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ミズキ
へ〜案外デュースはイケメンなんだな〜w
ミズキ
あいつも良い奴と仲良くなったもんだ
デュース
なあ
デュース
なんでお前は普段出てこないんだ？
ミズキ
それについては
ミズキ
少し昔の話が関わってくるんだ
デュース
昔の話？
ミズキ
今日はあいつも居ないし、別にいいか…
ミズキ
教えてやるよ
数年前
お母さん
可愛いね〜ミズキにその服似合うと思ったのよ〜
お父さん
ああ、とっても似合ってるぞ、その服
ミズキ
………この服いや…
ミズキ
女の子みたいでや！
お母さん
貴方は女の子よ？
お父さん
そうだぞ？
ミズキ
………
多分、お母さんもお父さんも女の子が欲しかったんだろう
僕は要らないんだ
女の子を求めてるんだ
でも 俺はお父さんとお母さんが好き
期待に応えたい
数年後
私の心はもう変わっていた
ミズキ
お母さん！
ミズキ
見て！！！
お母さん
あら可愛い服！
お母さん
凄い似合ってるわね！！！
ミズキ
でしょ！！！
ミズキ
私ももう小学生になるから
ミズキ
こういう服着たいな〜って！
お母さん
そうなの！
お母さん
いいわね〜！
そうなってから
本当の自分を隠して 女の子であり続けた
でも……
今度はクラスメイトが敵になった
ミズキ
俺は元から環境に恵まれてなかったんだよ
デュース
………
ミズキ
皆俺の事を性同一性障害って言うけど、あれはあいつがちゃんと女の子やってただけ
デュース
そうだったのか……
ミズキ
あいつ、お前の所に行きたがってたよな？
デュース
ああ、
ミズキ
あの話聞いてて
ミズキ
俺思い付いたんだ
体の所有者が俺になった時に 俺が死ねば
あいつはそっち側に行けるんじゃないか？
デュース
……！？
ミズキ
俺が死んだらあいつは魂になるからな
ミズキ
まあ、多分ならないけど
ミズキ
悪く無いと思うんだよ
ミズキ
ってか
お前もそう考えてただろ？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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