由真
前から好きでした。付き合って下さい。
玲
ごめん。
由真
振られたよぉぉぉぉー大河の言う通りにしたのにぃぃぃぃぃー
大河
俺が言ったからってそれが正しいわけじゃないだろー?笑
俺と由真は保育園からの幼なじみ。
家が隣で学校はいつも一緒に登下校したり、放課後遊んだりするぐらい仲良しだった。
俺は由真に片思いをしていた。
数日前
由真
私ね…玲くんの事が好きなんだよね…。
告白しようと思うんだけどどんな風にすればいいかな…?
告白しようと思うんだけどどんな風にすればいいかな…?
大河
(由真は俺の気持ちには気づいてくれないんだよな…。)
その時、俺は振られるような言い方をさせればいいと考えた。
でも、悲しい顔は見たくない。
悩んだあげく
大河
普通にすれば?
と言ったのだ。
由真
わかった!
それでこうなったって訳。
大河
(由真のことは一番に知ってるつもりだけど)
大河
(由真にとって、俺は恋愛対象外何だろうな…。)
とある日の下校中
由真
夕焼け空綺麗だねぇー
大河
そうだな。
大河
一人じゃないよ、僕がいるから
由真
え?
大河
あ、これ歌ね笑
由真
びっくりしたー笑どんな歌?
大河
夕焼け空を見ると思い出すんだ。
大河
(この歌に乗せてこの気持ちが由真に届くように。)
由真
へぇー!気になる!今度聞かせてー
大河
おう!
ある日、由真が友達関係が上手く行かず、泣きそうだった。
由真
もう最悪…。
大河
泣きたいならないていいy...。
大河
(彼氏でもないのにこんな事言っちゃいけない…。)
由真
((ギュッ
大河
!?
由真が俺の手を繋いできた。
大河
(ずっと一緒にいたい。ずっとこのままでいい。)
由真
寂しいよ…。
大河
(俺の隣にいてくれたら今すぐ抱きしめて寂しくはさせないよ…。)
もうこんな由真を見たくない。
心の中で何かを決心した。
「今だ。」
大河
由真。俺はおまえが好きだ。お前は一人じゃない。
これからこうやって一緒に過ごして欲しい。
これからこうやって一緒に過ごして欲しい。
由真
ありがとう。大好き。
大河
((ギュッ
大河
もう大丈夫だよ。
君が泣かないようにずっとそばにいるから。