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春はとても暖かく
その中で
私はあの高校の門を通る…
私はそう思っていた
なのに…
なんだよここ!
今、春だよな?
なんで桜が咲いてないんだ?
何故「緑」?
え?というかそもそも桜の木じゃないのか?
いや、桜置けよ!
そんな感じで、学校に文句を心の中で言いながら錆び付いた門を通ろうとしていた
???
???
???
???
???
なんて会話が後ろから聞こえてくる
朝っぱらからスゴいな…
兄弟なんていないから
朝からそんなに怒鳴ることなんてないし
ホントにこんな姉妹いるんだ
なんて感心していた
すると、真後ろから
というかほぼ耳元で
すんごく大きい声が聞こえた
???
玲
???
痺れを切らした私はつい怒鳴ってしまった
玲
そう言い、後ろを向くと真逆と言っていいような女子が二人いた
片方はロングで 「ザ・清楚」 って感じで
もう片方はショートカットで、カッコいいというよりかは可愛いくてヤンチャって感じ
まあ、どっちも可愛いことは変わらない
???
と、ロングの人が言う
すかさず私も
玲
と言った
すると、ショートの人がこちらをまじまじと見だしはじめた
玲
???
???
???
天音
???
???
寧音
天音
天音
玲
天音
天音
天音
天音
寧音
天音
天音
天音
「私"も"」って言葉がすごく引っかかる
確かに私は落ちた
でも、こんなに呑気なヤツとは一緒にされたくない…
玲
玲
天音
玲
玲
天音
玲
玲
玲
私はさっきと同じようにまた走り出した
寧音
こうして私は次の日から不登校になった