/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
藤士郎が現世に行って4日目
蓮遠
……？
最近、どこからか視線を感じる
後ろを振り向いても生徒や先生が 歩いたり喋ったりしているだけで 特にこれといって何もない
蓮遠
気のせいなんだろうけど……
蓮遠
（少し、気になる）
気味が悪く教室に入る
？？
………
晴
あ、蓮遠ー！
景
こっちこっち！
蓮遠
お待たせ
放課後になり、景と晴と合流する
今日は生徒会の活動自体が休みだった
その話をすると遊びに行こうと 2人が誘ってきてくれたのだ
景
んじゃ行こーぜ
蓮遠
ええ
どこに行くのかはお楽しみらしく 2人について行った
？？
……て
？？
…ゃあ、……も………
蓮遠
わぁ……！
景
どう？いいっしょ
連れてこられたのは内装などが 自分好みのカフェ
蓮遠
うん、とてもお洒落なカフェ……！
晴
はい、これメニュー
晴
今日は甲斐田達の奢りだから、何でも好きなの頼みな
蓮遠
ありがとう
メニューを開いて見るが、 どれも美味しそうで迷ってしまう
蓮遠
どれにしようかな……
景
いやー、良かった
蓮遠
何が？
景
藤士郎が現世に行っちゃったからなんかするんじゃないかと思ってたけど
景
まさか初日から中々帰ってこないなんて思いもしなかったからさー
蓮遠
あー、あはは……
あの日家に帰ると、景と晴が家にいた
2人曰く、一緒にご飯を食べようと 家に上がり、待っていたらしい
藤士郎に普段帰ってくる時間など そのほか色々聞いていたらしく、 あまりにも帰ってこないので 心配されていた
蓮遠
ご迷惑をおかけしました……
晴
まぁまぁ
次の日から迎えが着こうとしたので 「いつもと同じ時間に帰ってくる から！！」と頑張って止めた
蓮遠
（藤士郎もだけど、2人も大分私に過保護すぎでは……？）
本人達には言っていないが 割とそう思ってる
私が未成年だからだろうか、 それともーー
晴
蓮遠？
蓮遠
あ……ごめん、聞いてなかった
晴
いや、食べたいの決まったかなーって思って
蓮遠
えーと、じゃあこれにしようかな
晴
おっけー、すみませーん
注文し、話は学校のことに変わった
景
最近学校はどうなん？
蓮遠
学校は……
蓮遠
（そういえばなんか視線を感じるんだよな）
蓮遠
（まぁでも気のせいだろうし、話すことでもないよね）
蓮遠
普通かな
景
普通かー
晴
まぁ変わってなさそうだしね
景
な！学校久々に見たけど校舎とか全然変わってなかったし
晴
そんなポンポン変わってる訳ないだろ
藤士郎と景、晴は桜魔学園の 元生徒だった
生徒会でもあり、その時は3人で 仕事が回るほど優秀だった
蓮遠
（確か、景が会長で晴が書記、藤士郎が会計だったかな）
蓮遠
（今じゃ優秀な祓魔師と研究者、官吏だもんね）
学校の図書室にアルバムがあるし、 今度見に行ってみようかな
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
