待合室
ガラッ
!
泉山
おっ遅れてごめんなさいねぇ
高峠
すみませんっ
頭を下げながら2人が入ってくる
いえ、大丈夫です
泉山
なんていい子なの...!?
心打たれる泉山
高峠
先輩?
泉山
えぇと...
泉山
早速、本題に入らせて貰うわねぇ
今のを無かったことにして
本題に入ろうとする
高峠
はい
はい
泉山
まぁ...
まずは自己紹介から始めましょうねぇ
まずは自己紹介から始めましょうねぇ
泉山
始めは高峠ちゃんからねぇ
自己紹介を開始する
高峠
分かりました
高峠
1年の高峠兎莨です
高峠
えっと...辛いもの好きです
高峠
よろしくお願いします
高峠は自己紹介を済ませると
軽くお辞儀をした
泉山
ふふっありがとう、次は霜下くんよ
霜下
...はい
霜下
3年の霜下雨翔です、
霜下
僕も、辛いもの好き...です
霜下
よろしくお願いします
今 自己紹介をしたのは
3年生の シモシタ アマト 霜下 雨翔
彼も軽くお辞儀をした
高峠
(あれ、この人どっかで会ったな...)
泉山
2人ともありがとぉ
泉山
私は放送部 部長
泉山
6年の泉山佳奈子よぉ
女神の様な自己紹介をする
泉山
仲良くしましょうねぇ
高峠
はい
霜下
はい
泉山は微笑む
霜下と高峠は頷く
泉山
じゃあ私は見回りしてくるから
泉山
2人は親睦でも深めててちょうだいねぇ
そう言って扉へと歩き出す
高峠
えっあ、はい
霜下
...はい、
2人が返事を終える頃には
泉山は待合室から出ていっていた
・・・
数分後
高峠
...
高峠
(何を話せと?)
高峠は困り果てていた
霜下
...
霜下はずっと俯いている
高峠
...すぅぅう...
霜下
?
少し顔をあげた霜下を見ると
少し赤かった
高峠
(緊張かな?)
高峠
霜下先輩!
大きく息を吸って
霜下に話しかける
霜下
は、はいっ
高峠
何か聞きたいこととか...
高峠
ありますか?
霜下
聞きたいことは...
霜下
特にない...かな、
高峠
ん〜...行きたいところとかは...?
霜下
行きたいところ...は、
霜下
放送部の寮とか、
高峠
寮ですか?
高峠
行けますよ、寝泊まりもできます!
高峠
放送部員と相方だけですけど、
にこやかに言う
霜下
じゃあ...案内とか...お願いしても、?
霜下
ずっと入ってみたくて...
高峠
ふ、いいですよ!
ソワソワしている霜下に
笑顔で言う
高峠
この後でも大丈夫ですか?
霜下
あっはい!
高峠
了解です!
高峠は微笑む
高峠
そうだ、
高峠
相方さんには寮の合鍵を渡すんですよっ
泉山に貰ったであろう
寮の合鍵をポケットから出して
霜下に渡す
霜下
ありがとう
高峠
いえ!
霜下
あの...
高峠
?
霜下
寮行く前に御手洗行ってきます...
少し頬を赤らめて言う
高峠
了解です!
そう言うと霜下は立ち上がり
部屋から出ていった