この作品はいかがでしたか?
102
この作品はいかがでしたか?
102
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
I💙
ただいま俺は、 絶賛迷子中だ。
ほと💙の家には ほんの数回しか行ったことがないので 場所なんてそうそう覚えていない。
I💙
俺は後悔の念を口にする。
I💙
俺は風邪薬や冷感シートなどを買いに ドラックストアへ向かった。
ドラックストア
I💙
俺は商品を次々と 手に持ったカゴに入れていく。
I💙
俺は急ぎ足で買い物をする。
ドラックストアに約15分間滞在し、 会計を済ませて店を出た。
I💙
I💙
…俺は今、 また迷子になっている。
こういうときは メンバーに家の場所を聞いても いいのかもしれないが、 メンバーは今、絶賛授業中である。
I💙
I💙
そんなことを考えながら、 誰に連絡をしたら返ってくるのか 想像してみた。
りう❤は真面目に 授業を聞いているだろう。 あいつはやるときはやるからな〜
しょ💜は、いつもは ほと💙と授業中でも話しているが、 今はほと💙が欠席で席を外しているから しょんぼりしながら授業を受けているはずだ。
ない💕は… 絶対に、100%と言っても過言ではない程 授業を真面目に受けているだろう。 あいつは生徒会長に相応しい 真面目ちゃんのしっかり者やからな。
アニキは… きっと授業は受けていると思う。 たまに教室にいないことがあるが、 きっと疲れて休んでいるのだと信じている。
I💙
俺は手際よくスマホのチャットを開き、 アニキのトーク欄を開いて 文面を打ち出した。
ゆうす💛
I💙
ゆうす💛
アニキは想像以上に 既読が早く、俺は安堵の息を漏らす。
I💙
ゆうす💛
ゆうす💛
どうやらアニキも ほと💙が休んでいるのだと 知っているようだった。
思ったより話が早く 進みそうなので、 俺はほと💙の家の場所を 聞くことにした。
I💙
I💙
ゆうす💛
アニキはやっぱり頼りになるな〜!と 心の中で思いながら、 アニキの返信を待った。
ゆうす💛
I💙
そういえば…と、 ふと思い出した疑問を アニキに投げかけてみる。
I💙
ゆうす💛
当然のように俺と連絡をしているので、 俺は驚きと申し訳無さを隠せなかった。
I💙
ゆうす💛
I💙
ゆうす💛
ゆうす💛
I💙
ゆうす💛
どうやらアニキは、 やることをやってから 先生に許可をもらって屋上に行ってたらしい。
I💙
ゆうす💛
I💙
ゆうす💛
I💙
ゆうす💛
ゆうす💛
I💙
ゆうす💛
I💙
ゆうす💛
ゆうす💛
I💙
I💙
ゆうす💛
I💙
ゆうす💛
そして俺はアニキとのトーク画面を閉じ、 急いでほと💙の家へと向かった。
ほと💙視点
ほと💙
僕はベッドに寝転び 泣き疲れて寝てしまった後、 約2時間後に目を覚ました。
そして現在は、約1時間前から 僕のことを頭痛が襲っているので 寝付けない…という状態だった。
せめて頭痛薬があればいいのだが、 頭痛薬どころか風邪薬もないので この状況はどうすることも出来ない。
ほと💙
さすがにメンバーは 僕が欠席しているのは知っているはずなので、 連絡をして薬を買ってきてもらおうとした。
僕は枕元に置いてある スマホに手を伸ばし、 メンバーに連絡をしようと スマホの電源を付けた。
ほと💙
ほと💙
しかし、スマホの画面の明るさで 頭に痛みを覚えてしまう。
ほと💙
スマホが使えなければ、 メンバーに連絡をして薬を買ってきて もらうことも出来ない。
このままこの頭痛を 耐える精神と体力は、 僕にはもうほとんど残っていなかった。
ぽろぽろと大粒の涙が僕の頬を伝う。
ほと💙
泣きながら口にしたのは、 僕の大好きな彼の名前だった。
そう、僕はI💙くんのことが好きだ。 …きっとI💙くんは僕なんかに 好意なんか抱いてないと思うけどね…w
いつもちょっかいをかけて来るけど 授業中は真面目で、 生徒会の仕事も淡々とこなす エリートの名に相応しい… 僕には不釣り合いな素敵な人。
僕はそんな人に恋をしてしまった。 それは悲しいぐらいに程遠い恋物語で。
叶うはずのないこの恋に、 僕は心の中で全ての青春を君に捧げる。
高校生活なんて関係ない。 ただ、君と少しだけでもいい。 少しでもいいから、君と恋愛をしてみたい。
ほと💙
自分で考えていて 笑えてくるぐらいの感情だ。 こんな時に限って、 君は側にいてくれないのに…
ほと💙
ほと💙
誰もいない静かな部屋で 僕は独り言をこぼす。
ねぇ、お願い。 僕を1人にしないで…
僕は心の中で 誰にも届かないこの思いを叫んだ。