テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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積極的になれない潔の前に、積極的な潔(偽物)が現れる話

第1話 - こんにちは

1,013

2024年04月27日

#BL

#凛潔

#ブルーロック

#rnis

#腐ルーロック

ゆゆゆ

こんにちは

今回は短編ですね

簡単に言うと

潔の偽物が現れてどうしよう〜〜

っていう話です

とりあえず付き合ってて同棲してます

大丈夫な人はいってらっしゃい

では、どうぞ

え...

潔

えっと、、

潔

俺.....？？？

潔(偽)

うそ、

潔(偽)

...お前も、、俺？

凛

ｶﾞﾁｬ

凛

おい、潔そろそろ起き.....、

凛

...

凛

...は？

凛

...つまり

凛

起きたら自分と同じやつがいた、と？

潔

そうなんだよ！凛！

潔

ねえ、どうしたらいいかな...

凛

そんなん知るか

凛

そもそも起きたらもう1人自分がいるとか、こんなことあってたまるか

潔(偽)

そんなこと言うなよーー！りん〜〜！！

潔(偽)

助けてくれよぉ

凛

だから知らねぇって言ってんだろうが！！

凛

...

凛

つーか、

どっちが本物だ？

潔

...え？

潔

俺っ！

潔

俺だよ！本物！！

凛

お前か

潔(偽)

違うよ凛！！

潔(偽)

俺だよっ！

潔(偽)

騙されないでよっ！

凛

...お前か

潔

え...

潔

なんで嘘つくんだよ！！偽物！！

潔(偽)

偽物はお前だろ！！

凛

...

凛

1回黙れ

潔

...っ

潔(偽)

...っ

凛

容姿が同じな以上、すぐには本物はどっちだってわからねぇ

凛

だから、とりあえず3人で生活する

潔

はぁっ！？

凛

潔の性格とか癖は俺が一番よくわかってる

凛

話し合ってもわかんねぇんだからこっちの方が効率いいだろ

潔(偽)

そ、そんな

潔

...

凛

安心しろ潔

凛

俺ならすぐ分かる

凛

お前のことを1番見てきてるからな

潔

凛...、

潔

ありがとう...

潔(偽)

凛〜！！嬉しい！大好き！！

潔(偽)

ｷﾞｭｯ

凛

っ！

潔

っ！！

潔

こらっ！偽物！離れろよっ！

潔(偽)

なんで偽物のお前に言われないといけないのー？

潔(偽)

だいたい凛とは恋人なんだからハグくらいするだろ

潔

っ、

凛

落ち着け、潔

潔

...

潔

...うん、

潔

...ごめん

潔(偽)

じゃあこれからとりあえず3人の暮らしになるけど、

潔(偽)

早く俺が本物だって確信してくれよー？凛

凛

...

凛

...ああ

潔

...

突然だけど

俺は奥手だ

凛のことは大好きだけど

恥ずかしくなっちゃって

自分からグイグイいくなんて

俺にはきっと出来ない

潔

(はぁ、今日も、か)

潔(偽)

りーん！！おはよ！！ｷﾞｭｯ

凛

っ、

凛

ああ、はよ

潔(偽)

あ〜凛あったけぇ〜

潔(偽)

ずっとくっついてたい

凛

ずっとはやめろ

潔(偽)

ずっとじゃなきゃいいんだ？？

凛

...

潔(偽)

ふふ、凛大好き！！

凛

う、るせぇ...

潔(偽)

あー、照れてる！

潔(偽)

かわい〜笑

凛

うるせぇ黙れ！

自分が奥手だってわかってるからこそ

この光景を見るのが辛い

"俺"にできないことが、

偽物の"俺"にはできる

すごい悔しくて、

...すごい羨ましい

潔

(りんのばか、)

潔

(何が俺の事1番知ってる、だよ)

潔

(何も知らねぇじゃねぇか)

潔

(あんなに照れちゃってさ)

潔

...

潔

(やっぱり、ああいう"俺"の方が好きなのかな...)

潔

(今まで、俺のせいで不満持ってたのかな...)

潔

...

潔

(俺も、あんな風に、積極的に、いけたら...な、)

潔

ぐずっ

潔

(やばい、なみだがっ)

潔

(こんなとこ、みられたくない)

潔

(はやく、ここから、はなれないと)

潔

ﾀﾞｯﾀﾀﾀ(自分の部屋へ)

凛

...？

潔(偽)

おーい、凛？

潔(偽)

どうかした？？

凛

...いや、

凛

...

凛

お前はここで待ってろ

潔(偽)

え！？

潔(偽)

ちょっと、、まっ

凛

...

潔

グスッ

潔

う、うぅｸﾞｽｯ、、ぅ

潔

うぅ、り、んの、ばかぁｸﾞｽｯ

潔

う、ぁ、ｸﾞｽｯ

潔

おれ、ぅ、ほんもの、なのにｸﾞｽｯ

潔

なんで、ｸﾞｽｯ、うぅ

凛

...

凛

潔、

潔

っ！

潔

り、りん

凛

開けていいか

潔

だ、だめっ！

凛

...

凛

ｶﾞﾁｬ

潔

ぇ、

凛

潔、

潔

なん、で

潔

だめって、言ったのに、

潔

...ｸﾞｽｯ

潔

こんな、とこ、ｸﾞｽｯ、

潔

見せたくっ、なかったのにｸﾞｽｯ

凛

...

凛

ｷﾞｭｯｩ

潔

ぇ

凛

潔、泣きやめ

凛

お前が泣くと、心臓に悪い

潔

り、ん

潔

ありが...

潔(偽)

りーん！！！

潔(偽)

なんで置いてくんだよー！

潔

っ、

潔(偽)

...

潔(偽)

なに、この状況

凛

...潔

潔(偽)

...

潔(偽)

もう俺我慢できないっ！！

潔(偽)

凛っ！

潔(偽)

今すぐどっちが本物か決めろよ！！

潔

...ぇ

潔(偽)

俺、凛がそうやって偽物のこと気にかけるの、やだ！！

凛

...

潔(偽)

もう充分時間たっただろ！

潔(偽)

決めてよ！

凛

...

凛

...わかった

潔

...ぁ

潔

(やだ、やだ、)

潔

(このままじゃ、りんは)

潔

(おれをえらんでくれない...)

潔

(なにもできないおれなんて、えらばれないっ)

潔

(やだ)

潔

(すてられたく、ないよっ)

潔

うぅ〜〜っっ、う、ｸﾞｽｯ

凛

潔っ

潔(偽)

はっ、自分が偽物だって言われるのが怖くなった？

潔(偽)

もう結果はわかってるもんな？笑

潔

...ぅ、ｸﾞｽｯ

潔(偽)

さ、凛

潔(偽)

こんなの気にしないで言って

潔(偽)

どっちが本物か！

凛

...

凛

これでどっちが本物かわかった

潔(偽)

お！だよな〜！

潔(偽)

こんな泣き虫なわけねぇもんな〜！

凛

本物の潔は...

お前だよ

潔(偽)

そうだよな〜、やっぱおれ.....、、

潔

...え、

凛

ｷﾞｭｯ

凛

お前に決まってんだろ

潔

り、ん、...

潔

気づいて、くれたの...？

凛

当たり前だろ

凛

何年お前の恋人やってると思ってんだ

潔

うぅっ、り"ん〜〜っ！！

潔

ｸﾞｽｯっ、うっ、あ、ありがっ、ｸﾞｽｯ、と、う

凛

...ん

潔(偽)

...なんで

凛

...

凛

俺の知ってる潔世一は、

凛

極度な恥ずかしがり屋で、

凛

人の顔色疑ってばっかで

凛

自分の本心を隠して

凛

陰で1人で涙を流すような弱いやつだ

凛

...

凛

でも、

凛

誰よりも俺に喰いついてきて

凛

どんだけ跳ね除けても

凛

何度も何度も向かってくる変わったやつで

凛

どんだけ上手くいかなくても、

凛

どんなに高い壁でも立ち向かう

凛

...そんな、強いやつでもある

潔

...りん

凛

この中で、お前に当てはまるもんがあるか？

潔(偽)

...っ、

凛

そういうことだ、

凛

だから偽モンはてめぇだよ

潔(偽)

...

潔(偽)

...うそだ、だって、おれ、が、偽物、なんてっ、...

凛

信じられねぇんだったら、

凛

黙って見てろ

凛

...

潔

...え

凛

ちゅ

潔

んっ、

凛

ちゅぅ

潔

り、んっ、ま、って、んっ

凛

潔、好きだ

潔

っ、！

潔

お、俺もっ、

好き...、大好きっ！！

凛

...

凛

いなくなった、な

潔

...え

潔

...あ

さっきまであった潔(偽)の姿が無くなっていた

潔

ほんとだ

潔

...

潔

...よかった

潔

凛が、俺を選んでくれて...

凛

当たり前だろ、

潔

...でもっ

潔

凛、あっちの俺の方が好きそうだったっ！！！

潔

ずっと偽物ばっかとイチャイチャしてたっ！！！

潔

めっちゃ顔真っ赤にして照れてたっ！！！

潔

めっちゃ、嬉しそうだった.....ｸﾞｽｯ

凛

...それは

凛

...

凛

しょうがねぇだろ、、

凛

見た目がお前なんだから...

凛

偽物だってわかってたが、振り払えなかった...

凛

...

凛

悪い...

潔

...

潔

やっぱり、

潔

ああいう性格の方が、凛は好き...？

凛

...は？

潔

俺、あいつみたいに積極的にいけない...

潔

凛を満足させられない...

凛

...はぁ

凛

お前、バカだろ

潔

...えっ

凛

確かに積極的なのもいいが

凛

俺はお前みたいに、俺の言動にいちいち顔真っ赤にして反応するのを見る方が好きだ

潔

うぇっ、？

凛

俺がお前の心を乱してるって思うと気分がいい

潔

...言い方...

凛

...だから

凛

潔、お前は何も気にしなくていい

凛

今までみたいに俺の隣にいろ

潔

...

潔

ふふ

潔

俺って、結構凛に愛されてたんだな〜

凛

今更気づいたのか

潔

改めて感じた

潔

...

潔

凛、ありがとう

潔

さっきまでずっと不安だったけど

潔

ちょっと楽になった！

潔

...

潔

でも...

グイッ

潔

ちゅっ！

凛

ンっ！

潔

俺、見てて悔しかったんだ

潔

だからこれからは俺からも行動できるように、頑張るよ！！

凛

フッ

凛

いつまでも待っててやるよ

凛

時間はあるしな

潔

うん！

潔

いつか俺が凛を照れさせるんだから！！

凛

...やってみろよ

実はさっきの不意打ちキスでちょっと照れちゃった凛くん

これからどんどん潔が積極的になって、

ものすごいモンスターが生まれたとか...

潔世一の適応能力はここでも発揮されるのであった...

おかえり

なんか短編って言ったけど

果たしてこれは短編だったのか、、

ちょっといつもより長くなったけど

まあ、気にしたら負けってことで

補足です

偽物潔は、実は潔自身の心の願望から生まれました

だからすっごい積極的だったんですね

最後、凛が積極的な潔ではなく、本物の潔自身を選んでくれたことで心が満たされたことにより、偽物潔くんが消えたというわけです

まあ、ここら辺は気にしなくても大丈夫です

長くなりました

また次の作品で！

ばいばーい！

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ゆゆゆ

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