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半年後
それからと言うもの、 僕は気持ちが前向きになり 治療に専念した。
あの時、悠くんが 「しょ💜と一緒に過ごしたい」と 言ってくれたから。
辛い治療も頑張ってした。
…でも、神様は 僕の努力を認めてくれなくて。
半年前の病状よりも 悪化してしまった。
そして僕は、身体を起こすことも出来ず 目を開くことも出来なくなり、 寝たきりになってしまった。
それでも悠くんは、 ほぼ毎日僕に会いに来てくれた。
ゆうす💛
ゆうす💛
ゆうす💛
しょ💜
いつも僕が食べれそうな物を持ってきて、 食べさせてくれたり。
ゆうす💛
ゆうす💛
しょ💜
たくさんの本を持ってきて、 僕に読ませてくれたり。
しょ💜
ゆうす💛
しょ💜
その本の物語の想像をして、 話し合って笑ったりした。
しょ💜
ある日、僕は 悠くんが来る前の時間に 看護師さんにとあるお願いを しようと決意した。
看護師
しょ💜
看護師
看護師
しょ💜
体温と血圧を測ってもらったあと、 僕は看護師さんにとあるお願いをした。
しょ💜
看護師
しょ💜
看護師
看護師
しょ💜
看護師
しょ💜
しょ💜
看護師
しょ💜
看護師
しょ💜
しょ💜
看護師
看護師
しょ💜
しょ💜
しょ💜
看護師
看護師
しょ💜
看護師
しょ💜
しょ💜
僕は、その遺書に 今までの思い出や、 感謝の気持ちなどを言葉にした。
そして、僕がたまに 小さな声で言っていた、 『心の四季』のことも書いてもらった。
しょ💜
看護師
看護師
しょ💜
3日後
そしてその3日後、 僕の病状は更に悪化した。
もう僕は…ここから さよならしなければならなくなった。
しょ💜
ゆうす💛
しょ💜
悠くんはずっと、 僕の手を握っていてくれた。
しょ💜
ゆうす💛
しょ💜
ゆうす💛
しょ💜
ゆうす💛
しょ💜
しょ💜
ゆうす💛
ゆうす💛
ゆうす💛
ゆうす💛
しょ💜
しょ💜
ゆうす💛
ゆうす💛
しょ💜
最期に悠くんは 僕のことを“親友”と言ってくれた。
ゆうす💛
ゆうす💛
ゆうす💛
しょ💜
ゆうす💛
悠くんは再び、 僕の手を強く握る。
どこにも行かないように、 支えてくれているような気がした。
…身体の力がどんどん抜けていく。 僕は自分のタヒを悟る。
だから最期に、 悠くんに気持ちを伝える。
しょ💜
ゆうす💛
しょ💜
ゆうす💛
しょ💜
しょ💜
ゆうす💛
しょ💜
悠くんは、最期まで 僕に笑顔を見せてくれた。
そして僕は、息絶えた。