太郎
どうも。
太郎
猫の太郎です。
太郎
今日は僕の人生を書こうと思います。
太郎
僕は今16歳です。人間でいうと何歳なのでしょうかね。 子猫のときのことは全く覚えていません。
太郎
僕には娘が1匹いました。花子という名前です。その娘と僕は野良猫でした。
太郎
娘と一緒にゴミ集めの所で日向ぼっこをしていたところ、今のご主人、さなえさんに拾われたんですよ。
太郎
今ではさなえさんの奥さん、子供さん、お孫さんと楽しく暮らしています。
太郎
お孫さんは僕のことをとても可愛がってくれています。
拾われた日
さなえさん
ん?何でゴミ集めの所に猫がいるんだ?
さなえさん
野良猫か。可愛いな。2匹とも連れて帰ってやろう。
太郎
そう言って僕達を拾ってくれたんです。
太郎
そして、さなえさんの家での生活が始まりました。
太郎
僕も花子もそのときは若く、家の中を走り回っていました。さなえさんの子供もまだ小さく、たくさん遊んでくれたんですよ。
太郎
奥さんの美智子さんは、いつも
美智子さん
太郎、花子、ご飯だよ。いっぱい食べなさいよ
太郎
そういって、とてもおいしい刺身をいつもくれました。
太郎
野良猫のときは食べた事のないおいしい味だったので、初めて食べた時はとても幸せな気もちになりました。
太郎
それから何年か経ち、僕や花子だけじゃなく、さなえさんや美智子さんも歳をとっていきました。
太郎
そして、小さな子だったさなえさんの子供も、元気に成長していきました。
太郎
それが当たり前ですよね。
太郎
何年も経ち、さなえさんの子供が結婚し、子供が生まれました。
太郎
さなえさんの孫達は好奇心旺盛で僕と花子をたくさん追いかけたり触ってきたり、ときには尻尾を踏んできたりしました。
太郎
とてもしつこく、ムカついたときもありましたが、そんな毎日が楽しかったですね笑
太郎
そしてさなえさんの孫も小学生になり、さなえさんの子供も40歳を過ぎ、さなえさんと美智子さん、僕と花子はおじいさん、おばあさんになりました。
太郎
毎日をみんなでのんびり過ごしていました。
太郎
毎日が充実していました。子供達も遊びに来てくれて、嬉しかったですね。
太郎
ですがじばらく経ったある日、花子に異変が起きてしまったんです。
太郎
急にご飯を全く食べなくなり、ぐったりとしていたんです。
太郎
僕はすぐに異変に気づきましたが、美智子さんやさなえさんはすぐに気づかず、1週間ほど経ってから2人は気づいていました。
さなえさん
大丈夫か!
美智子さん
花子、もうちょっとだから我慢するんだよ
太郎
そう言いながら2人は花子を病院に連れて行っていました。
太郎
ですが
太郎
間に合わなかったみたいです。病院へ着いて受付をしている途中、ケースの中にいる花子は
花子
ニャア゛ア゛ア゛ア゛ア゛
太郎
と、苦しそうに鳴いたそうです。
太郎
そしてゲージの中を見てみると、花子はすでに息絶えてしまっていたそうです。
太郎
僕より何歳も若い花子が。僕よりも先に死んでしまったんです。
太郎
もっと病院に行っていたら、花子は今生きていたかもしれません。
太郎
いや、それでも死んでいたかもしれませんね。
太郎
僕もいつか花子のように苦しんで死ぬのでしょうか。
太郎
とはいえ、僕はこの先長くないです。そして、さなえさんも美智子さんも長くは生きられません。
太郎
ですから、3人で残りの人生をのんびりと生きていきたいですね。
太郎
花子のぶんまで。






