ショウタ
ミヨちゃん!
ミヨ
え、何?
ショウタ
一緒にお昼食べない?
ミヨ
いいけど
ショウタ
やったー
ミヨ
いただきます
ショウタ
いただきま〜す!!
ショウタ
てか、ミヨちゃん、料理上手なんだね!
ミヨ
そう?
ショウタ
うん!綺麗だもん!
ショウタ
俺なんか料理出来ないからいつも売店のパンだよ
ミヨ
ふーん
パクッ
ミヨ
あっ!それ!
ミヨ
私が食べようとしたやつ〜
ショウタ
ごめんごめん〜
ショウタ
ん!うまっ!
ミヨ
ほ、ホント?
ショウタ
ホント!こんな美味しいご飯が毎日食べられたらなぁ〜
ミヨ
(毎日…か)
ミヨ
教室戻ろ
帰り道
ショウタ
一緒に帰ろ!
ミヨ
う、うん
ペラペラ
ショウタ
ミヨちゃんって、帰り道、本読むんだ
ショウタ
危ないよー?
ミヨ
これは、小学生の時からだから
ミヨ
もう慣れちゃってるんだよね
ショウタ
そーう
ヒョイッ
ミヨ
あっ…!
ショウタ
へーえ、こういうの好きなんだ〜
ミヨ
うん、恋愛小説が好きで、
ミヨ
読んでるこっちまでキュンキュンするっていうか…
ショウタ
…
ミヨ
あ!ごめんね、語っちゃって…
ミヨ
気持ち悪いよね…
ショウタ
いや、たださ、
ショウタ
ミヨちゃんは、そういうのが現実になって欲しいとか
ショウタ
思う?
ミヨ
んー、そんなに願ったりはしないけど、
ミヨ
現実にあったら、素敵かな〜
ショウタ
じゃあ、俺が叶えてあげるよ
ミヨ
?