授業が終わり 、俺は屋上に向かおうとした
赤
まぁ 、大体の予想はついている
確かに 、良く考えて見れば
おかしな点はいくつかあっただろう
まず 、お店の話だ
あんな沢山の料理を少食のえとさんが食べられる訳ないだろう
あと 、俺が誘った時
焦っていたのは多分 、彼氏がいたからだろう
それで 、彼氏に聞いてたんだろうけど
まぁ 、橙彡の彼氏がどんなに良くても
仲良くする気はないし
仲良くなれないと思う
髪を結んだのも彼氏なのかな . .
赤
何考えてんだよ
俺
もう 、頭がおかしくなりそうだ
そんな 、くだらない事を考えていたら
屋上についていた
赤
息を吸い
ゆっくりと扉を開けた
扉が開く音が鳴った瞬間
橙彡の声が聞こえた
橙
赤
そこには
橙彡と
見知らぬ男性が立っていた
赤
赤
赤
橙
橙
黒
赤
あまりにも突然で思わず驚いてしまった
黒
黒
黒
赤
とても礼儀が正しく
イケメンで
まさに王子様のようだった
確かに 、橙彡が惚れる理由もわかる
赤
橙
赤
橙
分かっていたことなのに
何故か
人って冷静になれないんだな
と実感した
赤
涙が零れてしまうほど
悔しさと悲しさが一気に追い上げてきた
橙
なんで...
こっちのが悲しいのに
なんでそっちが涙目になってるの?
意味分かんないよ
赤
赤
この時からだろうか
俺がえとさんに対し
冷たくなったのは
橙
赤
橙
彼氏を理由にして
えとさんを傷つけて
ほんと 俺
バカみたい笑
それから1週間が経ち
えとさんは...
先生
先生
赤
俺は理解が追いつかず
頭が真っ白になっていた
理解が追いついた頃には
もう えとさんは
姿が消えていた
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続き楽しまにしています、