｣

Broooock

｢それに、こんな僕らだし。｣

Broooock

｢社会的に無理でしょ。｣

スマイル

...それは...うん。

Broooock

｢それに、｣

Broooock

｢僕18歳だから、ホテル行けるし。｣

Broooock

｢だからさ、2人で逃げ出そ？｣

スマイル

...うん。

Broooock

｢じゃぁ、今から抜け出そうよ！｣

スマイル

今から、？

Broooock

｢うん！ほら！｣

スマイル

え、ちょッ！？

先生

スマイル！遅いぞ！

Broooock

(スマイルの席に行き、荷物をまとめる

スマイル

ちょｯ

生徒

えw何？w

Broooock

(先生の方を向いた

先生

な、なんだよ。

Broooock

（ばーか）

先生

！？

先生

はぁ？！？！

スマイル

Broooock！？

Broooock

(スマイルの手を握って走る

スマイル

ね、ねぇ！！

先生

おい！2人止まれ！！

生徒

なにwwwww

スマイル

ね、ねぇ！

Broooock

...？

スマイル

なんでｯ...！

Broooock

｢逃げたいなら、行動しないと。｣

Broooock

｢大丈夫。僕がそばにいるから！｣

スマイル

そばに居るとかそんなんじゃないよ。

スマイル

俺は...

Broooock

(真剣な顔してます

スマイル

...ｯ俺は

スマイル

ただ...認めてほしい

スマイル

だけだよ...(ﾎﾟﾛｯ

Broooock

...

Broooock

｢スマイル？｣

スマイル

...(ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

Broooock

｢ここ、いいと思うけど｣

Broooock

(スマホを見せる

スマイル

...！

そこには、色々な病気、障害を持った

行きにくい人達がいる所だった

Broooock

｢少し、遠いけど...いかない？｣

Broooock

｢行きたくないなら、行かないでいいけど、？｣

スマイル

...行く。

Broooock

...(ﾆｺｯ

Broooock

｢なら、行こ？｣

スマイル

...ぅん。

Broooock

｢こっち、席空いてる。｣

Broooock

｢座っていいよ｣

スマイル

ぅん。

Broooock

...

Broooock

｢不安？｣

スマイル

...少し。

Broooock

｢大丈夫！ここだと、認めてくれる人達だよ。｣

Broooock

｢それに...｣

スマイル

...？

Broooock

｢なんでもない！w｣

スマイル

言えよ、w

Broooock

｢やだ！｣

スマイル

酷いなぁw

スマイルを守りたい。

Broooockの傍に居たい。

好きな気持ち隠さないと

障害持ちの恋人さん【完】

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