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ぬし

こーんにーちーはー!!!

ぬし

あああーー!!(深夜テンション)

ぬし

前回に引き続き、さところヴァンパイアパロ書いていきます!!そして表紙変えました。自作。

ぬし

(塗り雑ですみません(>人<;)沢山のいいねありがとうございます😭

"年下ヴァンパイアは俺を喰らう"第四話でございます!

🚫通報禁止🚫 ※多少のグロ表現あります。そんで文章多めです。すみません。 大丈夫な方だけどうぞ!

小さい頃、僕とさとみくんはとても仲がよかった。

12歳のさとみくん

ころんくん!

11歳のころちゃん

なーに、さとくん。

さとみくんはよく、耳打ちするように言った。

12歳のさとみくん

…血、吸う?

11歳のころちゃん

…うん!

昔はいわゆる幼馴染というやつで、僕はさとみくんの血が大好きで、2日に1回のペースで飲んでいた。

けれどさとみくんのお義父さんが亡くなってから、さとみくんは元々身体の弱いお義母さんを看病しなきゃいけなくたった。

僕が小5でさとみくんが小6の秋のことだった。

孤児園から引き取ってくれたのもあの2人だったから、当たり前だけど悲しみが大きかったのだろう。

そんなこんなでさとみくんが血をくれる機会はものすごく減って、僕はてきとうに血液パックを飲んでいた。

そんなある日。学校も義母の看病で続いていたさとみくんが学校に来て早々、過労で倒れたという話を耳にし、慌てて保健室に駆け込んだ。

ガラッ

11歳のころちゃん

っ…さとみくん!!

先生は不在だったが、さとみくんは窓際のベッドに長いまつ毛で縁取られたコバルトブルーの瞳を閉じて、横たわっていた。

布団に包まれた元々華奢だった体はさらに細くなり、かなり顔色が悪い。

弱々しいその身体に思わずすがりつくと同時に、ベッドの軋む音が聞こえた。

12歳のさとみくん

…ん…ここはっ…

11歳のころちゃん

さとみくん!!起きたんだ!僕ころんだよ!!( ・∇・)

12歳のさとみくん

ころん…?あぁ…

血をずっとあげてないことに気がついたのか、さとみくんはバツが悪そうに目を泳がす。

12歳のさとみくん

ごめん、ころん…。俺もう血あげられないかもしれない…。

11歳のころちゃん

え…?

12歳のさとみくん

お義父さんが…死んで、働き手だったお義母さんも…今は無理だし、弟達養うためにも…

12歳のさとみくん

どっかの名家に雇ってもらおうかと…。

さとみくんが上半身を起こしていたって真面目に言うのをただ僕は見つめていた。

11歳のころちゃん

……や…。

12歳のさとみくん

…ん?

11歳のころちゃん

…やだ!…譲らない!!!

考えるより先に行動するとはこのことだろうか。

まあそんなことを考える暇もなく、想いに身を任せ、最後かもしれないさとみくんの血を貪った。

皮膚を突き破る感触、血液パックなんかと比にならないくらい甘くて苦くて美味しい血…

それらが全てだった。

腹も欲望も満たされ顔を上げると、顔が青ざめ、涙の跡もあり、首を血で真っ赤に染めたさとみくんが、ベッドに沈み込んでいた…。

11歳のころちゃん

…!!さとくっ…

ごめんと、涙ながらに謝りながら傷を治していると、ドアが開いた。

11歳のころちゃん

…?

なーくん(高一)

おい…。ころんお前さとみくんに何してんだよ。言っとくけど外にまでいい匂い漂ってたからな。

11歳のころちゃん

お兄…ちゃん

高校一年生である兄のななお兄ちゃんが上下に高等部の黒い制服を着込んで、こちらに近づいてくる。

なーくん(高一)

なんでこんなことしたの、ころん。

僕の目線に合うまで屈んだお兄ちゃんはアメジストのような大きな二重の目を細めて聞いてきた。

11歳のころちゃん

…だって!…さとみくんは僕のなのに!なんで僕には話してくれないの…?

目が熱い。…震える声でそう言うと、お兄ちゃんをあからさまにため息をついた

なーくん(高一)

さとみくんは今身近な人を失って精神的にも弱ってるの。だからお前もそれを受け入れてあげなよ。

僕が肩を落とすと、お兄ちゃんの視線がさとみくんに注がれる。

なーくん(高一)

…まあ、他の名家に渡すつもりなんてないけどね。

首筋にまだついてた血を、お兄ちゃんがそっと舐めた。

なーくん(高一)

…ころん。さとみくん大事にしろよ。

11歳のころちゃん

…うん

11歳のころちゃん

嫌がられても吸うから!!!()

なーくん(高一)

その独占欲どうにかならんの

なーくん(高一)

逃げられるよw

なーくん(高一)

さとみくんも大変だ〜w
あとその気があるならそろそろ"あれ"
…したほうがいいんじゃない?

11歳のころちゃん

‥僕やり方…わかんな…っ

なーくん(高一)

俺が教えてやるから

青城家なう

そして現在、まだ"契約"を結べていないことが僕の悩みである。

…さとみくん。覚悟しとけよ

ぬし

はい

ぬし

第四話でした!
どうでしたか?

ぬし

小説のストックが沢山あるので、2ヶ月くらいはちゃんとあげられそうです!(褒めて)

👋NEXT→→→第五話!! さとみくん大ピンチ!!!(?)

66タップありがとうございましたあ!😘😘😘😘😘😘

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