TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

⚠️注意喚起⚠️ 夢小説 夢主 夢主愛され キャラ崩壊 口調迷子 設定ガバガバ

苦手な方はお戻りください。

春の日の夜、私はいつものように散歩に出かけていた。

気持ちの良い春風を感じたく、

薄い布が春風に揺れて、肌に夜気が触れた。

白鳥〇〇

春の散歩はいいね〜

そう独り言を吐いて、夜道をゆっくり歩いた。

いつも通りの散歩に過ぎないと思っていた。

────────でもそれは間違いだった。

突然、物凄い速さで何かが私のお腹を貫いた。

お腹からじんわりと血が溢れて、 手にべったりと血がつく。

何が貫いたのか確認しようと思ったが、

息が上手くできなくて、視界が悪く、 確認なんてできる状況じゃなかった。

意識の糸がほどけそうで、世界の輪郭がじわりと滲む。

私は今、とてつもない恐怖に襲われている。

けれど恐怖したのは、それだけじゃない。

白鳥〇〇

心臓の音しか聞こえないはずの夜道で、 見知らぬ声が突然、私の名前を呼んだ。

白鳥〇〇

だ…れ、、?

もちろん、返事はない。

たださっきまで歩いていたはずのアスファルトが、 今は視界いっぱいに広がり、赤く滲んでいる。

────死にたくない。

その言葉だけが細胞の一つ一つが願っているかのように、かすれていく呼吸に縋るように響いた。

目の前が赤く滲んでいくのが、ただ怖かった。

瞳を閉じれば、永久に消えてしまいそうで。

それでも、もう瞼は言うことをきかない。

暗闇がそっと撫でて、すべてを呑み込むみたいに 視界がふっと沈んだ。

白鳥〇〇

……はっ!

瞼が重く、触れる光がぼんやりと差し込む。

白い天井に、横には音を鳴らして動く機械。

指先に冷たいシーツの感触。

胸の奥で微かに響く鼓動。

「あ、起きた。」

夜道で私の名前を呼んだ声が、横から聞こえてきた。

白鳥〇〇

だ…、れ、?

声の正体は、私の手を握って口を開いた。

太宰

おはよ〜♡

白鳥〇〇

……

白鳥〇〇

え。

隣で椅子に座る、コート姿の彼。

ポートマフィアの黒い幽鬼。

白鳥〇〇

太宰……おさ、む?

太宰

……え、

白鳥〇〇

(え!なに!その反応!)

白鳥〇〇

(何かやらかした!?
名前間違えた…!?)

太宰

名前で呼んでくれた…!

太宰

しかもフルネームで…♡

彼は幼子のようにはしゃいでいた。

太宰

あぁ…こんなに嬉しいことは無いよ...!

そうして私の手を握る力を強めた。

突然の状況に、冷や汗が頬を伝う。

その時だった。

私の手の甲に、生暖かく柔らかいものが触れた。

白鳥〇〇

…え、!?

太宰

ふふっ笑

太宰

名前を呼んでくれたお礼だよ。

体温が上がっている気がした。

太宰

おや、顔が赤いよ?

白鳥〇〇

こ、こっち見ないでください!

未だに感触が残っているせいか、 あまりの恥ずかしくて顔を覆ってしまった。

太宰

……ねぇ。

太宰

……

太宰

またしていい?

白鳥〇〇

何をですか?!

太宰

何をって…

太宰

ふふっ笑

太宰

身体で分からせてあげようか?

白鳥〇〇

……

白鳥〇〇

遠慮します!!

太宰

酷いっ!!

白鳥〇〇

だって……その…
"怖い"....から…!

太宰

怖い?

太宰

…そっか。

太宰

怖い……か。

太宰

まぁそうだよね。

ふっと表情をゆるめて、 もう一度こちらへ視線を戻した。

太宰

君は敵組織の一員だし。
怖いよね。

白鳥〇〇

え…?

太宰

調べあげたんだよ。

太宰

君のこと。

白鳥〇〇

敵組織……?

太宰

▼▲組織の一員何でしょ?

白鳥〇〇

あぁ…!

意味が分かって、顰めていた眉をあげた。

太宰

ね?君は敵組織の一i

白鳥〇〇

この前クビになりました!

太宰

……

太宰

え?

白鳥〇〇

ん?

太宰

なんで?

白鳥〇〇

えっと…

白鳥〇〇

足でまといって言われたのと、

白鳥〇〇

年齢偽ってたのバレたからです。

白鳥〇〇

まぁ、抜けたばっかですから誤情報なの仕方がないですね!

太宰

昨日だね、クビになったの。

白鳥〇〇

え!なんで分かったんですか!!

太宰

んーーーーー…

太宰

勘!

白鳥〇〇

勘……!!

太宰

それじゃあ!

大きな声と共に、 椅子から立ち上がった太宰は微笑んだ。

太宰

森さんに挨拶しに行こっか!

白鳥〇〇

森さん?

太宰

あぁ、首領のこと。

白鳥〇〇

え!!?

白鳥〇〇

な、ななんで!!?

太宰

今日から〇〇ちゃんは、
ポートマフィアだよ。

白鳥〇〇

えぇ!!?

太宰

何か問題ある?

白鳥〇〇

ありまくりですよ!

太宰

えぇ〜?どこが〜!

太宰は拗ねた顔して、じっとこちらを見つめる。

白鳥〇〇

ま、まずですね!!

白鳥〇〇

初対面の人に、いきなり加入しようなんて言われたら戸惑います!!

太宰

そう?

白鳥〇〇

そうです!

太宰

んー、じゃあ

太宰

まずは慣れさせるために、
ここを案内するよ!

白鳥〇〇

案内…

太宰

その方が気持ちは楽でしょ?

白鳥〇〇

……まぁ。

太宰

安心し給え。

太宰

気に食わない人がいたら、
すぐ片付けるから。

その一言で、彼は並の立場ではないのだと、 弱い立場だった私はすぐ感じた。

白鳥〇〇

…ありがとうございます!

太宰

僕は〇〇ちゃんの
笑顔が好きだからね。

太宰

(泣き顔も
たまんないけど…♡)

白鳥〇〇

あの…

太宰

あぁ、ごめんごめん。

太宰

てか立てる?

太宰

お腹撃たれて痛いでしょ?

白鳥〇〇

立てます!

白鳥〇〇

ふんっ…!

太宰

……。

太宰

無理なら無理って
言っていいんだよ。

白鳥〇〇

うぅ……

太宰

ほら、余計痛めてるじゃん。

太宰

仕方ないね、
僕が運んであげる!

白鳥〇〇

え!

白鳥〇〇

嫌です!

太宰

そんなストレートに
言われたら死にたくなる。

白鳥〇〇

だ、だって、私、

白鳥〇〇

重いし太いし大変だから…

太宰

あのお腹のどこが?

白鳥〇〇

ん……?

太宰

ん?

白鳥〇〇

見たんですか!?

太宰

だって僕が手当したから。

白鳥〇〇

まぁ、それは…
ありがとうございます。

太宰

ほら、いくよ。

白鳥〇〇

ちょ、ちょっとストップ!

太宰

なに?

白鳥〇〇

車椅子とか…駄目ですか?

太宰

車椅子?

白鳥〇〇

はい!

太宰

えー…

太宰

んー……

太宰

まぁ、いいよ。

白鳥〇〇

ありがとうございます!

太宰

待っててね。

白鳥〇〇

はい!

あなたの影に触れる場所で。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

17

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚