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11 - 第一話 フォロワー様、50人突破記念! 青組の恋愛物語

♥

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2023年03月06日

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湊斗 minato.

みなさん、お久しぶりです。

湊斗 minato.

今回は…

湊斗 minato.

フォロワー様、50人突破記念!
本当にありがとうございます…✨

湊斗 minato.

僕自身、ここまで
来れるとは思っても
見なかったので
とても嬉しいです。

湊斗 minato.

いつもいいねやコメント、
ありがとうございます。

湊斗 minato.

今回は…赤組さんの恋愛物語に
引き続きまして!

湊斗 minato.

青組さんの恋愛物語を
書いていこうと思います。

湊斗 minato.

リクエスト等も
お待ちしておりますので
何かあればコメント欄まで。

湊斗 minato.

それでは…どうぞ!

I💙の部屋

ピピッピピッピピッ(アラーム)

I💙

ん〜…ふわぁ〜…

I💙

何や…もう朝なんか…?

俺の名前はI💙。 高校で生徒会の副会長を務めている、 ただの一般的な高校生だ。

今日は朝から生徒会の仕事がある為、 いつもより早くに家を出なければならない。

体を起こすのを少しためらいながらも、 ゆっくりと行動に移した。

I💙

…リビング行くか。

ぼそっと誰も聞いていないのに 独り言を呟いて1階に移動した。

リビング 朝の準備後

I💙

よし、そろそろ
家を出るか…

I💙

じゃあ、行ってきます。

「行ってらっしゃい」 その一言も返ってこない家に 背を向けながら家を出た。

I💙

(こんなこと思ったって、
1人暮らしなんだから
しゃあねぇよな…)

I💙

あ〜…
学校だりぃ〜…

生徒会に所属している人間が 発していい言葉だとは到底思えないが、 今はない💕たちがいないのだから 愚痴ぐらい吐いてもいいだろう。

I💙

(ない💕たちは早いからな…
俺はゆっくり行くタイプやけど。)

 人通りの少ない路地を一人歩く。

寂しい、だなんて思ったことはない。 俺は昔からそうだから。

親が結構仕事で忙しく、 よく引っ越しを繰り返していた。

だから実家なんて存在しない。 今は両親共に海外に出張中だ。

I💙

(1人は馴れてるっつーか、
何というか…難しいな。)

今は学校に仲間がいて。 歌やイラストを描くのが上手なのに 少し生意気でガキっぽいりう❤や、 クラスのムードメーカーと言われ お調子者なのにショタボで可愛いほと💙、 散々人を煽りまくっているくせに いざと言う時に頼りになるしょ💜や、 みんなの頼れるリーダー性格で 無駄にイケボな生徒会長のない💕、 いつも明るく接してくれる まさに母親の存在感のあるアニキなどがいる。

I💙

(いっつも、この5人に
救われてんねんな〜…)

そんなことを考えていると、 ふと『あいつ』の顔が浮かんだ。

「ちょっとI💙くん!? 僕のお昼ご飯食べないでよ〜!!」

I💙

!?
…ほと💙?

まわりを見渡してみるが、 いつもの聞き慣れた声と 見覚えのある水色の髪をした ほと💙の姿はなかった。

I💙

何や…幻聴か?w

I💙

ほんまにおってくれたら
よかったのにな…///ボソッ

そう…実は俺、 ほと💙に好意を抱いているのだ。

いつもは喧嘩ばかりしている いわゆる『不仲説』が浮上しているが、 案外お互いに嫌悪感などは抱いておらず、 「喧嘩するほど仲が良い」状態に陥っている。

I💙

まぁ、あいつは
俺の好意なんかには
気づけへんやろうから
隠しとくねんけどなw

…少なくともほと💙には、 俺よりももっと釣り合った素敵な人と 結ばれてほしいのだ。 そう…例えばしょ💜とか。 あいつは俺と違って ほと💙といっつも仲ええしな〜…

I💙

好きは人の幸せを願うことが
その人にとっての何よりの
幸せなんかもな〜…なんて…w

自分で話していて恥ずかしくなった。 何を気取って言ったのかは分からないが、 少なくともさっきの言動には 苦笑いが浮かんでしまう。

I💙

…そろそろ時間
やばそうやから、
走っていくかw

俺は時計を確認し、 集合時間にギリギリになることに気づいて 走って学校に向かった。

ほと💙視点

ほと💙

ん〜…ゲホゲホッ

ほと💙

あ…さ…?

ふと目が覚めると、 時計は午前7時を指していた。

今日は何だか体が重く、 喉が痛くて咳が出ている。

ほと💙

とりあえず…
熱を測ろう…

ぼーっとする意識の中、 僕はおもむろに体温計を取って 体温を測った。

ピピッピピッピピッ(体温計)

しばらくして、体温計が鳴った。

ほと💙

体温は…え、
38.2℃!?ゲホゲホッ

あまりの体温の高さに驚きを隠せず、 つい喉が痛いのを忘れて大声を出してしまった。 そのせいでまた、咳が何回も出た。

ほと💙

これは…学校、
休まないとだめだよね…

ほと💙

みんなと会えないのか…
寂しいなぁ…(´・ω・`)

無理に登校をして学校で倒れでもしたら みんなに迷惑をかけてしまうので、 今日は家で身体を休めようと決めた。

学校に電話で欠席の連絡をし、 とりあえず身体は起こせそうにないので ベッドに寝転んでいた。

ほと💙

う〜ん…ゲホゲホッ

熱のせいなのか、つい気分が滅入ってしまう。 よく「人は風邪を引くと寂しがり屋になる」と 聞くが、僕はもともと寂しがり屋なので そんなことは気にしないでおく。

親が引っ越して1人暮らしをして、 初めての体調不良になってしまった。

家に親がいないので、 お粥を作ってもらえない、声を掛けてもらえない、 看病をしてくれる人もいない。 メンバーは今は学校に行っているし… 頼れる人がいなかった。

ほと💙

お願い…誰かぁ…グスッ

ほと💙

側にいてよ…ポロポロ

つい寂しくなって、 ひとりでに涙が溢れてきた。

誰でもいい。誰でもいいから、 側にいてほしい。何もしなくていいから… ただ、誰かが側にいてくれるだけで 安心して休めるのに…

1人で涙を流しても、 その涙を拭ってくれる人はいない。

僕は泣き疲れてたしまったのか、 そのまま眠ってしまった。

I💙視点 教室

教師

あ、I💙!

生徒会の仕事が終わって ゆっくり休めると思ったら… 今度は先生かよ…

そんなことを思いながら、 笑顔で先生の声に応える。

I💙

どうしましたか?ニコッ

教師

今日はほと💙が
欠席するらしいから、
欠席連絡の手紙とか
書いてやってくれ。

I💙

え、ほと💙…
今日欠席するんですか?

先生からの意外な話題に 思わず混乱を隠せずにいた。

教師

あぁ…どうやらそうらしい。
風邪を引いていたからな。

風邪…?あいつが? あのクラスのムードメーカーが??

I💙

そうなんですか…

「馬鹿は風邪を引かない」と言う言葉があるが、 少なくともほと💙は馬鹿ではないので 風邪を引いたことに気が付いたのだろう。

そんなことを考えていると、 ない💕が話しかけてきた。

ない💕

おーい!
I💙まろ〜!

I💙

ん〜?
どうしたん?

ない💕

ほと💙っち、
今日は休みだって?

ない💕

先生から聞いたんだけど…

I💙

そうらしいな…
風邪引いたって…

大好きな人が体調になったのだから、 俺の頭の中は心配と恐怖でいっぱいだ。

ない💕

でも、ほと💙っちって
1人暮らしだよね…
大丈夫かなぁ…

I💙

一瞬、頭が思考停止になる。 …ってことは…?

I💙

あいつ1人やん!?

ない💕

うおぉw
急な大声w

I💙

あ、ごめん💦

ない💕

そっか…ほと💙っち
1人なのか…

ない💕

放課後にお見舞いに行く?

I💙

…いや、俺は
今から行ってくるわ。

ない💕

え!?今から授業なのに!?

I💙

だってほと💙、
1人なんやろ!?

I💙

薬とか無いかもしれへんし…!
倒れてるかもしれん!

I💙

ない💕!先生に
俺は早退しました、って
伝えといてな!

ない💕

えぇ〜!?

俺は荷物を持って、 全速力で教室から去った。

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