留置所に来て数日が経った
この温かな場所もいいが
やはり我が家が恋しくなってしまう
一番の親友のnkがいる あの家が
nkは今頃どうしているだろう
壁にもたれてぼーっと考える
するとドアが開いて担当さんが現れた
担当さん
b r
期待に胸を膨らませる
担当さん
b r
ずっと待ち望んでいた
この日が来ることを
b r
担当さんに感謝を告げる
一緒に過ごした人達にも。
できることなら
留置所に送られたくはなかった
だけどたくさんのことを学べた
今では心の負担が減って 前より楽になった気がする
b r
ガチャ
玄関の方から音が聞こえ
俺は一目散に向かう
n k
b r
飛びついてきたbrを受け止め
抱きしめ返す
n k
b r
b r
涙声で不安そうに問いかけてくる
n k
n k
b r
brはひたすらに泣いていた
安心したのか
日頃の悲しみに耐えられなくなったのか
どちらにせよ
感情をはっきり伝えてくれたことが 嬉しいことには変わりない
彼は弱いとろこを なかなか見せなかったから
─────でも
嬉しい気持ちは
ほんの一瞬だった
地獄はさらなる地獄に豹変した
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
無実が証明されようが
1度日留置所に行った
この事実のせいで虐げられる
クラスメイト
蹴られ
地に倒れる
たくさん
踏みつけられた
いたかった
今までは暴力なんてなかった
だから耐えられた
でも
いたいのは
むりだった
こわくて
逃げたくて
来た校舎裏
涙を零しながら
うずくまる
独り
孤独に
周りも見えず
教師
教師
教師
顔を上げると
機嫌の悪い教師
教師
教師
教師
教師
教師
b r
校内では僕に居場所はない
北に行こうが
南に行こうが
どこに行こうが
痛いだけ
苦しいだけ
なかむがいても
もう無理かも
コメント
1件
犯罪者じゃないから戻ってきたのに...🙃ヨノナカッテリフジン