湊斗 minato.
湊斗 minato.
湊斗 minato.
本当にありがとうございます…✨
湊斗 minato.
来れるとは思っても
見なかったので
とても嬉しいです。
湊斗 minato.
ありがとうございます。
湊斗 minato.
引き続きまして!
湊斗 minato.
書いていこうと思います。
湊斗 minato.
お待ちしておりますので
何かあればコメント欄まで。
湊斗 minato.
I💙の部屋
ピピッピピッピピッ(アラーム)
I💙
I💙
俺の名前はI💙。 高校で生徒会の副会長を務めている、 ただの一般的な高校生だ。
今日は朝から生徒会の仕事がある為、 いつもより早くに家を出なければならない。
体を起こすのを少しためらいながらも、 ゆっくりと行動に移した。
I💙
ぼそっと誰も聞いていないのに 独り言を呟いて1階に移動した。
リビング 朝の準備後
I💙
家を出るか…
I💙
「行ってらっしゃい」 その一言も返ってこない家に 背を向けながら家を出た。
I💙
1人暮らしなんだから
しゃあねぇよな…)
I💙
学校だりぃ〜…
生徒会に所属している人間が 発していい言葉だとは到底思えないが、 今はない💕たちがいないのだから 愚痴ぐらい吐いてもいいだろう。
I💙
俺はゆっくり行くタイプやけど。)
人通りの少ない路地を一人歩く。
寂しい、だなんて思ったことはない。 俺は昔からそうだから。
親が結構仕事で忙しく、 よく引っ越しを繰り返していた。
だから実家なんて存在しない。 今は両親共に海外に出張中だ。
I💙
何というか…難しいな。)
今は学校に仲間がいて。 歌やイラストを描くのが上手なのに 少し生意気でガキっぽいりう❤や、 クラスのムードメーカーと言われ お調子者なのにショタボで可愛いほと💙、 散々人を煽りまくっているくせに いざと言う時に頼りになるしょ💜や、 みんなの頼れるリーダー性格で 無駄にイケボな生徒会長のない💕、 いつも明るく接してくれる まさに母親の存在感のあるアニキなどがいる。
I💙
救われてんねんな〜…)
そんなことを考えていると、 ふと『あいつ』の顔が浮かんだ。
「ちょっとI💙くん!? 僕のお昼ご飯食べないでよ〜!!」
I💙
…ほと💙?
まわりを見渡してみるが、 いつもの聞き慣れた声と 見覚えのある水色の髪をした ほと💙の姿はなかった。
I💙
I💙
よかったのにな…///ボソッ
そう…実は俺、 ほと💙に好意を抱いているのだ。
いつもは喧嘩ばかりしている いわゆる『不仲説』が浮上しているが、 案外お互いに嫌悪感などは抱いておらず、 「喧嘩するほど仲が良い」状態に陥っている。
I💙
俺の好意なんかには
気づけへんやろうから
隠しとくねんけどなw
…少なくともほと💙には、 俺よりももっと釣り合った素敵な人と 結ばれてほしいのだ。 そう…例えばしょ💜とか。 あいつは俺と違って ほと💙といっつも仲ええしな〜…
I💙
その人にとっての何よりの
幸せなんかもな〜…なんて…w
自分で話していて恥ずかしくなった。 何を気取って言ったのかは分からないが、 少なくともさっきの言動には 苦笑いが浮かんでしまう。
I💙
やばそうやから、
走っていくかw
俺は時計を確認し、 集合時間にギリギリになることに気づいて 走って学校に向かった。
ほと💙視点
ほと💙
ほと💙
ふと目が覚めると、 時計は午前7時を指していた。
今日は何だか体が重く、 喉が痛くて咳が出ている。
ほと💙
熱を測ろう…
ぼーっとする意識の中、 僕はおもむろに体温計を取って 体温を測った。
ピピッピピッピピッ(体温計)
しばらくして、体温計が鳴った。
ほと💙
38.2℃!?ゲホゲホッ
あまりの体温の高さに驚きを隠せず、 つい喉が痛いのを忘れて大声を出してしまった。 そのせいでまた、咳が何回も出た。
ほと💙
休まないとだめだよね…
ほと💙
寂しいなぁ…(´・ω・`)
無理に登校をして学校で倒れでもしたら みんなに迷惑をかけてしまうので、 今日は家で身体を休めようと決めた。
学校に電話で欠席の連絡をし、 とりあえず身体は起こせそうにないので ベッドに寝転んでいた。
ほと💙
熱のせいなのか、つい気分が滅入ってしまう。 よく「人は風邪を引くと寂しがり屋になる」と 聞くが、僕はもともと寂しがり屋なので そんなことは気にしないでおく。
親が引っ越して1人暮らしをして、 初めての体調不良になってしまった。
家に親がいないので、 お粥を作ってもらえない、声を掛けてもらえない、 看病をしてくれる人もいない。 メンバーは今は学校に行っているし… 頼れる人がいなかった。
ほと💙
ほと💙
つい寂しくなって、 ひとりでに涙が溢れてきた。
誰でもいい。誰でもいいから、 側にいてほしい。何もしなくていいから… ただ、誰かが側にいてくれるだけで 安心して休めるのに…
1人で涙を流しても、 その涙を拭ってくれる人はいない。
僕は泣き疲れてたしまったのか、 そのまま眠ってしまった。
I💙視点 教室
教師
生徒会の仕事が終わって ゆっくり休めると思ったら… 今度は先生かよ…
そんなことを思いながら、 笑顔で先生の声に応える。
I💙
教師
欠席するらしいから、
欠席連絡の手紙とか
書いてやってくれ。
I💙
今日欠席するんですか?
先生からの意外な話題に 思わず混乱を隠せずにいた。
教師
風邪を引いていたからな。
風邪…?あいつが? あのクラスのムードメーカーが??
I💙
「馬鹿は風邪を引かない」と言う言葉があるが、 少なくともほと💙は馬鹿ではないので 風邪を引いたことに気が付いたのだろう。
そんなことを考えていると、 ない💕が話しかけてきた。
ない💕
I💙まろ〜!
I💙
どうしたん?
ない💕
今日は休みだって?
ない💕
I💙
風邪引いたって…
大好きな人が体調になったのだから、 俺の頭の中は心配と恐怖でいっぱいだ。
ない💕
1人暮らしだよね…
大丈夫かなぁ…
I💙
一瞬、頭が思考停止になる。 …ってことは…?
I💙
ない💕
急な大声w
I💙
ない💕
1人なのか…
ない💕
I💙
今から行ってくるわ。
ない💕
I💙
1人なんやろ!?
I💙
倒れてるかもしれん!
I💙
俺は早退しました、って
伝えといてな!
ない💕
俺は荷物を持って、 全速力で教室から去った。