テラーノベル
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き、気まずい…! とりあえずショッピングモールには ついたものの… どこ行くの!? すると、元貴さんは アクセサリー屋さんに入った。 俺もなんとなくついていくと…
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これは… 元貴さんに似合うかどうかってことか…? 元貴さんが指差しているのは、 四角い形をしたブラック指輪。 全然聞かなくても似合うと思うけど…?
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元貴さんはその結構いい値段をする ブラック指輪を2つ持ってレジに向かおうとした。 そ、そんな高いの2つも買ったら… お財布すっからかんになっちゃうよ!? それはまずいと思い、俺は必死に元貴さんを止めた。
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元貴さんは頭にクエスチョンマークを 浮かべているようだった。 いやなんでそっちが 「なんだこいつ」みたいな顔してんだよっ! すると、元貴さんの口から とんでもない言葉が出てきた。
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ペアリング…? 誰と? … …まさか…
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まさかの元貴さんは俺と ペアリングのブラック指輪を 買おうとしていたらしい… まじかよ…!?/// 待て待て待て…!/// 頭の処理が追いつかない…!/// しかも、俺の分まで金出して くれようとしてた!? それはダメだろっ!
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もう無理… キャパオーバーです…/// もうやめてくれぇ…/// その場でしゃがみ込むと、 元貴さんはそそくさと2つのブラック指輪を 持って会計へ進んでしまった。 まじかよぉ…/// ______________________________________________________ その後、無事…ではなかったかもしれないけど、 指輪を買ってもらい、2人でお揃いでつけた。 改めて、お揃いってことを考えると… なんかすげー照れる…/// あの後はお昼を食べたり、服を見たり とにかくいろんなことをして楽しんだ後、 元貴さんの提案で外に出た。 そして、今は何本もの電車を 渡って、やっとついた海を見に来ている。
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そこで見た景色は、信じられないほど綺麗で… まるで、絵の中に入ったようだった。 本当に現実なのかと疑うくらい…輝いていた。 そして、元貴さんが…ゆっくりと口を開いた
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そうだ… 元々は、俺はちゃんと自分の 本当の感情を出せていなかった。 …でも、今はもう…大丈夫。
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もう、感情に嘘なんてついていない。
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なんのことか全くわからず、 頭を回転させるが… どうしてもわからない。 なにか、言ってないことあるっけ…?
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き、ずいていたの…? うそ、 めっちゃ… 恥ずかし…
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俺は、深く呼吸をして… 数秒経った後、元貴さんの目を見た。 そして、ゆっくり口を開く…
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顔から火が出そうだった。 とても暑くて、頸にツー…と 汗が垂れるのがわかった。 俺は下を向いて、元貴さんの顔を見れやしない。 すると─
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〈─チュッ、〉 あの夕陽に照らされながら、 俺たちは唇を合わせた そして─ 恋人になった。
END.
コメント
10件
最後の「俺も」で心打たれました! そしてとってもいいお話ありがとうございました♪
もう若の純粋初心な感じが本当に好き。完結おめでとうございます!