/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
小さい頃に祖母から貰った宝石箱。 鍵がなくて、その時は
開けれなかった
母
柚木
ガサガサ
柚木
柚木
柚木
そう言いながら、柚木は死んだ祖母に想いを馳せる
柚木
ガサガサ
柚木
その拍子に宝石箱を床に転がして しまい、不運にも階段を通って、 ２階の柚木の部屋から １階まで落ちてしまった
柚木
柚木
落ちた衝撃のおかげか、パカッと 箱は開いた
柚木
宝石箱の中はスカスカだが、 とても繊細で本物そっくりな 地球の小型模型が1つあった
その模型は透明な四角いケースの 中に窮屈そうな姿で入っていた
柚木
母
柚木
ミーちゃん
柚木
ミーちゃん
柚木
触ってみたい
柚木
そう思って、柚木はケースを開け、 地球の海の部分をちょんっと
触った
ゴゴゴゴッッッ
ミーちゃん
教室中がざわめいた だが、涙を流せる暇もなかった
窓の外には荒々しい津波が、世界を飲み込んでいく姿が見える
柚木
柚木は直さま、 触らぬように注意しながら 地球をケースに戻し 教室を出た
柚木
柚木
柚木
周囲を見渡せば、教室内で泣く人々 廊下で親に電話しようとしている人がいる
柚木
柚木
柚木
柚木
思わず、息を呑む
階段で転んだ拍子に ケースごと踏みつけてしまった
目の前の平らな地球
柚木
身構える余裕もなく唖然とする
柚木
柚木
柚木
