敦
中也が来る?
敦
そんな,。
太宰
あれ?意外ですね、もっと喜ぶかと思ってました
太宰
お気に入りの部下ですもんね
敦
ちが、、僕はそんな事思って接してない、
太宰
別に,いいですよ,どうせ敦さんも無意識にやっているだけでしょうし,
太宰
別に,中也がどうだろうと私には関係ないですし,
敦
太宰くん,僕は,
太宰
平等に接してた なんて言わないでくださいね,
太宰
流石に怒りますよ
敦
ッ 話を聞いてほしい
敦
太宰君
敦
僕は2人に平等に接せなかったかもしれない。
敦
けど,仲間として僕は2人を信用していた
敦
太宰くんなんて,作戦を完璧にこなすし,周りの人をよく操れていたし,、。それに,。
太宰
やめてくれますか?
太宰
私はそんなの求めてないんで
太宰
私が求めているのは敦さんだけです
太宰
敦さん
太宰
一緒にポートマフィアへ戻りましょ
敦
、。
敦
、。、
敦
太宰くん
敦
僕は,確かに,この手で数えきれない人を殺めた
敦
その罪は消えない
敦
だけど,今の僕にはすべき事があるんだ
敦
だから,僕は
ポートマフィアには戻らない
ポートマフィアには戻らない
俺がようやく着いた時に聞こえた声
はっきりとした、聞き覚えのある声
中也
どう言うことですか?敦さん
敦
中也!?
中也
ポートマフィアには戻らないなんて,。冗談ですよね,
敦
、。、
中也
敦さん,。
中也
(なんで、上手くいかねぇんだ、)
全部、全部、
信頼した人は全員俺を裏切る
、、、そんなのとっくに知ってたのに
なんで、俺は信頼しちまったんだ、
もう、裏切られたくねぇ、
敦
(本当にマズイ、。)
敦
(太宰くんに揃って中也まで、、ここから逃げるのはほぼ不可能だ、、)
敦
(なら、なんとか説得しなきゃ、)
敦
(僕は、ポートマフィアには戻らない、もう関わらないで、って、伝えなきゃ)
敦
中也!僕は、ッッ、、
中也
敦さん、覚えてますか?俺が拾われた日のこと
敦
、、?
敦
覚えてるよ
中也
敦さん、言ってくれましたよね、どんな事があっても僕が守る。って
敦
言ったけど、、
中也
なら、、なんで、裏切ったんですか?
敦
それは、人を殺すのはもう嫌で、
中也
違う!!!俺が言ってるのはそうじゃないんです!
中也
なんで、"俺"を裏切ったんですか?
敦
、ッッ、
敦
中也、僕は2人に僕の代わりにポートマフィアを支えて欲しくて、、
中也
それが、俺を拾った理由ですか?
敦
違う!!そんな事、
中也
それでも、結果的に裏切ったのは敦s
太宰
ストップだ 中也、
太宰
息が上がっている
太宰
走ってここまで来たのに大声で話すからだ、
中也
っ、、
太宰
それに、目的が違うだろ、私たちの目的は、
敦さんを取り返すこと
それがどんな手段でも、
中也
わかってるってんの
太宰
じゃあ、いつもの感じで頼んだよ
中也
ハイハイ、
''いつも通りな"
空気が変わった
ひりつくような空気
敦
(、、、これは僕の判断ミスだ)
太宰
敦さん、私達が最初にポートマフィアの任務についた時言いましたよね?
太宰
【どんな相手でも油断したらダメだ】
太宰
少しの気の緩みが命取りですもんね
太宰
ね〜敦さん
敦
、、、本当に、いい性格になったね、太宰君、
太宰
お褒めに預かり光栄です
太宰
それで、敦さん。降参する気はありませんか?
太宰
私も敦さんを傷つけたくないんです
敦
そう言って、僕の異能を無効化させようとしているのは分かってるよ
太宰
そんな、違いますよー
太宰
私の目的はただの説得
太宰
わざわざ、そんなゴリ押ししませんよ
太宰
私はね、
敦
、、、
敦
まさか!!上か!!
中也
すいません、敦さん
敦の上にコンクリートが落ちてくる
それと同時に、中也は敦を押さえつける
敦
グフッ 、、
太宰
敦さん、少し動きが鈍りましたか?
太宰
まぁ、探偵社なんて、平和な所にいたらそうなりますよね
敦
ッッ、、異能力!!月下z
太宰
異能力 人間失格
太宰
異能力を私の前で使えるほど甘いと思っていましたか?
敦
本当に厄介な異能だね
太宰
そんなこと言っていいんですか?
太宰
今の状況、どう見ても危機的状況ですけど、
敦
うん、、だから、どいて欲しいなー
敦
(、、、中也が、僕の上に跨り、押さえつけている。太宰君は中也の後ろ。
敦
(つまり異能を解除させるには中也をどける必要がある。だけど、それは不可能 つまり、)
敦
詰み,,
これはもう覆しのない事実だ
中也
敦さん、
中也
もう一度聞きます
中也
一緒にポートマフィアへ帰りませんか?
敦
、、、
それでも、
敦
、、ごめん
敦
それは出来ないや、
探偵社を裏切ることは出来ない
中也
そうですか、
異能力 重力操作
敦
ボギッ グアッゥ
中也
敦さん、それなら俺は貴方を無理やりにでも連れ去ります
中也
もう、裏切られないために、
中也
裏切らせないために、、
中也
もう二度と、、
貴方を離さない